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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

アロハ見習船員の初出航

2021-12-25 22:18:45 | ヨット
2021/12/22
今日は、4ヶ月♀のアロハ見習船員を初めてPukalaniに乗せてみました。

海に出てみるとそこそこ風があり、ジブ一枚で走っていても時折スプレーがかかる程でした。
だんだん寒なってきましたので早々に帰港。冬のセーリングはこんなもんでしょう(笑)

兄ちゃんと一緒だと、楽しいかどうかは分かりませんが、別に不安な様子はありませんでしたし、船酔いもまったくなかったです。頼もしいですね。
来年は、アロハを乗せてガンガン走ります!

オーナーズチェア

2021-12-22 08:18:30 | ヨット
世間のしきたりとして「上座(かみざ)」というものがあります。

ヨットにも上座というものがあって、それは最船尾のちょっと高い位置にある「オーナーズチェアー」と呼ばれる場所かもしれません。


さしずめ、帆船時代であれば「船尾楼甲板(英: Poop deck プープデッキ)」にあ
たるでしょうね。
リンク先
「最船尾の高い位置」は、全体が見渡せるので、指揮官の座る位置として合理的だと思います。
ちなみに下座(しもざ)は、船首部(Fore the mast)です。


私は、機走時は、右舷のオーナーズチェアに座り、足元のオートパイロットの操作と見張りをするという態勢が好きです。
だから、この位置のカップホルダーは必需品なんです。


風の弱いときなら、エクステンション・ティラーを使ってズボラ(笑)をすることも可能ですよ。


また、傾いたトランサムの場合、オーナーズチェアを後方に突き出すことによりデッドスペースの有効利用となりますね。なにより、空中浮遊感があって気持ち良いです。(しかしレース艇の場合は、スターンヘビーになるのでお勧めできません。)



ところで、海外では"Owners chair"とは呼ばないみたいです。
Perch seats とか Rail seats とか Pulpit Seats と呼ぶみたいです。(Owners chairで検索しても出て来ず、こちらの語ですとヒットしましたので、多分そうなんだと思います。ネイティヴに直接聞いたわけではありません。)
SternをくっつけてStern perch seats とか Stern rail seats とか Stern pulpit seats とも呼ぶようです。
Perchとは(鳥の)止まり木、(座れる)高い場所のことですから、そのまんまですよね。
Rail seatsは、スターンパルピットのレールに取り付けるシートという構造的な言い方ですね。
Stern Pulpit Seats も設置位置を示すそのまんまの呼び方ですね。
オーナーズチェアに近い呼び方としてはAdmiral seatでしょうかね。
いずれにしても操船に直接携わる人のための設備ではないから、Captain's seatではない。
日本における"オーナー"のニュアンスも、いわゆるオーナー&スキッパーではなく、純粋なオーナー(つまり操船には関わらない人)のイメージですよね。


これは、マリーナで見つけたアイデアもののオーナーズチェア。
スターンパルピットの上に取り付けているので、ずいぶん高い箇所に座面がありますね。ここからの眺めは爽快そうですよ。


DIYかと思われますが、しっかりと取り付けてあります。
さすがにセーリング中の使用は控えた方が良さそう?


追伸
オーナーズチェアで物を落とす高い確率で、水面下に消えることになります。
だから、スマホを操作するときは、必ずストラップを付けるか、コックピット内に降りてから操作することをゲストにはお願いすることにしています。


気ままにウクレレ

2021-12-18 20:31:46 | ヨット
2021/12/12
横浜ベイサイドマリーナにやってきました。(まあ、いつものことですから、あらためて書くことでもありませんね。)
上空にはレンズ雲がポッカリ。

この雲は上空の風が強いときに発生することが多く、風が強く吹く前兆だとされます。すでに上空では風が強く、やがて地上でも吹くのですね。
今のところ風は穏やかですが、何時から風が吹き上がるかわからないので、今日は出航しません。
というか、今日はウクレレの日なので初めから出航予定はないのです。(それでも、ちょっとだけでも出したかったんですよねー。)

今年最後のウクレレ練習日なので、まずはスパークリングワインで乾杯!


