さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

小室哲哉さん 会見で音楽活動からの引退を表明

2018年01月20日 03時40分00秒 | キャリアコンサルティング

https://natalie.mu/music/news/265902
小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」



この会見は、泣けた。

単なる「不倫問題」として片付ける問題じゃない。
世の中への問題提起にも思える。
この時代に考えないといけない
大切な課題がここにある。

配偶者の介護問題、
高次脳機能障害という他人には見えにくい想像し難い障害、
50代からの生き方。。。

才能を発揮していた人が、
才能の枯渇を感じる感覚を、理解できるだろうか。
アスリートの引退時にもある感覚かも。

若いときとは違う自身と、状況を
どう受け入れて、
そのトランジションを乗り越えるか。

配偶者の介護をする心身の疲れ、ストレス、
孤独、不安を、
どう乗り越えれば良いのか。

年齢的な衰え、更年期のアンバランス。
ミッドライフクライシス。

予測できるトランジション(人生の転機、大きなストレスにもなる)と
予想外のトランジション。
多重に重なるトランジション。

周囲のサポート。

ここにも、人生100年時代の
ライフシフト、ワークシフトの問題がある。




今日。50歳のためのキャリアデザイン研修に
登壇してきたばかりの
タイミングですが、
この、切ない会見には、考えさせられる問題がたくさんあります。

転機の乗り越え方のヒントとして、
シュロスバーグの4S(状況・自身・サポート・戦略)を
見直してみよう、などと
お伝えしていますが、
誰にも起こりうる問題として、
社会が、皆が、理解しサポートする
必要性もあるのではないでしょうか。


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
クリエーター情報なし
東洋経済新報社



週刊東洋経済 2017年7/22号 [雑誌](LIFE SHIFT(ライフ・シフト)実践編 日本人のための100年人生マニュアル)
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