にぅすの小箱。

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イヌ年…増やせ盲導犬

2006年01月01日 | 社会
イヌ年…増やせ盲導犬 (読売新聞) - goo ニュース
イヌ年の今年、盲導犬ラブラドール・レトリバーの「サン」は2月、盲導犬普及の希望を託され、北海道で、5匹の子犬を産む予定だ。
帯広畜産大学の鈴木宏志教授(47)(発生工学)と北海道盲導犬協会(札幌市)は、優秀なメス犬の卵巣を使った繁殖に取り組んできた。3匹に凍結卵巣の一部を移植したうち、サンに妊娠が確認された。
移植はサンの卵巣を残したまま実施されたため、子犬が卵巣を提供した犬(ドナー犬)の遺伝子を受け継いでいるかどうかが、今後の盲導犬普及のカギを握りそうだ。
同協会によると、全国9団体で活躍する盲導犬の数は957匹(2005年3月末現在)。視覚障害者には、現在の7~8倍の盲導犬需要があるといわれており、待機者が絶えない。 →情報源

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。このブログをはじめてから2回目の正月となりましたが…3回目の正月も迎えられるようがんばります。
さて、去年の正月も書きましたが…1発目の記事ぐらいは明るいものにしたいので、これを。

盲導犬の寿命ってのは、意外と短いそうですね。どうしても、周囲に気を遣って生活するせいかストレスなどがかかって、『盲導犬』として働ける時間というものは数年しかないそうです。もっとも、犬の寿命自体が、人間に比べるとはるかに短いわけですからねぇ…。最近は、盲導馬とかもいるそうですけど。
パピーウォーカーの特集とか、テレビでたまに見ますけど…ああいうのできる人ってすごいですよね。いやもうほんとに。かわいがってかわいがって、それから盲導犬としての訓練を受けるために家を出るわけですから。わたしだったら、別れに耐えられないよなぁ…と思ってしまいます。なんかもう、「ずっとうちの子になりなさい!」みたいな。
盲導犬とか、もっと増えるといいんですけどね。まぁ、ひところに比べると、わりあい一般的に認知されてきてるとは思います。電車の中で主人と居るときとか、むやみやたらに触ったり声をかけたりしない、とか。
基本的に盲導犬の性質というものは、遺伝するものなんでしょうかね。昔、狼か狐を相手に、人に慣れさせる→掛け合わせる、の繰り返して、人になつきやすい種類を作って家畜化する、という実験を見ましたけど。盲導犬に適した性質というものも、同じようにある程度先天的に得ることができるのかもしれませんね。ただ、そうすると今度、盲導犬になっちゃうとなかなか出産する時期が難しくなりますし。どうしても、ある程度の脱落が出てしまうそうですから、最初からより「盲導犬」に適した仔を生み育てることができればいいかもしれませんね。