2009/11/12 記
「動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し! 衆目駭然、敢て正視する者なし! これ我が東行高杉君に非ずや。」 ・・・とは、高杉晋作を讃えた顕彰碑における伊藤博文の言葉である。
※「劇団はぐるま座」公演を鑑賞。
11月12日(木)18:30~20:45 志摩町健康管理センター(体育館)にて開催。
狭い舞台なのに、とても広く・奥行を感じる演出であった。 照明や太鼓の効果的活用、バックスクリーンの絵がとても立体的で本当に大広間の中で話し・演技しているかの様な錯覚に陥る程、見事な演出であった。
出演者も皆真剣で、腰の曲がった老婆役や農婦が米俵を運ぶシーンは同感の笑いと拍手がおこっていた。 又、圧巻の雪の功山寺・決起での晋作の叫びは、我が魂を揺さぶられる思いとなる。
「高杉晋作と明治維新革命」非常に感動的劇であった。
正に、今進めんとしている「草莽崛起」の戦である。
若き日々に研鑽学びし、松陰と晋作の生き様に久し振りに触れ、感慨深し。
「生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。 死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし。」・・・との松陰の言葉を反芻しつつ 「我が心をば神や知るらむ」 と雪の功山寺にて決然として決起する。 ・・・ その晋作の心、今にして判る心境なり。
松陰が教えし言葉に、
「志を立てるためには、人と異なることを恐れてはならない。」
「世俗の意見に惑わされるな。 死んだ後の業苦を思い煩うな。」
「目前の安楽は一時のしのぎと知れ。 百年の時は一瞬にすぎない。」
・・・とある。 今、またその心境也。
終了後、呼びとめられてスタッフでもないのに、厚かましく座談会・反省会に参加。
又、善意の人々との新たなる交流の場となる。 本日は、朝から色々な方々との出会いを刻むことができ、且つ様々なご意見とアドバイスをいただく。 非常に有意義な価値的一日となる。
併せて、19歳より決意し、命定めし道なれど、敢えて辞表を提出し新たなる道へ進む決意を表明。 先輩&仲間へ手紙を発出。 苦しき船出なれど・・・万已む無し!
しかし、いつの日か 「至誠、未だ止まず!」 の生涯を終えたいものである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます