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鹿児島産の衛星を宇宙へ 産学共同、活性化も狙う

2006年01月03日 | 社会
鹿児島産の衛星を宇宙へ 産学共同、活性化も狙う (共同通信) - goo ニュース
国内で唯一ロケットの射場がある鹿児島県で、地元産の人工衛星を打ち上げる計画が持ち上がっている。研究者や企業が手を組み、気象予報などに役立つ超小型衛星の製作を目指す。メンバーは「開発予算が確保できれば、1年半で完成可能。地域活性化にもつながる」と意気込んでいる。
鹿児島大理学部の西尾正則助教授(電波天文学)を中心に昨年夏、発足した鹿児島人工衛星開発部会が「一緒に勉強しながら、鹿児島ブランドの衛星を作ろう」と呼び掛け、地元の精密加工やソフトウエア関連の企業などがメンバーに名を連ねた。 →情報源

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大阪のまいど1号といい、こういうのってはやるんですかねぇ。はやる、という言い方は不適切かもしれませんが。最近の大学って「象牙の塔」から少し抜け出しつつあるような感じがします。産学協同がだいぶ進んでいるというか。大学発のベンチャーなども多くあるようですしね。
国がやるおおがかりなものだけでなく、こうした裾野での開発も、大事だと思います。技術ってのはなかなか見につきませんし、失われるのは結構あっという間なんですよね。衛星やロケットなどの宇宙開発技術というのは根本的に、べらぼうに高度な部分があると思いますので、こうしたものが増えることで技術の空洞化を食い止めることができればいいですね。