良い子の歴史博物館

訪れたことのある博物館、歴史上の人物、交通機関についての感想、小論など。

白川郷、菅沼合掌造り集落(五箇山)

2005年09月29日 | 遺跡・史跡
1995年「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録された。
岐阜県の白川郷はかなり観光化されており、団体観光客でいっぱいだった。
雪景色のライトアップで有名になったところだ。
外国人観光客も目立つ。
幾つもの合掌造りの民家が公開されているが、それぞれで300円程度を払わなくてはならない。
2軒ぐらい見学すれば、大体似たような感じがするので、他は見なかった。
どうも人が多すぎてゆっくり見学する気がしなかった。

すぐに富山県五箇山へ車で向かう。
あいにく雨が降り出し、水墨画みたいな風景が続く。
菅沼集落で車を降りた。
白川郷と異なり、見学者が少ない。
その分、のんびりしている。
何となくほっとした気分になった。
菅沼も世界遺産に登録されている。
合掌造りの上の階に上るには急な梯子階段を登る。
娘を抱き上げて登るので、降りるときちょっと注意が必要だ。
養蚕用具などが展示されていた。

他にも世界遺産登録地区の合掌造り集落がある。
五箇山の各集落の方が見学者が少なくて、気分が落ち着くような気がする。
古き昔の民話の世界みたいな雰囲気である。
但し、こきりこ唄の館や和紙の里の周辺は観光バスが乗り付けていて、人手が多かった。

車で庄川沿いを行くとダイナミックな渓谷を見ることができる。
すばらしい眺望だった。