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「朝鮮語を体制化した」(韓国)

2006-04-05 18:57:36 | 良い話(韓国)
545 :マンセー名無しさん :04/07/14 22:16 ID:YZXyx8vL

黄文雄氏は著書「韓国人の反日、台湾人の親日」の中でこう述べている。

『韓国人は、もともと日本人と同じように教育水準が高かったと
考えている人が多い。しかし、それは大きな間違いである。
日本は、江戸時代からすでに藩校や寺子屋がかなり発達し、大衆教育が普及していた。

しかし、朝鮮半島は、書堂も学堂も普及していたと思われがちだが、そうではない。

李朝時代には、漢文教育が主流で、ハングルは一顧だにされなかっただけでなく、
禁止されていた。両班以外の庶民の教育は反対されていた。
漢字が庶民やにかんたんに読まれたら、権威がなくなり、
たまったものではないからだ。だから儒教文化圏は、韓国にかぎらず、
その社会構造が基本的に愚民社会を前提にしている。

二十世紀に入ってから、辛亥革命以後の中国では、国民学校教育が提唱されたが、
真っ向から反対するのが文人であった。
彼らに言わせると、一般大衆まで教育を受けたら、農民も労働者も
文字が読めるようになり、それこそ「斯文掃地」
(文化が地に捨てて掃いたものとなろう)と、こぞって反対した。

農民も働き手の子どもが学校にとられるのを極力反対して、
校長が父母を説得するのが大変であった。それは台湾でも同じであった。
今世紀の初めごろ、朝鮮半島のみでなく、台湾でも教育を受けたとみられる
学齢期の児童は数パーセントしかいなかった。

しかし、日本人が朝鮮で教育を普及させたことを認めたとしても、その教有の目的は、
「愚民教育」にあると主張するものも少なくない。なんと非論理的な、
ただの言いがかりであろうか。儒教文化圏の愚民政策社会に教育を普及させたのは、
日本の教育熱であることを忘れてはならない。朝鮮語は、東北、西北、中都、西南、
東方、済州島の六つの大方言区分に分かれ、李朝時代には、言語的には
けっして統一されてはいなかった。

そこで、朝鮮総督府は、朝鮮語を体系化したのだ。
両班は漢文・漢語を中心に、諺文(おんもん)、諺語を排斥、軽蔑していた。
ソウル語を標準語として、漢字、ハングル混じりの文章を体系化したのは、
統監政治以後の日本人言語学者と教育学者を中心とする専門家の努力によるものだ。』

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