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中古車のネットショップCIA

軽と外車が客を奪い合う?そんな訳ないわ

と思ってスルーしてた1週間前の記事が、一部で盛り上がっているので取り上げてみます。

名前が出ているのが、アップ、フィアット500、プジョー208、ベンツAと、
ムーヴ、コペン、ワゴンR、N-WGNと、かなり偏っている。
ムリクリだ。(輸入車なんて、コミ300万以上の車種が半分じゃないか)

輸入車の中で、一番一般の方に馴染みがあるだろうフィアット500でも、
月3~400台しか売れていない。(4人乗り、室内はミラ、アルト並み、
一番安いグレードでもコミ230万以上、燃費は15キロくらい。
そして、壊れるw ディーラーで買った車なのに。新車だって壊れますから

ちなみに、2014年、国内で一番売れたのはタント。月2万台くらい売れた。
(一番安いグレードで税抜115万。燃費は15キロくらい。)

200万前後の軽を買う層も一部だけだし、輸入車の安いのをオシャレで買う層も一部だけ。
しかも、競合なんてしないわ!
トンチンカンな記事だと言う事で、コメント欄が盛り上がるのは当然。
これ書いた(きっと、都会住まいの)ブルジョア記者は、庶民の感覚とズレてんだろうね。

ちなみに、昔もスズキ カプチーノや、スバルT-TOPなどオープンカーがあった訳で、
(もちろん普通車並みのお値段でした。)企業努力による、
ニーズの掘り起こしと、車種展開は、素晴らしい事だ。

規格そのものを世界に広めよう!(上の画像は、
ムーヴラテ、先代フィアット500
旧MINI、ミラジーノ
だが、ちっちゃいね!)
旧MINIは2000年まで40年間、フィアット500は1977年まで20年間作られた名車。
人間が、どんどんでかくなってるのか? 超小型車 とかやってないで、軽をグローバルに!

で、いつものマスゴミ、「軽の税制優遇が~」と締める訳だが、イヤイヤ、軽くらいの関連諸税
(自賠責やら、高速代やら含め維持コスト)が、グローバルスタンダードだって言ってんだろ。

