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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

初スピンラン

2025-05-15 19:10:08 | ヨット

2025/5/14

「ハロ(HALO)」(太陽の周りにできる虹色の光の輪、日暈(ひがさ)とも言う)は天気下り坂のしるし。)ちなみに翌日は深い霧になりました。

 

共同オーナー三人がそろいました。A通信長氏のヘルムスでドックアウト。キャプテンT氏も早く来てテンダーの練習するなどヤル気十分です。

 

今日のテーマはスピンラン。

 

Alizeでは、まだ一度もスピンネーカーを揚げたことがなく、三人そろった超微風の今日は絶好の練習向きの天気なのです。

自作のスピンソックスは、生地が厚すぎてゴワゴワ!スピンネーカーのピーク部が大きなお団子状になって邪魔なことこのうえないです。

あきらめて次の機会にしようと思ったのですが、昼飯を食べたら再トライする元気が出てきました。

 

邪魔なソックスははずして揚げてみましたが、超微風のお陰で、スムースに揚がりました。

 

普通のスピンネーカーですが、スピンポールは使わないジェネカー的なセッティングでやってみましたが、まあまあ上手くいきました。本当はジェネカーにリカットしたいのですが、費用対効果を考えると、スピンランは微風時限定の遊びと割り切って使うのが"今のところは"正解な気がします。

 

スピン取り込みはコックピットからの取り込みが1番確実なようです。「スピンの取り込みはメインセールの裏から」を理解して適切に操船していただければ安全・確実だと思います。

爽やかな初夏のセーリングを今日も満喫しました。


アオリイカの産卵のための人工魚礁

2025-05-10 09:37:27 | ヨット

2025/5/9 

諸磯に出勤したら、木の枝を積んだモーターテンダーが出ていきました。

これは、アオリイカの産卵のための人工魚礁の設置の小学生対象の体験会だったそうです。

近年は磯焼けで海藻が少なく、海の生き物の隠れ家が減ったので、こうした人工的な魚礁の設置は多いに推進するべきですよね。

 

 

今日はシングルハンドなので、ジェノア1枚を展開してのセーリングとしました。

風速5m/s程度吹けば、ジェノア1枚でも、まあまあ走りますね。

ただし一人で畳むのが大変なのです(涙)

 

そういえば、産卵場所として、ヨットのキールに繁茂した海藻なんかは最適かもしれませんね。

めったに動かないヨットにも存在価値はある!・・・かも?

 


今日は立夏

2025-05-05 15:52:17 | ヨット

今年の立夏にあたる日は5月5日だそうです。 

暦の上ではもう夏!

つい先日(2/3)立春で、もう春なのに寒いねーなんて言ってたのにねー。

 

夏といえば海!

海といえばヨット!

ヨットといえば・・・・・ここから先は、それぞれのヨット乗りがそれぞれのイメージを膨らませていけば良いと思います。(私は、ヨットへの思い入れが強すぎて、なかなかひと言で表すことができません。)

 

船名にもサマーが付いてるヨット ありますよね。エンドレスサマー、サマーガール、サマーボーイ、サマーウィンド、、、etc.

 


出入港特訓を実施

2025-05-02 11:18:05 | ヨット

2025/4/30

山本五十六(旧日本海軍連合艦隊司令長官)の格言で「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」というのがあります。

勤め人だった頃は、肝に銘じていた言葉ですが、ヨットのトレーニングにも100パーセント当てはまります。

 

今日は風が穏やかなので、A通信長氏のために出入港特訓を実施しました。

 

やってみせ、行って聞かせて・・・まずは私がお手本を示して、手順を説明しました。

 

させてみせ・・・自バースをドックアウトしてから対岸のMYOC専用桟橋に着桟。すぐに離桟し自バースにドックイン。それを3回、と思ったらA通信長氏の「もういっちょ!」の要望で都合4回繰り返しました。ちょうどよい具合にだんだん風が上がり、風に流される感覚も体験してもらいました。

 

誉めてやらねば・・・年長者に対して「○○ちゃんがんばったね〜、スゴイスゴ〜イ、パチパチパチ!」とは言えないですが、可能な範囲で賞賛するよう心がけました。

横浜ベイサイドマリーナ時代もそうでしたが、出入港の操船という段階をクリアできると、船遊びは大幅に安心・安全になります。逆に、ここでつまずくとマリーナに足が遠のきがちになるオーナーの方を何人も見てきました。はじめが肝心ですよね。

 

〜閑話休題〜

指導の難しさで思い出したのは、かなりの以前ヘルムスを担当した時、右舷側のジブシートウィンチ担当が若手の初心者、左舷側のジブシートウィンチ担当が(かなり)年配の(実質的)初心者でした。
仮に右舷側のクルーをS君とし、左舷をPさんとすると・・・ポートタックで帆走している時に・・・

私は「タッキング用意・・・タック!・・・S!シート放せ、もたもたすんな!・・・・・Pさんシート引いていただけますか?・・・あっ、ウィンチは右巻きです。・・・(しばらく走ってPさんがようやくクリート出来た頃、再タックする)・・・Pさん申し訳ないですが再度タックするので準備お願いします。・・・S!ウィンチにシートかけとけよ!一巻きじゃ滑るぞ!・・・タッキング用意・・・タック!・・・Pさんシートを放してください。あっ!ブロックのとこでキンクしてるので直してくださいますか?・・・S!シート引け!早くしろ!引けなくなったらウィンチハンドル付けて引け〜!腰を入れて引け〜!・・・Pさんありがとうございます。・・・S!クリートしたら直ぐ風上側に移動すること!」なんて会話をする必要があったのでした。そして、心の中で「 Pさんはビール片手にオーナーズチェアに座っていてくれてたらいいのに。」と思ったのでした。

まことに指導はややこしい。

 


MYOCスプリングレガッタ

2025-04-28 14:32:57 | ヨット

2052/4/26

MYOC主催のスプリングレガッに参加してきました。

 

このヨットレースは普段はレースをしないクルージング派のための気軽なレース(運動会)で、昨年から始まったイベントです。

だからホワイトセイル艇、スピン・ジェネカーの使用禁止という敷居の低い草レースもといお祭りレースということで、我らがチーム・アリーゼも共同オーナー3人にて参加させていただきました。

 

当日は、風がNEからSEに振れつつ落ちるという"相模湾よくあるパターン"。おそらくフィニッシュが遅くなればなるほど不利になると思われ。鈍足アリーゼには不利ですが、順位は気にせずレースを楽しむことに徹しましょう。

 

他艇のスターンを拝むスタート直後。まぁ、接触事故のなかったことを喜ぶこととしましょう。そして次第に引き離されるいつもの展開。

 

その後は、我慢ガマンの”独り旅”。

 

先行艇に次第に離されるという展開は想定内ですが、フィニッシュに近づくにつれ、風が前の方に振れ、風速も落ちてきて、随分とフィニッシュが遅くなってしまいました。

 

レースデビューのA通信長氏も頑張りました。

 

キャプテンT氏も、ビールを我慢して頑張りました。?

 

レース結果について多くを語らないというのが当ブログのポリシー!?

まぁ、我らがチーム・アリーゼはブービー賞をいただいたということだけ書いときましょう(笑)

 

ヨットレースには昔から興味はないのですが、一生懸命に速く帆走しようとすることは、とても操船の良い練習になるのでたまに参加するのは良いことと思います。ヘルム、トリム、タックに”全集中”することなんて普段ないですからね。

 

レース後のパーティ。八重桜が満開でした。