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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

白いジブ

2024-03-31 10:38:28 | ヨット
 ところで、ショートハンドのセーラーにとって、ロープ一本で簡単にリーフできるジブファーラーは便利このうえない装置です。

しかし、デメリットもあることは事実。
その長所と短所を理解した上で使用すれば大変便利なものになりますね。

長所
1. 1枚のセイルでオールラウンドに使用できる。
2. 風力が増しても簡単にリーフィングすることができる。
3. 少人数でセイリングができる。
4. キャビンの中を広く利用できる。
5. セイルの取付け準備やあとかた付けがいらない。
短所
1. ファーリングドラムとハリヤードスイベルがあるため通常よりラフが短くなる(セイルエリアが減る)
2. リーフィングした時、セイルシェイプが崩れるためクローズホールドの性能が落ちる。(リーチングでは大きな影響は無い)
(以上コチラより引用)

この「セイルシェイプの崩れ」の影響は顕著で、上り角度が極端に落ちます。ファーリング回転が上から見た時に右巻きの場合はポートタックの時、左巻きの場合はスターボードタックの時に性能低下が特に大きいと感じます。


なんとかして、少しでもリーフ時の性能低下を防ぎたいと考え、UVカバーを撤去して、セールを巻いたときに少しでも細く巻けるようにしてみました。まだリーフしてないので、性能は試せてませんが、カバー無しの白いセール(それほど白くないが)は美しいと思いませんか?(思わない?こりゃまた失礼した。)それに、少しでもセールが軽くなれば微風時に風を孕み易くなります。
(まだUVカバーが付いている状態)

(UVカバーが付いていた部分が少し白く見えます)

なお、諸磯泊地ではファーリングジブであっても毎回降ろして仕舞う取り決めになっているため、紫外線劣化の心配はないですが、そうでないマリーナでは、ソックス式のジブカバーが有効らしいです。


(ソックス式UVカバー)

これから、アリーゼは真っ白な帆で相模湾を走り回りますよ!


2024/4/1
諸磯に来てみましたが、雲行きあやしく、雨もパラついてきて、本日の出航はあきらめました。


Alizé3ヶ月ぶりの出航

2024-03-29 11:43:22 | ヨット
2024/3/26
寒さに縮こまっていて、気づけば3ヶ月ぶりの出航となりました。


朝方はまだ強い北東風が残るがお昼頃から次第に風が落ちるとの天気予報を信じての出航です!
しかし、湾を出ると北東風はまだ残っていて、迷わずにメインセイルのみでの帆走とし、クローズリーチより落とし気味に走ります。


佐島沖に達する頃、徐々に風が落ちてきたようなので、ジェノアも揚げます。 
キャプテントヨシマの華麗なバウワーク!?


ヨットが進むと、ビールもすすむ?


船底の汚れ(海藻の付着)も、今日の走りでだいぶ落ちた気がします。


上架はGW明けになりそうです。連休前に整備したい艇が多いのです。


今シーズンも多いにヨットライフを謳歌したいと思います♪



Alizéでカニカピラ

2024-03-20 11:32:54 | ヨット
2024/3/17

今日は諸磯ヨットAlizéにてウクレレ練習会。

天気晴れて菜の花も満開なのですが、10m超えの強風なので出航は無理なので浮いてるだけのヨット上での開催になりました。


(以上©︎R.Nakamura)
こんな非日常的ロケーションでのカニカピラ(ウクレレ・セッション)も”アリ”ですよね。



Alizé目覚める

2024-03-18 09:16:12 | ヨット
2024/3/15 久しぶりの諸磯行き。

そろそろ我らがヨットAlizéグループも活動開始します。

まずは、汚れきった船底をキレイにしたいのですが、とりあえずラダーとプロペラの海藻を掻き落とさなければ!


去年は船底汚れが酷く、春先と秋口の2回上架したのですが、夏の間の牡蠣を落としたら、秋冬の間に海藻が付くという、踏んだり蹴ったりでした。
今年は観念して、評判のシージェット33プレミアムを塗ろうと思います。それで一年持つなら結果的には安くつく筈です。

とりあえず目立つ場所の海藻を掻き落としました。


上架までは、この程度でなんとかなるでしょう。レースに出る訳じゃないですからね。

冬場の工作でビミニトップのカバーを作ったので、取り付けてみました。
今までのシルバーシートのあり合わせを巻き付けた代物からすれば、はるかに見栄えが良くなりました。(実は、ちょっとキツめで、できればサンブレラを使って作り直したいと思ってます。)

断捨離の一環で、2本あったデッキブラシの一本を持ち帰ってきたのですが、よく見るとブラシの角度が変。もしかしたらこれは船底を効率良く擦るために前のオーナーが改造したものでは?


前オーナーのDIY魂に恐れ入りました。


曳航されて帰港するヨットを発見!大事に至らず良かったですね。





PHUKET KING'S CUP REGATTA

2024-03-13 15:26:59 | ヨット
先日、プーケット旅行の件をSNSに投稿したところ、プーケットでのヨットレース"キングスカップレガッタ"に出た方からコメントをいただきました。
そのヨットレースの存在は知ってはいましたが、プーケットで行われていること以外いつどこで行われているのか、詳しくは知りませんでした。
そこで調べてみると→タイ国政府官公庁サイト
         →プーケットキングスカップレガッタサイト
このレース(レガッタ)は、故プミポン王国陛下誕生日の前後、12月の第1週から第2週にかけて開催される国王杯レガッタ、プーケット・キングス・カップ。1987年に国王60歳の誕生日を記念して開催されたのが始まりで、その後毎年恒例のレースとなり、世界各国からの参加者がプーケットに集うとのこと。

そういえば、プーケットオールドタウンで撮ったディンギーの絵は、故プミポン国王の絵だったのかもしれません。


レースエリアは、わが家も訪れたカタ・ビーチじゃありませんか。
カタ・ビーチは多分ディンギーレース海面なのでしょう。


クルーザー(キールボート)は、わが家が夕日を見物したプロムテップ岬からも良く見えるらしいです。


キングスカップレガッタに出るほどの体力気力はありませんが、憧れますね〜。



次回は、
第36回PKCR 2024年11月30日~12月7日(予定)
だそうです。