さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

技法ではなく、来談者中心であれ

2023年07月17日 05時57分00秒 | キャリアコンサルティング
面談時の「聞き返し」。
語尾上げ⤴️か、語尾下げ⤵️か問題。

昨日話していて気付いたのは
そもそも自分のテクニックができているかどうかを
気にしている面談は
PCA(来談者中心)では無いということ。

と、

語尾下げ⤵️を推奨する面談技法を
教えてくださった
先生は精神科医。
面談は治療。
クライエントは「患者」。

語尾上げ⤴️での質問を答える義務があると
感じてシンドイこともあるので
呟くように、独り言のように語尾を下げて
リフレクションする効果を生かすのです。


一方で
私たちキャリアコンサルタントは
患者を相手に医療行為はできないし、
してはいけない。
治療が必要と見立てたなら
医療へと繋ぐ必要があります。

キャリアコンサルタントのクライエントは、
健康な人。
治療では無く、
キャリア面談をしている
という大きな違いがあります。

ただ、
キャリア面談にくる人は
ペーシェントに近い方から
コーチーまで幅広いグラデーションがあり、

精神科や、心療内科に行くよりも
相談しやすい窓口として
キャリア面談に来られることもありますので
精神医学から心理学の広い範囲を
学んでおく必要があります。


キャリアコンサルタントが
語尾上げ⤴️か語尾下げ⤵️かは、

来談者中心に考えて、来談者をよく観察して、
来談者が話しやすいかどうか
使い分ける、が正解です。


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