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株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

新年度入り

2022-03-28 09:38:27 | 株式投資
今週30日(水)から相場は実質新年度入りだ。日経は年度末にかけて急速かつ大幅に3600円程度戻した。この動きは明らかに需給要因によるもので、投資環境が際立って好転したわけでもないから、4,5月にかけて上げ幅の半分程度は下げて26000円台に入りそうだ。この程度なら自然体の調整だからとりわけ問題視することもないが、スタグフレーションの懸念が現実味を帯びてくると再度25000円前後があっても何ら不思議でもないだろう。一方、上値は30000円を奪回するような動きは当面はほぼ望みがたく、直近の28000円台が戻りの目安となりそうだ。株価は大幅に戻したが上げ続けるような好材料が出たわけでもなく、年度替わりを境にいったんやりつくした感が出そうだ。決算発表位まではまだまだ乱高下が続くとみている。

これ以上戻す好材料はない

2022-03-23 16:43:16 | 株式投資
ここ数日で日経は急速かつ大幅に戻した。 値動きのよさに便乗した指数買いと配当取りの資金が一気に買いを加速した感じだ。しかし客観的に見れば何ら好材料が出て投資環境が好転した訳でもないからここは冷静に対応すべきだろう。節を抜いたことで調整完了との見方が出てきたが、個人的にはこのまま28000円台が定着するとはとても思えない。年度が変われば需給要因はむしろ悪化し動きは変わりそうだ。これ以上戻す好材料はない。この短期間の戻りはほぼ仕上げの段階にあると判断している。

期末配当狙いは見送り

2022-03-16 09:22:26 | 株式投資
このところ高利回り銘柄の株価はしっかりしているが、おそらく期末配当狙いの買いが下支えしていると思われる。環境に好転の兆しは見えず新年度入り後の大幅下落も懸念されるので配当狙いは見送るつもりだ。杞憂に終われば良いが半信半疑で懸念を持ちながら仕込むのも中途半端なので何もしないことに決めた。個人的には、早ければ4月、一旦リバウンドしても夏場にかけて大幅調整をみている。超低金利下で高配当は魅力的だが、上期中に上昇トレンドに転換するようなことは考えにくいので大幅調整がない限り動かない。

何となく気持ち悪い

2022-03-09 11:30:18 | 株式投資
株価はやっとリーズナブルな水準に来たと思っている。これまでの個人的なやり方だと、本来なら25000円割れから仕込みに入るところだが、何となく異様に気持ちが悪くて買い入れを躊躇している。このマーケットの弱さは不況とインフレというスタグフレーションの懸念を先見してるのではとも思ってしまう。景気が失速しても金融緩和策はとれない。漠然とではあるが、ロシアのウクライナ侵攻は落着しも世界経済に影を落としそうだ。冷戦は終わっていなかった。ひょっとしたらここから2000~3000円位下があるかもなどと思うと気持ちが揺れ動く。 何れにしてもコロナバブルは終焉しており戻りに転じても上値は重いだろう。新年度入り後も急落の懸念は引きずりそうだ。 様子を見ながら節目とみられる24000円前後でチャンスがあれば仕込む計画だが、26000円台へ戻せば欲張らず手仕舞うつもりで臨みたい。

視界不良

2022-03-02 11:12:10 | 株式投資
新年度への期待感は強いが、むしろ年度替わり後が怖いのではないだろうか?需給面で配当目的の買いはなくなる。機関投資家にとっては年度末がコストになるから、期が変わればリバランスを進めやすくなる。ロシアが強硬なだけにこの混乱は当初想定より長期化しそうだ。世界経済への悪影響は当初言われていたような軽微なものでは済まなくなるだろう。インフレ昂進懸念、ウクライナ問題など視界不良で新年度入りすれば好転するというものはほとんどない。夏場にかけて株価は業績の停滞を背景に水準を切り下げる懸念が強い。ここまで視界不良だと個人的には今年はどうも楽観的にはみれない。年後半には少し変わるのかもしれないが、足下では急落前に見られる不気味な雰囲気を感じている。プーチンのウクライナへの侵攻という予期せぬ問題で相場は軟調だが、実体は客観的に見て世界的なコロナバブルが終焉したということのように思える。大きく売られればある程度戻すだろうが、これまでのような高値を窺うような戻りは難しくなったようだ。