コックピットには、T島さんとT橋さんが。ウクレレ演奏をBGMに飲み会なのでした。


その後は、今年練習した曲のおさらいでひととおり歌ってみました。

ヨット乗り讃歌
青い海と椰子の木〜ハワイアンバージョン〜
ハワイ唱歌
KAIMANA HILA
KA NOHONA PILI KAI
KAA NA ALE=ハナミズキ
POIAHU
KIMO HULA
E HOI I KA PILI
HAWAII ALOHA
ALOHA OE
Smile
気まレレのテーマ

国内では新型コロナ感染は鎮静化していますが、今後どうなるか?海外旅行ができる程度になればうれしいのですが、まだ予断は許しませんねー。

追伸
風は日が暮れた後に吹き始めました。

キャビンのクッションカバー完成

2021-12-08 21:25:51 | ヨット
2021/12/6
YBMの空は今にも振り出しそうな曇り空。
風も強く、出航できる天気ではありませんが、
元々出航の予定はないので構いません。
今日は別の用事があるのです。


グレーのクッションというのは汚れが目立たなくて、ハードな使われ方をするヨットのクッションとしては無難だとは思いますが、やはり「味気無さ」というのは否定し難いものがあります。
(元々のクッション)

今回は私が好きなハワイアン柄の生地をカバーにしてみました。
実は新しく買った生地ではなく、以前パイオニア9に使っていたものの再利用なのです。したがって費用は0円。あとはそれを縫い付ける私の無料奉仕!(笑)

生地の柄。ハワイを感じますね〜


縫いあがり


本当は裏側はあまり見せたくはないのです(笑)


キャビンが明るくなりました。


かなりイケてると思いませんか?(自画自賛!)



パフォーマンスクルーザー

2021-12-03 18:27:29 | ヨット
かつてのヤマハから発売されるヨットで「R&C」という記号が付けられているものは、レーサー・クルーザーと言われる「レースに出ても好成績が期待でき、クルージングにも向いている」ヨットとして、当時としては”王道”のヨットでした。
やがて、レーサー・クルーザーは中途半端ではないかということで、よりクルージング向きのヨットが主流になってきました。
レーサーはレーサーで、より帆走性能を重視した、ある意味過激なヨットとして進化していったようです。(「ようです」と書いたのは、私はそっち方面には興味がないものですから。)


「そんなことを今頃知ったのかい?」と笑われてしまうのかもしれませんが、「レーサー・クルーザー」のことを最近は「パフォーマンスクルーザー」というらしいですが、
ヨーロピアン・ヨット・オブ・ザ・イヤー (2021)というのがあって、次の5部門で選ばれたそうです。
「Family Cruiser」、「Performance Cruiser」、「Luxury Cruiser」、「Bluewater Cruiser」、「Special Yacht」なんですが、
「Family Cruiser」部門に次いで「Performance Cruiser」部門というのがあるのですね。

もっともパフォーマンスクルーザーとは「cruiser-racer(何故か英語にするとRとCが逆になるらしい。野球のストライクとボールの順と同じようなものですか?)」のことだと説明があるので、もしかしたらレースという言葉を使わずに「高性能」をアピールしたいということなのかもしれませんね。
レースに興味はないけどスピードが速いほうが楽しいよね。・・・という人のための「Performance Cruiser」なのでしょう。(たしかに、それなら腑に落ちる説明です。)

我らがPukalani号はリベッチオ26という純粋な「Family Cruiser」なのですが、それでもやっぱりスピードが速いほうが楽しいと思います。
とはいえ、新素材セールを作るつもりはありません。ダクロンで十分です。今の課題はダウンウインド用のスピンネーカー(ジェネカー)を気軽に揚げられるようになることと、断捨離による軽量化です。

「断捨離による軽量化」については、1000回シングルハンド出艇を誇った前オーナーが貯め込んだモノは、購入直後にかなり捨てましたが、今でもロッカーの奥を発掘するとまだまだ不要品が発見されます。もっともっと捨てて喫水を浅くしたいと思いま
す。(今年の冬の目標は、3つのバッテリーを2つにして、全然聞かないオーディオセットを取り外したいと考えています。)
(←断捨離前のPukalani)

あっ、それから船底塗装はもっとこまめに塗り替えるようにします!・・・これが基本ですね(笑)