花は桜木・山は富士

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皇国の荒廃この一戦にあり

2009-07-22 22:07:00 | 日々のニュース
【自民党両院議員懇談会・詳報】
麻生首相「多大な迷惑をかけた」

自民党は21日、党本部で両院議員懇談会を開いた。
冒頭、麻生太郎総裁(首相)は自身の発言や地方選の敗北について
「多大な迷惑をかけた」と陳謝し、「今回の総選挙は、どの党が責任をもって
日本の未来というものを判断し、そして運営していくのにふさわしい政党なのかを
国民に選んでいただく大切な機会だ」と述べ、選挙に向けて結束を訴えた。
詳細は以下の通り。

石原伸晃幹事長代理

「これより両院議員懇談会を始める。衆院解散し、8月30日の衆院選をする。
麻生総裁から国政運営の基本方針をお聞し、総選挙必勝の態勢を強固にしたい」

細田博之幹事長

「麻生内閣は本日解散を決定した。13時の本会議で解散される。
午後の閣議で日程を確定するが、8月30日の投票に向けあと40日の戦いが内定する。
4年前の前回衆院選から、約1400日で、いろんな法案成立に努力してきた。
さまざまな法案、法令、条約が成立した。海外における日本の海賊対策、
アフガン沖の給油活動もそうだ。その間、北朝鮮のミサイル核開発など
問題も山積している。そしてこのような大変なとき解散が行われる。

(国民からは)自民党の実績を評価するのみでなく、批判も高まっている。
内容はひかえるが、行政改革、政治改革が足りない医療、年金、社会保障を
もっとやれと大きな要請をいただいている。政権政党として自公連立政権を確立し、
各種の法案を作り上げ、景気回復、社会保障問題に全力を挙げている。
麻生総理を先頭にこれからも頑張らなければならない」

麻生太郎首相

「本日、衆議員を解散し、総選挙に臨むにあたりまして、私の決意と覚悟を
申し述べさせていただきたいと思います。まず冒頭、反省とおわびを
申し上げなければならないと存じます。ひとつは、私の個人についてであります。
私の発言や、またブレたといわれる言葉が、国民の方々に政治に対する
不安、不信を与え、結果的として自由民主党の支持率の低下につながったと、
深く反省をいたしております。


もうひとつは地方選挙についてであります。東京都議選をはじめ、
一連の地方選挙におきまして、われわれは多くの党員党友をはじめ、
支援者の方々に多大なお力添えをいただきながら、残念ながら
所期の目的を果たせませんでした。残念ながら、多くの方々に
多大のご迷惑をかけることになったと。ここに、あらためて
おわびを申し上げる次第です。

私に対する評価や、また自由民主党内の結束の乱れが、良くない影響を与えたことは
否めないと存じます。党内をまとめきれなかった私の力不足について
申し訳なく思っているところでもあります。


これらの選挙で示されました国民の気持ち、民意、批判、われわれはそれを
真摯(しんし)に受け止め、謙虚に反省し、出直さねばならないと
決意を新たにしております。

私は本日、衆院を解散して有権者の皆様方にその信を問いたいと存じます。
問われるべきは日本を守る、そして国民の生活を守る、
その責任を果たす
それにふさわしい政党はどの党か、
との政治の責任を明らかにするためであります。


私は昨年9月、第23代自由民主党総裁に選任をしていただきました。
その時、前後してアメリカ発、世界同時不況が起きております。
日本もその枠外ではありませんでした。私は政局より政策、
解散・総選挙よりは経済対策、景気対策、そう確信して、この半年あまりの間に、
4度の予算編成を行いました。
おかげさまで、その成果が
少しずつではありますけども、見えつつあります。


しかし、まだ道半ばであります。中小企業、小規模企業、また、雇用の問題、
われわれにはまだまだ解決しなければならない問題が残っております。
経済対策一本でこれまでやってきた私にとりましては、経済回復、
景気回復が確かなものになるまで、総理・総裁の職務を投げ出すことはできません。

全治3年と申し上げました。私は景気最優先で、必ず日本の景気を回復させます。

もう1つ重要な政治の責任は「安心社会の実現」であります。
私たちの生活は、私たちのまわりは雇用、また老後、医療、年金、子育て、
多くの不安というものにわれわれは囲まれております。

私が目指す「安心社会」は子どもに夢を、若者に希望を、そして高齢者には安心を、
であります。雇用に不安のない社会、老後に安心がもてる社会、
子を産み育てることが安心してできる社会。これを実現するための政策を
加速します。行き過ぎた市場原理主義からは決別します。

社会保障予算の無理な削減は止めます。さらに徹底した行政改革。
国会議員の削減、公務員の削減、天下り・渡りの廃止、行政の無駄を
根絶しなければならない。官僚の特権は許しません。

同時に自由民主党の国民から厳しい目を向けられております、
世襲候補者につきましても特別扱いはしません。党改革実行本部の答申を踏まえ、
党と国会の改革を進めてまいります。

民主党は「政権交代」を主張しておられます。しかし、景気対策、福祉の財源、
安全保障政策のいずれをとっても、自民党に反対するだけで、
具体的な政策はみえません。


財源を伴わない空理空論。
こうしたものに日本の経済を任せることはできません。
また安全保障政策のまとまっていない政党に
日本の安全保障を委ねるなどということは断固できません。

