さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

若者の 『上から目線』

2016年09月09日 10時58分58秒 | 大学の話
 

最近の学生や若手社員に、よく注意すること。
「いいですか?」じゃなくて、「お願いします」と言いましょう。
 
 
最近の若者が、『上から目線』と言われる理由の一つに、
言葉遣いを知らない、ということがあります。
 
少子化の昨今、教育ビジネスが、子供たちを中途半端に
お客様扱いすることも、あまり良い影響を与えていないのかもしれませんね。
 
 
大学生でよくある、あるある。
 
「この日授業休むので、小テスト来週受けてもいいですか?」
「申し訳ありませんが、来週受けさせてください、お願いします。やろ?」
 
「第1講目に出席してないんですけど、この授業履修していいですか?」
「どうしても履修したいので、お願いします。って言いに来たんやろ?」
 
 
「いいですか?」と言っているくせに、
NOと言えば、怒る。少なくとも不機嫌そうな表情や態度になる。
 
「下手に出てるのに!」
出てへんやん。それは、下手に出てるとは言わへん。
 
下手に出るとは、頭を下げて、お願いすることやで。
「お願いします」って言うことや。
 
相手が絶対にNOとは言わないか、言えないと、決めてかかって
「いいですか?」っていうのは、自分が上やと思っている証拠やん。
だから、NOって言うたら、怒るんやろ?
 
「怒ってないし」
「怒ってないんやったら、ムッとした顔するんやめなさい。
残念そうな、悲しそうな顔をするとこやん。それも間違えたらアカン。」
 
「ほな。言いなおそか」
「はい、すんません。あの、お願いします」
「ええよ、わかった。承知しました。」
「良かったぁ~~」
 
最近の若者は、『上から目線』なのではなく、
知らないだけなのです。
 
言われていることが理解できると素直に受容して身につけていきます。
 
大人が、遠慮なく、しっかりと教える必要があると思っています。
 
 
注※関西ではネイティブな関西弁。名古屋以東では標準語を使っての研修・授業をします(笑)。
バイリンガルです。受注時にご希望を承ります(^^)。
 
 

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