「庶民の車」として親しまれてきた軽自動車が、高級品の代名詞である輸入車と競い合う時代を迎えている。
乗り心地や走行性能が格段に進化した軽は、スポーツカータイプが人気になるなど高級化が進む。
一方、輸入車は、日本国内で顧客の裾野を広げようとコスト競争力がある小型車の導入を加速。
価格帯が一部で重なったことで比較検討するユーザーが増えており、互いのライバル意識も徐々に高まってきている。
ただ軽の高級化は、税制優遇など軽の最大のウリである維持費の安さを損ないかねない。
「最近は軽自動車も高額なモデルが増え、うちの車と比較する人もいる。軽のシェアがどこまでいくかが、輸入車が今後もシェアを伸ばせるかどうかに影響を与える」
2014年の輸入車販売で15年連続の首位を獲得したVWグループジャパンの庄司茂社長は1月の記者会見で、今後も日本国内で輸入車がシェアを広げるには軽との顧客争奪戦が避けられないとの考えを示唆した。
14年は消費税増税後に新車需要が落ち込んだが、輸入車の販売台数(日系メーカーの逆輸入車を除く)は前年比3.4%増の29万196台と、1997年以来17年ぶりの高水準になった。
軽自動車を除く登録車に占めるシェアも、過去最高の8.8%を記録した。
だが、軽自動車を含めた新車販売全体のシェアでは5.2%にとどまり、ここ数年はほぼ横ばいで推移する。
軽が存在感を高めて、小型車をはじめ登録車の市場を侵食した結果、登録車のなかでシェアを高めても全体では伸びない構造が生まれている。
輸入車メーカーは従来、国産ブランドが強い日本では高級車を中心に事業を進めてきた。
しかし、こうした市場動向の変化も踏まえ、このところは普及価格帯の小型車を積極的に投入している。
軽大手の量販モデルとほぼ価格差がないVWの小型車「up!(アップ)」(154万8000円~)をはじめ、メルセデス・ベンツの「Aクラス」(292万円~)など400万円未満のモデルは今や、輸入車販売全体の6割超を占める。
これに加え、VWは2015年、地方の県庁所在地以外の中規模都市でもディーラーの数を増やし、昨年末より約1割多い270店体制とし、従来は輸入車と接点がなかったユーザーにまで客層を広げる構えだ。
庄司氏は「軽に乗る人はいわば『浮動票』。たまたま同じ価格帯でいい車があったから軽に乗っているだけだ」と指摘。出店攻勢で地方の軽ユーザーを取り込もうと意欲を燃やす。
対する軽はどうか。輸入車ユーザーが軽に乗り換える動きはまだあまりないようだが、ダイハツ工業の関係者は昨年12月に全面改良したムーヴについて、「VWの某小型車を指標にして開発した」と打ち明ける。
軽は登録車のシェアに食い込むことで販売台数を伸ばし、14年には新車販売に占めるシェアが初めて4割を超えた。
しかし「低燃費・低価格という従来のウリだけではなく、上質な乗り心地を加えなければ過熱する一方の軽競争では勝ち残れない」(自動車大手幹部)といわれている。
このため、ダイハツは新型ムーヴの開発にあたり、段差のあるカーブを低速域で運転しても乗り心地を損なわないなど、輸入車が得意とする「乗り味の良さ」を実現しようと走行性能の改善に力を入れた。
また、内外装に高級感を演出した最上級グレード「ハイパー」(147万9600円~)を新たに設定、質感向上にも努めている。
軽メーカーは、排気量や車体のサイズなどに厳しい制約があるなか、1円単位でコストを削って庶民の車づくりを競い合ってきた。
しかし、付加価値の高いモデルが売れればその分、利益率が上がる。
軽人気に乗って高級グレードの開発が盛んになるのは自然の流れだ。
ダイハツが昨年6月に発売した軽オープンスポーツカーCOPENは、価格が179万8200~201万9600円。
軽としては高額だが、外板を着せ替えできる遊び心が人気となり、発売後1カ月で月販目標の5.7倍となる4000台を受注した。
ホンダも今春、軽スポーツカー「S660」を発売する予定だ。
軽の高級化は新たな段階を迎えている。
ただ、軽と登録車の価格差が縮まれば「もう庶民の車ではない」(輸入車ディーラー)ということで、軽の税制優遇への風当たりが強まるのも事実。
4月には軽自動車税が1.5倍に増税されるが、今後さらなる増税を招けば、維持費の安さが揺らぎかねない。
新たな難敵を前にこれまで通りの勢いを維持できるのか、軽メーカーは難しい選択を迫られている。(2/10 産経新聞)

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コメント一覧

cia
おさむさま、どうもです
ですよね。
マスゴミの中に居る人にありがちなのですが、メーカーのプレスリリースをたれ流すだけのお仕事をしているので、それありきになっちゃうんですね。

そりゃ、軽を高く売ろうとすると、「輸入車をお手本に~」と言うし、
輸入車がシェアを取りたいと思えば「ライバルと競合」よりも、下に降りてダウンサイザー(特に軽に200万以上出すような層)を狙いと言いますよ。

というお手軽なところだけで、日本を分かってるような気になってるんですよね。ほんと、マスゴミは。
おさむ
どうもです
なかなか素晴らしい記事(笑)ですね。

この記事書いた方 恐らく車の運転した事ないとか?
嗜好品(輸入車)と実用品(軽自動車)の違いが分からないのですね…

まあ、上にばっかり延びる軽自動車(利益率上がるから)と、アクセサリー代わりの輸入車、私はどっちもどっちかなあ…と思います。

運転が楽しくないか、壊れてばっかりか どっちも嫌です(笑)
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