良い子の歴史博物館

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スペースシャトル

2005年10月04日 | 交通機関
スペースシャトルと国際宇宙ステーション(ISS)建設についてNASAのグリフィン長官が「誤りだった」と表明したそうだ。

ことに過去30年にわたって米国宇宙開発の中心であったスペースシャトルを「失敗」と断じたわけだ。
グリフィン長官は議会でも同様の発言をしたことがある。

スペースシャトルに見習い、旧ソ連でブランを開発しようとした。
これからの宇宙への乗り物は、有翼の往復可能な宇宙船になるに違いないと思わせた。

だが、様々な構造的欠陥から、スペースシャトル計画は順調には進まなかった。
「NASA有人月探査復帰に対して」と題するブログによれば、
「再利用型有翼宇宙船は、宇宙を飛ぶ飛行体として無駄が多い」そうだ。

NASAは新たなシャトルも計画しているとの報道もあるので、断定はできないが、
かなりの軌道修正を進めようとしているのだろう。

一度、イメージされた新技術デザインから抜け出すことの難しさがある。
優れた世界最高の技術者集団で成るNASAですら、固定概念から抜け出し、
軌道修正するのに時間がかかったのかもね。