旅するCARUROS今日も征く!

日々の出来事・感想を表示。皆さんの意見・励ましをもらえ、人と人との繋がりが深められるキッカケになればとっても嬉しいです。

悠久の沃野を望み 「バングラデシュ紀行記」 報告ー5(ジャムナ橋)

2010年03月29日 12時18分05秒 | ⑭B.国際協力・交流・支援(バングラデシュ)

 

2009/03/29  ki 

悠久の沃野を望み 「バングラデシュ紀行記」 報告ー5(ジャムナ橋)

※2月16日(月)
 集落を訪ねて・・・子等の笑顔に、バングラデシュの未来展望を観る! 

※ジャムナ多目的橋建設事業(有償資金協力)  
 ①本橋梁本体:約4.8Km、片道2車線
 ②アプローチ道路(東側16Km、西側14Km)
 ③護岸工事(東西河岸:東西各2.2Km)
 ④土木工事施工監理、職員トレーニング、コンサルティングサービス  
 
 出資金割合は、世界銀行、アジア開発銀行、国際協力銀行の三者による均等:200百万ドル融資。残金96百万ドルをバングラデシュ政府が負担。 
平成6年度~開始し、ガスパイプライン、送電線、通信線、鉄道併設での敷設。
 
バングラデシュ中央を流れるジャムナ川は、同国3大河川の一つで国土を東西に分断する形で北から南に流れており、唯一の交通手段はフェリーで天候(雨季/乾季/ハリケーン等)により運航が不安定な上、交通量の増大で待ち時間36時間前後となり、正に東西間の交通ボトルネックになっていた。
更に、発展する東側に比べ穀倉地帯の西側は経済開発が遅れ気味であり、西側穀倉地帯の物流の活性化及び東西間の経済格差解消に直接つながるジャムナ橋の建設・架橋計画は、1971年バングラデシュ独立以来、国民の悲願であったとの事。
 
今回、ジャムナ河を渡り、そのスケールの広大さに驚くにとともに、人・物・情報・文化の流通拡大を実感。架橋建設に伴う住民移転地の集落を訪問し、直接住民の方々とお話もでき、子供たちの輝く瞳と笑顔にバングラデシュの大いなる未来発展を予感することができた事は、私のとって嬉しい出来事でもあり大変有意義な一日となった。
 
※映像で一部紹介
 ①ジャムナ橋訪問記ー1 (レンガ工場と大河)
  http://www.youtube.com/watch?v=C34PvLyGYgE
 ②ジャムナ橋訪問記ー2 (集落を訪ねて)
  http://www.youtube.com/watch?v=riIabwoiVSg


最新の画像もっと見る

コメントを投稿