人的支援は拒否していたが、最初の人的支援は日本になったのだとか

人的支援の受け入れ困難と中国　国内から疑問も

中国政府は四川大地震をめぐる国際社会からの支援受け入れについて、
「物と金」は歓迎するが、人的支援は「準備が整っていない」として
受け入れない姿勢を示している。被災地の状況が大混乱、
「現地では国際緊急救援隊を受け入れるだけの態勢がない」（中国政府筋）ことが
大きな理由のようだ。しかし、生存者の救出は地震発生後
３日間が最も重要とされるだけに、中国の姿勢には国内から疑問の声も出ている。

北京の外交筋は１４日、中国側の受け入れ拒否は政治的なものではなく、
技術的理由に基づくとの見方を説明。
「宿泊施設や食料を自前ですべて用意できる軍隊型組織でないと現地入りできないようだ」と
指摘した。同筋によると、日本の派遣提案について中国外務省は当初、
受け入れに前向き姿勢を表明。国際社会との連携を内外にアピールできるとの
判断があったためとみられる。（共同）

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予想はしましたが、海外からの人的支援を拒否しています。
よほど見られたくない物があるのでしょうか？
自国民の命を犠牲にしてまで隠す価値があるのでしょうか？
中国の命の値段は為政者にとって非常に軽いのでしょう。
「準備が整っていない」との事ですが、災害派遣のチームはその手の事には
慣れているはずなので、「準備が整っていない」というのも詭弁にしか聞こえません。
「観光」や「スポーツ」しに行くわけではないので、どうも理由がうそ臭いです。

さて、人的要請を「歓迎」したり「拒否」したり中国ですが、
やっと人的支援の受け入れを決めたらしいです。

四川大地震　中国政府、日本の救援隊の受け入れを表明
>「中国政府はすでに日本政府が派遣する震災救援隊の四川省被災地における救援活動に同意した」
>今回の震災で外国の人的支援の受け入れを中国が同意したのは初めて。

最初の受け入れ国は日本ということで、「日中の関係を重視した」だの
言われますが、「わーい、最初に受け入れ国として選んでくれた嬉しい」
などと思うはずもなく、それまで受け入れを拒否していた経緯を見ると
何か「見せたくないもの」があったのでは？と思い、それが人が来ても
「見られない状態にした」ので受け入れたのでは？とも考えてしまいます。
そして、もし見られても「日本ならなんとでもなる」との思惑が中国側にあって
それに「ついでに『日中関係重視』というのもアピール出来る」と
考えて日本の支援を受け入れたんじゃないのか？
などと考えてしまいます。邪推であればいいんですがね。