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「戦国武将 名将の頭の中」(菊池道人:著)読了。

2020年05月12日 16時04分41秒 | ⑮読書&映画(所感)

2020年 4月11日 九州医療センター病室にて。

●「戦国武将 名将の頭の中」(菊池道人:著)読了。

1章 武田信玄―「孫子の兵法」「三方ヶ原の戦い」
      徳川家康―「最後に勝った男」
2章 北条早雲―「人の心を掴む勝負感」
   豊臣秀吉―「仕事の配置と戦略」
   太田道潅―「最強集団への変貌」
3章 織田信長―「奇襲戦と広域戦略」
   毛利元就―「人間心理を読み解く」「厳島の戦い」
   北条氏康―「相手の力を半減させる」「河越夜戦」
4章 伊達政宗―「圧力をかける戦法」
   島津義弘―「敗北するも敵本陣突破で再起をかける」
   真田昌幸―「連合による生き残り作戦」 
5章 上杉謙信―「短期決戦の局部戦」
   真田幸村―「一環した迷いなき戦術」
   山中鹿之助-「何度でも諦めず耐え忍びつつ挑み続けるの執念」
6章 明智光秀―「生き様と福運と勝敗」
   石田三成―「大義名分と人望」
   黒田如水―「秀でた戦略と戦術」 

17人の名将達の人生分岐点&天王山とも言える場面が描かれている。
絶対に負けられない戦いで、名将たちが何を考え、どの様に決断し、行動したか。代表的な戦いを通じ、各武将の特質や戦略を抜粋した書籍である。

歴史時代小説やTVドラマで身近に感じる武将~余り興味がなかった武将まで表示され、その置かれた状況と戦略&戦術を通じ、各武将の性格さえも捉えた人物比較論の感じさえする。

夫々の生きた時代・社会において、智謀を巡らせ、味方を増やし、時に時間を稼ぎ、時に一気呵成に攻め抜く。正しく「自応機法の原理」を、実例を通し実感する様な一時となる。

短編の戦記&人物紹介文の感じで、想像性やワクワク感は余り湧かなかったなぁ~。但し、気軽な就寝前の読書としては、面白い本であった。



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