Fireside Chats

ファイアーサイド・チャット=焚き火を囲んだとりとめない会話のかたちで、広報やPRの問題を考えて見たいと思います。

見事なカンファレンス進行

2006年05月31日 10時54分54秒 | Weblog
ということで、連合のブロガー懇談会に参加した行きがかり上「RTCカンファレンス」に参加してきた。

なるほど、こういうシンポジウムはおもしろいなあ。
主催の「ちょーちょーちょーいい感じ」の保田隆明さんも「近江商人JINBLOG」の上原仁さんも力まず自然体で進行していく。
「素人目線」を大事にして、ゲストの連合の山根木さん、大橋さんに税制への質問をなげかけ、その回答にファシリテータの「ガ島通信」藤代裕之さんが絡むというスタイル。
質疑応答の詳細は、チミンモラスイ?さんのサイトが見事にまとめてくれている。

ひとしきり終わった後は、参加者によるグループディスカッション。
ここでのお題が秀逸。

■ケーススタディ
-将来のある日、あなたが首相になりました。しかし、喜びも束の間、日本国が財政的にパンクしそうです。費用削減と増税のパッケージプランを考える必要がありそうです。
 そこで、どれか1つの公的サービスの費用を大幅に削減し、新たな税金をつくることにしました。どの公的サービスの費用を削減し(対象世代も含め)、どんな新種の税金を導入しますか?


このお題を突きつけられて、国の財政の根本をまったく理解していない自分に気づいた。

みなさんはどうですか?