株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

下がらなければ御の字、上がれば儲けもの

2017-12-24 16:05:22 | 株式投資
上がってくると長期投資の有効性が叫ばれるが、成熟経済下での市場に長期投資の有効性はない。収益率は始点と終点の期間の取り方で決まるから説得力は全くない。長期なら報われるというのは都合の良い期間を取った誤魔化しに過ぎない。間違いなく言えることは、期間に関係なく、短期なら短期波動の中で安いとき、長期なら長期波動の中で安いときに買うしか勝つ方法はないということだろう。3万円に向かうとみれば買っても良いが、25000円程度を高値とみるなら高くても20000円前後がなければ買えない。現状の相場位置は歴史的には仕込みにはリスクが大きすぎる水準だ。来年相場については下がらなければ御の字、上がれば儲けものぐらいにしか考えていないが、その中で意外性があるとすれば、マイナス金利政策の修正期待および金融業界リストラ、再編期待で市場が懐疑的な金融株か?このあたりが上がらないとテーマをとっかえひっかえした往来相場に終始し、マーケット全体が大きく上昇することはないだろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下がらないだけまし

2017-12-07 11:28:58 | 株式投資
昨日は中東リスクで急落したが今日は4日振りの反発と何だかよく分からない相場だ。好業績はほぼ織り込み株価は高値圏なので暫くはナーバスな動きが続くような感じだ。何か好材料でも出ないと往ったり来たりだろう。この時期は税金対策から損益抱き合わせの売買も増えるからすんなり上昇と言うわけにもいかない。年末年始に多少盛り上がっても大きく上がることも期待出来そうにもなく、逆に悪材料には過度に反応するから要注意だ。出遅れのメガバンクあたりが買われないと期待はずれの年末年始となりそうだ。当面は好材料は乏しく下がらないだけましと考えて臨むべき段階と見ている。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする