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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

№10 MSC Bellissima航海記(客船クルーズによる日本周航)

2023-07-31 07:13:52 | 旅行
7/11 
朝から強烈な太陽が差し込みはじめた那覇!


クラクラするような暑さに負けそうになりながらレンタカーによる観光に出かけました。

レンタカーも予約で一杯だったのですが、ネット検索して予約可能なレンタカーをようやく見つけて、モノレール(ゆいレール)に乗って行く街中のレンタカー屋さん(ファミリーレンタカー沖縄)から借りられました。

最初に行ったのは首里城。ご存じのとおり首里城は火災消失していて、見どころは少なく、ざっと歩いて後にしました。首里城再建は2026年予定とのことで、その頃また来ることにしましょう!

次に行ったのがおきなわワールド。


施設内に玉泉洞という約30万年の年月をかけて創られた鍾乳洞があり、全長5,000m、国内最大級の規模を誇るとのことで、見ごたえありました。おまけに中が涼しいのはGOOD!

おきなわワールドはじっくり見たら5時間、さっくり見ても3時間かかるらしいのですがそんなに時間はかけられません。玉泉洞とエイサーショーだけ見て(これだけでもかなり見ごたえありました。)後にしました。

(お借り画像)

沖縄に来たら、戦争関連の施設を素通りすることはできません。ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館を見学しました。
屋外はすごい暑さですが、館内は冷房ガンガン!
展示を見ている時、どうしたことか急に目の前が暗くなって、不覚にも一過性の貧血?でダウン。車椅子で運ばれた救護室でしばらく休ませていただき回復しましたので、無事帰還しました。

丸安アパートの給水塔はオリオンビールのデザイン!


レンタカーを返し、国際通りに戻って来ました。お昼を食べてる暇もなかったので、ここでポークたまごおにぎり(ポーたま)を食べてみました。これはハワイのスパムむすびに似た食べものですね。


帰ってからはのんびり過ごしました。

元気になりました!



次の寄港地は高知。約36時間の航海の長丁場です。


追伸.
アメリカ軍をできるだけ沖縄に足止めさせて、戦争を長引かせることによって日本本土での戦争準備を整えるという沖縄”捨て石”作戦によって一般住民を戦闘に巻き込み、犠牲者を増やす最悪の結果を生んだという戦争の歴史を学びましたが、私の生まれ故郷は本土決戦の中心"松代大本営"近くで最後まで決戦の地とはならなかった為、戦後生まれの私はもちろん、親の代でさえほんとうに悲惨な戦争を体験していないみたいです。だから、せめて沖縄に来たときくらいは、あの”不条理な戦争"について思い返すべきだなぁと思ってます。


沖縄戦については琉球新報のWebサイトに詳しいです→リンク先


№9 MSC Bellissima航海記(客船クルーズによる日本周航)

2023-07-28 21:41:35 | 旅行
7/10 
今日は那覇到着が15:30ということでほぼ一日中東シナ海を走ってます。

海はとことん青く、太陽はジリジリ照りつけ、南の海の水平線はクッキリと海と空を区切って、ポツポツと白い雲が浮かんでます。

まったくご機嫌な水平線ですねー。だからビールが美味い!


飛行機の爆音が聞こえてくるようになると那覇が近づいた証拠。
白砂の小島が見えたら間もなく港です。

那覇クルーズバースにまもなく着岸。


夕刻、循環バスにて国際通りに繰り出しました。郷土料理と沖縄民謡の店に入り、ちょっとだけ沖縄を堪能。

沖縄民謡のなかで、特に耳に残ったのが「ゆいゆい(ゆいまーる)」という歌。(歌:山川まゆみ  作詞:坂田 英世 作曲:知名定男   2007年発表)
ひらけポンキッキでも歌われたそうです。
この「ゆいまーる」とは、沖縄の方言で「助け合う」「共同作業」「一緒にがんばろう」といった意味の言葉。
今でもうちなんちゅの応援歌的に歌い継がれているのだそうです。

♪ゆいゆいゆい、ゆいゆいゆい、ゆいまーる♪のフレーズが耳について離れません(笑)

明日も在沖縄です。



今日もせっせとセイリング

2023-07-27 20:30:17 | ヨット
2023/7/27
今日も諸磯に行ってしまいました!
『暑いのにおつかれさま。ご精が出ますねー。』と自分に言ってやりたいです。

キャプテンT島氏は陸上任務多忙につき、本日はシングルハンドにて出航!


