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『日本軍は香港で何をしたか』

2006-04-05 18:58:18 | 日本の良い話
114 名前:日本@名無史さん :03/08/05 17:06

『日本軍は香港で何をしたか』
  謝永光著 森幹夫訳
  四六判/264頁/9310  価格:2300円 社会評論社 より
P.36,37
 九龍が占領された翌朝、農夫の姿に変装した二人の女性が、有名な作家侶倫
(原名李林風)の家の門を叩いた。頭巾をとると、鑽石山(ダイヤモンド・ヒル)の
某映画製作所に避難していた女優であることが分かった。

彼女たちは恐怖に引きつった表情で、日本軍の馬丁に暴行された
昨夜の出来事を打明けた。
 当時の鑽石山はまだ一面の荒れ山で、未完成の映画制作所があるだけだった。
製作所の経営者は避難してきた彼の会社の管轄下の職員や俳優をかくまっていた。
最初の数日間は平穏無事で、「皇軍」の姿は全くみられなかった。ところがある日、
突然五、六人の‘獣兵‘が現れ、麻雀をしていた四人の女優を輪姦したという。

前述の女優は日本軍の馬丁に暴行されたが、この馬丁とは恐らく
朝鮮人に違いなかった。
当時朝鮮は亡国の運命を辿り、台湾も日本の植民地であった。
日本は兵力不足のため、大量の朝鮮人や台湾人が戦場に駆り出されていた。
香港占領期間中、多くの朝鮮人が日本の軍服を着ていたが、一般の日本人よりも
背が高く、日本の正規軍よりももっと凶暴だった。
このとき民家に乱入して婦女暴行を働いたのは、ほとど人の手先となって
悪事を働いていた朝鮮人であった。
当時香港住民は日本軍に対すりももっと激しい憎悪の念を彼らに抱いた。

P.142
(日本軍占領下の香港では)
アヘン販売や売春市場は朝鮮人が中心となって取り切っていた。
ちなみに、この本の著者は日本軍による香港占領を体験した鍼灸医です。

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