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特攻隊、その先人の志(死)に想う!

2012年09月16日 16時40分19秒 | ⑯不合理・非条理の世界を撃つ!(政治・行政/新聞報道斜め読み)

見ているうちに涙で曇って、何度も目がしらを拭う事に。 

  

  今から死に征く17歳の若者。 子犬を抱く、曇りなく、あどけなき笑顔。

                      (下記映像よりの一部抜粋です) 

 【14期陸軍特攻隊第77振武隊  相花信夫少尉・遺書 】より。

            ・・・ S20.5.5 18歳にて戦死

 長渕剛 - Close Your Eyes  

「母を慕いて」
 母上 お元気ですか。
 永い間、本当にありがとうございました。
 我 6歳の時より育てて下されし母
 継母とは言え世の此の種の女にある如き
 不祥事は一度たりとてなく
 慈しみ育てて下されし母
 有難い母 尊い母 

 俺は幸福だった。
 遂に最後まで「お母さん」と呼ばざりし俺
 幾度か思い切って呼ぼうとしたが何と意志薄弱な俺だったろう
 母上 お許し下さい。
 さぞ淋しかったでしょう。
 今こそ大声で呼ばして頂きます。
 お母さん お母さん お母さん と。   

  実際にあった、うら若き少年たちの、その無念と覚悟と想いと、そして笑顔と死に様と。更に残された母が、この手紙に接した時のことに思いを馳せる時・・・皆様は如何思われますか?各人、考える事、想うことは違えども、是非一度はご視聴ください。 http://youtu.be/haQJ1cJIVA4

   併せて、高倉健&田中裕子さん主演 映画【ほたる】も出来たらご視聴ください。健さんの渋い重厚な演技に、只々涙・涙・涙・・・・・。

時代と社会の荒波に翻弄された人々。その限りある身を精一杯生き抜こうとした青年群像。更に、その重荷を全て背負うかの様に、必死に生き抜いた人々。“アリラン”の歌が、今も耳朶に残って響いてくるかのようです。 

私達は、決してこの様な思いを、未来ある青少年にさせてはならない!

又、如何なることがあっても、決して戦争だけは、防がなければならない! 

   1972年9月29日(日中共同声明&調印式)から40年。「日中国交正常化40周年記念事業」が相互の国で種々開催される予定であったが、ここ数日来の領有権を巡る双方の反発により中止を止むなくされている。 

特に、反日運動が起きている中国国内では、一部暴動化(破壊工作)との情報映像も流れ始め、実際に日本企業等を含む被害がでている状況である。 

しかし現在時点における日本国内では、中国関係者への直接的暴力や嫌がらせ等が発生していない模様であり、幾らかでも救われる感がする。 

  国家間の紛争・言い分に現在の時点で論議を挟む見識も余力も私にはないが、少なくとも一人の人間として、人と人との繋がりだけは、更に強めていかなければならないと思える。更に賢明なる英知の外交努力により、是からの諸問題を平和裏に解決すべきであると、強く訴えておきたい。

 併せて、この様な状況を利用しての「核武装論」や「徴兵制論」、更にそれを反転根拠として「原発推進論」等迄、論議が台頭し正論化されゆくことが危惧されてならない。 

“目には目を!” を守っていたら、世の中の人々はみんな目が見えなくなってしまう。
 人は兄弟姉妹として、共に生きていく術を学ばなければならない。
 それが出来なければ、私たちは愚か者として共に滅びることになる。
             (マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)・・・とか。

  私達は、人として、人間として、世界の民衆による、人権の拡大と平和構築への連帯と民衆勝利への大いなる潮流とを、決してとどめてはならない!    ・・・ と、あらためて訴えておきたい。



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