Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

少年ジャンプ16号感想

2006年03月21日 | マンガ
表紙は両さん、自分の銅像と肩組み合ってます。
しかしこの銅像、似てネエ!マユゲのあたりが完全に間違ってると思います。

「こち亀」初々しい新人の頃の両さんですが、マユゲが細いじゃないですか。まるで別人。昔の亀有の様子が見られて良かったです。

「アイシールド21」阿含とヒル魔がつるんでいた頃のエピソードで、その果てしないスタミナが語られています。スタミナもあるし反応スピードも人間の限界ぎりぎりまであるとなっちゃ、もう肉体では無敵じゃないですか、もう。デビルバッツに勝ち目はあるのか?そういえば雪光の出番はどこにあるのやら。

「銀魂」甘味王決定戦・団子の大食い勝負の巻。団子のタテ喰いは言うに及ばず、団子の投げ入れ喰いの技まで出しました!宇宙最強の胃袋、神楽ちゃんが大活躍!・・・と思ったら目にタレが入ってリタイアしてしまいました。期待はずれでした。勝負は何が起こるかわからないものなのよね。対する力士チームも限界。デブは意外と食べられないのだったわ。銀さんが最後の一本を口に押し込み、勝利しましたぁ!持病の糖尿を押しての出場、まことにあっぱれでした。ここに健闘を讃えて感想を終わります。

「太臓もて王サーガ」この世界でも杉の「生殖活動」(そんな言い方ないわ!)が盛んな時期のため、花粉症が発症。それも魔界の植物・フズアケ杉(ふざけすぎ!)の花粉症だという。木の根元がいやらしいこの杉のせいで町は大混乱。(その混乱振りをもっと描写できたら、大先生ももっと売れるようになるんでしょうけど、そこんところが今ひとつ押しが足りない印象です。)くしゃみをすると服がバリビリバリーンと裂けてしまうのでした。買ったばかりのジャケットを真白木さんの腰に巻かれた宏海の嘆きやいかばかりか。なつかしいタイムボカンネタで「アラホラサッサー」とさしずめドロンジョ、アイスちゃんの命令に従うふたりでした。しかしあのジャケットずっと真白木さんが着てますな。

「ムヒョ」ロージーも頑張って「破魔竃の術」を放ちます。しかしそれをムヒョが止めて・・・。トーマスがゴリョーを盾に使うのでこの技は使えないのでした。危ない危ない。そこで使い魔のキリコが地獄の蟲を追い返すことに成功、意外に使えるね。さて、場面変わって魔法律協会「四賢人の間」。ペイジさんもおるではないですか。どこが賢人なのだと、ちょっとそこへ座りなさい、己の胸に手を当ててよぉ~く考えてみるがよろしい。ほれ、言わんこっちゃナイ、大事な「禁書」とやらを盗まれていますがな。またこの失態を隠そうとする賢人さまたち、この協会は根本からダメダメです。

「リボーン」ツナも猛特訓で、気力のコントロールを身につけようとしています。了平もコロネロ直伝の技を身につけました。もうかめはめ波でも出せそうな気がします。順調に進んでいたかに見えた修行ですが、あと5日はもつはずだったニセモノの指輪の正体がばれてしまって、もう修行の余裕はなくなりました。メシ喰ってる場合じゃないって。

「ネウロ」Xがなりかわったカボチャ人間が誰なんだかちっともわかりません。これはマンガならではの表現ですよね。実写じゃむりだし。笹塚刑事ではこの先家族惨殺の謎を解く話が立ち消えになっちゃうんでこれはなかろうかと。娘はカボチャと会話しているのでこれもなし。残るは3兄弟とエリザベスちゃん(犬)と石垣?ほんとに推理マンガみたいになってきました。
ヤコちゃんの好物は「皿鉢料理」です。ヤコちゃんなら一人で平らげられそうだ。

「ツギハギ」この世界は外洋へでるのに手作りの手漕ぎボートですよ。モーターはないのか、ヤマハはどうした。地震で隆起した島が戦艦が浮上したみたいにしか見えません。百人一首でおなじみ小野篁の名前をこんな奴に使うな!漂流作家がこんな人間のくずばかりなのかとガッカリ致しました。
なにわ突撃隊手漕ぎボートで琵琶湖縦断

「エスキース」スケッチのことか、少年の人生のひとコマを切り取ったといったところかも。「ドーミエ」でみせた構成の妙はさらに練られており、主人公の心情も良くかけております。何度も時間が前後して二つの事件が合わさるのですが、混乱せずに読めるのはその力量ゆえか。トビラの主人公のプロフィルに「ポケットの中身」が「輪ゴムとかゴミとか」とあるのが、とっても重要だったりするのです。天然パーマのミスディレクションもありでしょう。
絵柄も好感が持てるし、良くできたお話だけど、ジャンプらしくない漫画。


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