屋内にも庇護を

めざましで、アメリカの面白い習慣について
ちょっと紹介されていました。

例えば、

・くしゃみをした人には "Bless you." と言う
　　これは有名ですよね。昔はくしゃみをすると魂が抜けると
　　信じられていたようで、それを防ぐためのおまじないみたいなもん
　　だったそうです。ちなみに、言われた人は "Thank you." と返すのが
　　礼儀である、とＥＣＣで教わりました。

・新しい紙幣を手に入れたときは、クシャクシャにしてから使う
　　アメリカの紙幣に使われているインクは粘りがあるため
　　紙幣同士がくっつきやすいのだそうです。なので、
　　一度クシャクシャに丸めたりしてから使うことで
　　お札が数えやすくなる、とのことです。


・屋内では傘を広げない
　　屋内で傘を広げると、屋内に雨が降る、つまり家庭や仕事で
　　良くないことが起こる、といった迷信があるようです。

私は雨の日、折りたたみ傘をさして家に帰ると、よく
広げて乾かしているんですが、仕事がはかどらないのも
そのせいでしょうか。

キッチンコロッセオ

今日は晩ごはんに焼きそばを作りました。
いたって普通のソース焼きそばなんですが、具のほうに
ソース以外の味付けをしておいたりします。
今回も、少し味と香り付けをしようと思い、
醤油が入っている収納場所の扉を開け


・・・何か黒いのが動いとる。


喉の奥から絞ったような悲鳴が漏れました。




数ターン麻痺した後、まず収納場所に置いてあった調味料群を
避難させることにしました。
いくつかの調味料を退けた後、影に隠れていたその姿があらわになりました。
間違いありません、ヤツです。
半年ほど前のささやかな祈りと願いは、天に届かなかったようです。

もう二度と会いたない言うたのに・・・・・・


ひとまず、どうやってこの天敵を退治するかを考えました。
ゴ●パオは、必ずしも息の根を止めることができるわけではないので
不用意に使うのはむしろ危険であることは経験済みです。
そんなとき、ふと洗面所のほうを見ると、ある物が視界に入りました。

バスマ○ックリン。

・・・これだ。


何とか調味料を全て避難させ終えた後、隠れ場所を失った天敵に向かって
バスマジ○クリンをとめどなく噴射しました。
どうやら効果があったようで、苦しみながら逃げようとします。
液状洗剤の上をツルツル滑りながら歩くその姿は
ちょっとコミカルな感じもしましたが、
そんなことはどうでもいい。

しばらくして収納場所から這い出てきたときにはもう
だいぶ弱ってほとんど動いていませんでしたが、それでも
念には念を入れ、容赦なくバス○ジックリンを吹き付ける私。
いくらだって鬼になれる。
とはいえ、これからどうしようかと考えていたところ、以前買った
ぞうきんモップ（長い柄の先に雑巾を取り付けられるようになっているもの）を
思い出しました。実際のところ、この日が来ることを想定して
買っておいたシロモノといっても過言ではありません。
さっそく柄の先に雑巾を取り付け、長いリーチを利用してヤツを攻撃。
何とかトドメをさしました。

さて、無事に敵を倒したものの、再び途方に暮れてしまいます。


どうやって処分しよ・・・・・・


そこでまた、ふと思い当たりました。

こういうときこそ、●キパオが使えるのではないか？


さっそく自分の部屋から取ってきて、その骸に吹き付けました。
しばらく放置していると泡が固まるので、それをターゲットごとはがして
ゴミ袋へポイ。泡で包んであるので、亡き骸を拝むことなく
葬ることができました。
Viva, ゴキ●オ。

その後、戦場跡となった台所回りを少し掃除し、
焼きそば作りを再開して晩ごはんにありつくことができました。

今回もまた長く辛い闘いではありましたが、
良い経験値を積むこともできました。
あいつに遭遇したときは、まず洗剤で弱らせた後、
ぞうきんモップで撃破。その後、残骸は泡で固めてポイ。
我ながら、素晴らしい戦略を習得したものです。


でも、やっぱりもう二度とお目にかかりたくありません。