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マハロ船長の航海日誌2

マカヒキ 〜ハワイの新年〜

新年は必ずしも1月1日と世界的に決まっているわけではなく。
中国の春節は有名だし、イスラム教では7月頃に正月を迎えます。他の宗教もそれぞれの暦を持っています。
経済的にはなぜか圧倒的に4月1日から1年が始まりますよね。
日本は違うけれど、学校の新学期が9月から始まるという国が多いです。
昔のハワイでも、独特な新年の習慣があったようです。
>  ネイティブハワイアンにとっての新年の始まりは、毎年10月中旬から11月中旬の間に、日没後の東の水平線上に「プレアデス星団(すばる)」が出現した時だ。その日からおよそ4カ月間にわたり、「マカヒキ」という祭りの時期に入る。
> その間は戦争が禁止とされ、建築、布や器の製作などの緊急性のない仕事は休みとなり、人々は遊びやスポーツ、食を大いに楽しんだ。このマカヒキの期間と重なる10月から3月頃は、ハワイは雨期に当たる。その間に人々が休むことで、大地を同時に休ませ、自然資源の再生を図っていたのだ。

([憧憬ハワイ マグロや爆竹…移民の歴史が織りなすハワイの年末年始』さゆり ロバーツ 2022/12/28 日経ビジネス電子版 より引用)


SDGsなんていう言葉を知らない古代ハワイ人は、持続可能な社会のあり方を知っていたということですね。


ところで、今日は二十四節気の一つ『啓蟄(けいちつ)』で、虫が冬眠から目覚め活動を始める頃という意味なんですが、"ヨット乗りの虫"も騒ぎ始めるのか、無性にヨットに乗りたくなります。
ヨット乗りの新年かもしれません。



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コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
こういうルールは、世界共通のルールとなればいいですね。もちろん北方の大国も従ってもらいたいルールです。
行燈入道
4ヶ月も正月休みが続いたのですか!
昔のハワイアンが羨ましいです。
戦争も禁止になるって所が素晴らしいですね。
停戦だ休戦だと、言いつつミサイル打ち込む
どっかの国とは大違いです。
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