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同盟国でない韓国という国

2008-06-12 19:18:31 | 韓国
ライス国務長官「日豪は同盟国、韓国はパートナー」

ライス米国務長官は外交専門誌「フォーリンアフェアーズ」(7・8月号)への寄稿で、
日本とオーストラリアを「同盟国」、韓国を「グローバルパートナー」と
それぞれ表現した。表現の違いは何を意味するのか。


ライス長官は同誌のカバーストーリーとして掲載された
「国益を再考する~新たな世界のための米国式現実主義」と題する寄稿の中で、
「民主化がアジア太平洋地域で進んでいる。このような変化が
米国の同盟範囲を拡大させ、米国が(他国と)共有する目標を前進させている」と
指摘した。

ライス長官は、「米国はオーストラリア、東南アジア、そして
日本と強固で民主的な同盟関係を共有している」
とした上で、日本については、
「正常な国家を目指す経済大国であり、米国の価値観をアジアやその先においても守り、
広めていく能力を持っている」と評価した。

韓国については、「貧困と独裁から民主と繁栄へと歩んだ歴史を誇る韓国も
グローバルパートナーになった」と位置づけた。


ライス長官の寄稿文は国家安全保障に対する見解を示したもので、
日本、オーストラリアを同盟国と表現し、韓国をパートナーと形容したことは、
米国で変化しつつあるアジア太平洋地域の安全保障戦略概念の一端を垣間見せるものだ。
米国では日本・オーストラリアとは異なり、韓国に対しては
「パートナー」という表現
を使うのが一般的
となってきている。

米国はアジア太平洋地域で日本、オーストラリアと三角同盟を形成することに重点を置き、
韓国の戦略的価値は低下し続けている。昨年9月には日米豪3カ国の首脳が
シドニーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に別途会合を持ち、
3カ国による安全保障協力を再確認したことも一連の流れを示すものだ。

米国とさまざまな面で対立した盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権期に
米国で韓国に対する信頼度が落ちたことも影響を及ぼした。

ワシントンの外交筋は「日本とオーストラリアに対しては、いかなる政権も
反米感情を利用することはなく、米国との同盟関係を維持するという信頼がある。
韓国に対しては日豪ほどは信頼できないという評価が広まっている」との認識を示した。

ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員

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米国にとって同盟国であるはずの韓国が、公の場で「同盟関係」とは別に
「パートナー」と分けられたのは、政治的に深い意味があるのでしょう。
一昔と違い、戦争に対する武器の使用方法は変わり、紛争地に必ずしも近接しなくても
牽制の役割はミサイルを使えばこと足りる現在、「反米」にやっきになっている
韓国という国に「同盟国」という「信頼」を寄せるのは難しいでしょう。
米国の米軍再編(トランスフォーメーション)と後押しとなって、米国から見た
韓国の地位も落ちたのでしょう。

国家と人間は同じではないでしょうが、自分に悪態ついて、都合の良い時だけ
擦り寄る人間を「友人」とは考えないでしょう。
中国と違い、賃金や消費者という観念でも、米国にとって「美味しい国」ではなく、
中国やロシアに対する牽制以外、「友好関係」を築く意味がないでしょう。

とはいえ、日本にとっては「米国から信用されてねーぜ」と喜ぶばかりでは
意味がありません。
韓国が中国の属国化しても困るものです。
(すでになっているという話もありますが)
そんな中国に対する意味でも米国と韓国は「パートナー」として、適度な関係を
築いて欲しいものです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2009-05-02 08:41:48
韓国が中国の属国化しても困るものです。>>

いや、中国の属国化してくれた方が日本側として、対処し易いと思います。


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それも良いですね (マグカップ)
2009-05-24 18:46:29
笑い話としては良いですね、賛成です
でも韓国以上にヤクザは中国が対馬すぐ先まで勢力を伸ばすのも国防上良くないように感じます。

空想的な理想は大陸ごともっと離れて欲しいものです
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