日本の未来というものに責任をもって取り組める政党は、
私の率いる自由民主党だけであります。


今回の総選挙は、どの党が責任をもって日本の未来というものを判断し、
そして運営していくのにふさわしい政党なのかを国民に選んでいただく
大切な機会です。自由民主党は真の保守党です。私たちは保守の理念のもとに
集まった同志であります。

ここに国旗が掲げてありますが、当然のこととして国旗を掲げている政党が
どこにありますか。
昭和30年11月、自由民主党が結党して以来、
半世紀あまりがたっております。

この間、多くの危機、困難にわれわれは直面しました。しかし、その都度、
総裁のもと一致団結して戦ってきた長い歴史が自由民主党にはあります。

そして、自由民主党は党内の自由闊達な論議を大切にしております。
しかしいったん、結論が出たあとは、一致団結して戦ってきたのが
われわれの長い伝統ではなかったでしょうか。今こそ、その歴史と伝統に培った
力強さを、われわれ実践してみようではありませんか。

とてつもない自由民主党の底力を皆さんとともに発揮して、
この国難、この難しい局面に皆さん方の先頭に立って立ち向かう、
必ずこれを戦い抜いてみせる決意を申し上げ、皆さま方のご理解と、
ご協力をお願い申し上げます


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ついに衆議院解散、そして来る選挙に向けての戦いが始まりました。

民主党政権が誕生するかも知れず、民主党の掲げる政策は日本を破滅に導く
ものばかりということから、「国難」と言える状況です。
(政権につくのが現実的になったことから、また内部の反発もあって
危険性のあるマニフェストは失くすか、変更しているようですが、
元よりそういった物を実善させようというメンタリティに問題があります)

色々噂がネットで見受けられ、「実は民主は危機に瀕している」などと
あるのもありますが、「厳しい状態」であると考えるのが普通でしょう。
選挙に先立ち、麻生首相より演説が行われました。

出だしで今回の自民党の支持率低下などを謝罪されましたが、
組織の長としての責任はあるとは思いますが、首相自体には際立ったミスは
見受けられなかったでしょう。
読み間違いやカップラーメンの値段が分からなかったり、バー通いなど
「本当にどうでも良い」ことをマスコミが過剰に取り上げ、批判してきました。
その「どうでも良いこと」しか取り上げられなかったことからも、大きな失点は
無かったと証明しているんですがね。

ちなみに、エコノミストのリチャード・クー氏も産経新聞にて
字を読み間違えたくらいで、政権をつぶしてしまえという今のマスコミ世論は
正気の沙汰(さた)ではない。


また、マスコミの批判とは逆に世界から高い評価を受けている麻生首相を
正当に評価しています。

>麻生首相は国内で、失言したとか、字を読み間違えたとか、
想像もできない低次元の問題でたたかれているが、海外では中国の胡錦濤主席も
米国のブッシュ大統領も必死に麻生首相の話を聞いて参考にしようとしている。
日本の総理の話がこれだけ世界で注目されたことが過去にあっただろうか。

>日本にも優秀な政治家は多数いるが、海外に日本の経験を自身の言葉で、
そして英語で話せる政治家はそう多くない。麻生首相は日本が世界を
正しい方向へ導くためには不可欠な人物なのだ。


そして、やはり厳しい状況である選挙に向けての決意を語ったのですが、
その内容に国想う麻生首相の熱い気持ちが入っていて、目頭を熱くして
決意を感じました。

民主党の空疎なマニフェストを批判しているのですが、案の定テレビニュースでは
報道されず、麻生首相の「謝罪」の部分ばかり取り上げているのには
「またか」と思いつつもムカつくのですがね。

今回の総選挙に日露戦争での「皇国の荒廃この一戦にあり」と感じるブログ主さまも
多く、ブログに「Z旗」の画像をアップする人も沢山います。
私も同様の気持ちからアップさせて貰いました。

民主優勢と言われ、保守派ブログ主の方にもすでに民主政権を「確定」と考えて
「諦めている」人もいます。
私は先日靖国神社に行き、遊就館を見て来ました。
大東亜戦争で命を掛けて国を守るために尽力を尽くした英霊たちの
想いに触れ、比べるべくもないですが私は現状の困難に「諦める」わけにはいかないと思いました。
みなさんも「皇国の荒廃この一戦にあり」と思う方がいれば、
「何か自分に出来ること」を致しましょう。
「皇国の荒廃この一戦にあり」に続く言葉は「各員奮闘努力せよ」とあります。
この「各員」とは国会議員ではなく私たちにあたると私は思っています。

演説動画
全国幹事長・政調会長会議_麻生太郎総裁挨拶_2009.07.23_パート1
全国幹事長・政調会長会議_麻生太郎総裁挨拶_2009.07.23_パート2

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エントリーとは内容が違うので、別枠で書くことにします。

テレビでは麻生首相を揶揄する報道ばかりで腹が立つので見ないのですが、
たまたまみたテレ朝の「スーパーモーニング」では鳥越俊太郎、落合恵子、森永卓郎らが
「自民党両院議員懇談会」について、薄笑いながら小ばかにしたような
発言を繰り返し、熱い演説に目頭を熱くしたのや、中川秀直との握手を
「芝居がかっている」「入れ知恵があった」だのと、何とも不愉快な
番組でした。
全部は見てないのですが、この番組はほとんど「自民党批判」ばかりらしいです。
全く腹立たしい!!

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