いくら海の上とはいえ、長い時間日に当たるのは避けて、短期決戦のセーリングとなりました。

ちょっとズルしてメインセールだけでセーリング。
しかし、風弱く、オマケに潮の流れが強いのかずいぶん北に流されたようです。




お昼前に帰港したら、お隣さんの艇も帰ってきてメインファーラーの調子が悪くこれから修理とのこと。『体に気をつけて!』。私はさっさと家に帰りました。



№8 MSC Bellissima航海記(客船クルーズによる日本周航)

2023-07-25 21:37:47 | 旅行
7/9   
雨の釜山から南下して、雨は止んできました。

しかし、もうちょっと北の福岡あたりでは豪雨だったらしいので、雨か晴れかは微妙な境界線があったのでしょう。


今日の寄港地は熊本の八代市になります。
地図で見ると、かなり内海にあたる位置にあるのですね。


客船クルーズ時代の発着拠点として2020年にオープンした"くまモンポート八代"ですが、



屋外に出てみると、いたるところにくまモン像があつて、ある意味壮観ですねー。

今日は友人のみほさんが車で案内してくれるので、八代エリアからちょっと足を伸ばしてドライブを楽しみました。地元の人に案内してもらうと、所謂観光地でないけど面白いところを紹介してもらえて良いですね。逆に地元住民は観光客の”見たい”という場所に「前を通るばかりで、初めて入った。」なんていうところもあるようです。

みほさんの愛犬と再会!


隠れ家温泉 古保山リゾートというバリ島風の温泉に入りました。

熊本名物”からし蓮根"を食べてみました。
把手も蓮根!

からし蓮根コロッケを食してみました。

三角西港という所に来てみました。
明治時代の産業遺産のある水辺のスポットで、1800 年代の西洋風の邸宅があります。

向かいの島のその先は天草です。

三角西港は築港後、宇土・天草地方の行政、経済の中心として栄えたそうで、瀟洒な建物が残っています。

遅い昼食は「味千拉麺(天草二号橋店)」にしました。
みほさんは『味千拉麺はチェーン店で、美味しいんだけど、こんなどこにでもある店でいいんですか?』とのことですが、期待できそうな地元店じゃないですか!

この”味千ラーメン”美味そう!

わが家はチャンポンにしてみました。
野菜たっぷりで、なかなか麺にたどり着けないほどボリューミー!

気がつけば、最終乗船時間ギリギリの時間になってしまい、急いでくまモンポートに戻ることになりました。(ちゃんと間に合いましたよ。)


№7 MSC Bellissima航海記(客船クルーズによる日本周航)

2023-07-23 21:58:00 | 旅行
7/8 今日は唯一の海外である韓国釜山に停泊。


国際旅客ターミナルに着桟したのですが、船室から見えるところに釜山海洋大学(한국해양대학교)が見えます。ココは20年ほ前に帆船海星で大阪〜釜山の航海をした時に到着した場所で、実に懐かしいですね〜。トレイニーとして同乗した海洋大の学生さんたちは今どうしているでしょうかね〜。 

奥方の体調はだいぶ回復したものの、今度は私がダウン。しかも天候は雨!いちおう街に出たものの、早々に帰船。日頃のおこないの悪さを韓国の神々は見逃してはくれませんでした。


ところで、近くに海洋博物館があり、屋外にヨットが展示してあったので見てみました。


案内板がないので何をしたヨットなのか分かりませんが、韓国版の堀江謙一や白石康次郎みたいな人のヨットなのではないでしょうか?きっとね!

(後で調べたら、韓国人として初めてヨットによる世界一周を達成したキム・スンジン船長のアラパニ号(韓国語でカタツムリの意)のようでした。)



ところで、なぜ釜山という外国の港に一ヶ所寄港するかというと、外国船籍の客船が、日本でクルーズするためには、最低一ヶ所は外国の港に寄港する必要があるのだそうです。(日本籍船の保護のため?)
どうせ韓国なら済州島あたりが良かったなあと思うのですが、どうでしょうジャパネットさん?