goo blog サービス終了のお知らせ 

マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

ピクニック・セーリングとソルティードッグ

2023-09-28 15:27:36 | ヨット
2023/9/26
Alize本日のデイセーリングは、マハロママとマハロとアロハを乗せるので、いったん桟橋に着けます。隣にはエンジントラブルのエスプリデュバンが着桟してました。


今日も軽風のピクニック・セーリング日和。


なんでAlizéのセーリングはいつも軽風セーリングなんだろうと考えたら、なんのことはない、そういう風の日を選んで出航しているだけなのです。
なにしろ現役引退後は、いつでも出航できるのですから・・・


機走から帆走に入ると、とっても静かに走り始めましたが、そういえば船底塗装前は帆走時に"シャワシャワシャワ!"という音がしてたことを思い出しました。今日はその音がないのです。・・・そう、あのシャワシャワシャワ!はフジツボが波を切る音であって、キレイな船底だとそういう音は出ないのです!


亀城礁沖あたりでランチタイム。キャプテンT島氏がソルティードッグを作ってくれるというのでヒーブツーに入ります。
のんびりと波に揺られソルティードッグを味わいました。


もちろんノンアル


ところで、同乗の2ワンコ達はセーリングを楽しんでるのでしょうかね?
”セーリングとはシーブリーズに吹かれながら昼寝をすることと同義”とすれば、2ワンコ達はセーリングすることが大好きなのでしょう!


退船する頃にはすっかり日が傾いてました。日が短くなりましたねえ。


フジツボ畑の収穫祭?

2023-09-21 18:34:24 | ヨット
2023/9/21
トンネルを抜けると、そこは(有)油壺造船所であった。




高い海水温の影響で、前回上架から6ヶ月で船底塗装せざるを得なくなりました。
にっくきフジツボびっしりで、ここまでびっしりだとある意味”壮観”です。


船底塗料は安価な「うなぎ一番レトロレッド」を使いましたが、塗料の選定を誤ったのか?
でも、油壺造船所の社長の話だと、今年はどのヨットも軒並み酷い状態だそうなので、塗料の問題じゃなく環境の問題なのかもしれません。

今回は今年2回目の上架であることと、秋から冬にかけてはフジツボの成長も鈍ると予測して、下地調整を省いて超いい加減に1回塗りで済ます予定です。(目論見どおりに行くかなぁ?)

プロペラの表面も何かが付いてましたが、軽くこすったら落ちました。ペラコート塗装は次回に。


キールには、フジツボ の付いてない箇所もあり。表面が平滑で、日が当たらなくて、2度塗りしてあるとフジツボが付かないようです。(3つの条件がそろったのが、このキール部分のみ。)


カットラスベアリングが抜け出ているのを発見!叩いて戻しておきましたがそんな処理で良かったのかな?(不安!)


フジツボ 落としは早朝出勤した私がやってしまいましたが、一箇所だけキャプテンT島氏に残してあげました(笑)


塗装は2人でやります。始めると作業は早い。2時間弱で終了しました。



今日はちょっと雨がパラつきましたが、塗装中は晴れていて良かったです。気温もまあまあ。


今回も船底塗料は格安「うなぎ一番レトロレッド」を使いましたが、もし秋冬でもフジツボ がたくさん付くようならseajet033プレミアムを使うしかないのかなぁ?


多田雄幸さんの顕彰碑

2023-09-19 15:45:55 | ヨット
多田雄幸さんというヨットマンをご存じですか?
今では、”白石康次郎さんのヨットのお師匠さん”と説明するのがむしろ分かりやすいかもしれません。
多田雄幸さんのヨット経歴は「オケラグループ」と共にありました。
”オケラ”というのはお金を持っていない状態を言いますが、「オケラグループ」も金のないヨットマンの集まりで、自作のヨット(23ft)を完成させたら金がスッカリ無くなったとの意味で、船名を「オケラ」と命名したのだそうです。オケラ1世は諸磯に係留し、相模湾でのセーリングを楽しんだそうです。
やがてもう少し遠くまで航海できるヨットが欲しくなり、オケラ2世(31ft)を作ることになったのが、三浦の福寿寺の敷地だったそうです。ご住職が多田さんと意気投合し、敷地を提供してくれたのだそうです。

実は、先日諸磯(MYOC)のO掘さんから、上記の福寿寺に多田雄幸さんと第一次南極観測越冬隊長の西堀栄三郎さんの碑があると聞いたのです。
なんでそんな話が出てきたかと言いますと、MYOCのパーティーでT島キャプテン作詞の「ヨット乗り賛歌」を披露したからです。このモト歌は「雪山賛歌」で、モト歌の作詞が西堀栄三郎さんである。山男の西堀栄三郎さんはヨットも好きでヤルンカンというヨットを持っていて・・・・・という話から出てきたのです。

ちなみに福寿寺の顕彰碑は、多田雄幸氏、西堀栄三郎氏そして植村直己氏。
植村直己さんのことはあらためて紹介するまでもない程著名な登山家ですよね。
偉大な冒険家達は、ヨット造りの合間にこのお寺で冒険談義に花を咲かせたのだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、行ってみました、福寿寺に。

場所は金田漁港から山側に登ってすぐです。

顕彰碑は本堂脇にありました。


お三方の名前が刻まれています。


ご住職の筆による「夢」という文字

裏にはお三方の略歴



オケラ2世はこの細道を海に向かって運ばれたのですね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに私が「オケラ」というヨットの名前を知るようになったきっかけは福寿寺で建造されたオケラ2世です。特異な船型から”いちじく浣腸”と揶揄されるも微風では良く走ったという記事を舵誌で読んだときです。実際に見てみたかったですねえ、”いちじく浣腸”のオケラ2世!

実際に多田雄幸さんに会った(正確には”海上ですれ違った”)のは第1回BOCシングルハンド世界一周レース(クラスⅡ)で優勝したオケラ5世が横浜港に入港してきたときに、たまたますれ違ったのですが、我々が手を振ったらうれしそうに手を振り返してくれたことがとても印象的でした。

今回はこのブログ「皆空の中で」を大いに参考にさせていただきました。→ココ


9月なのでSUPを

2023-09-13 19:33:45 | 日記
8月は暑さに負けてやらなかったSUPをここのところ始めてます。
インフレータブルのSUPは波風に弱いので、穏やかな海にピッタリです。


日の短くなった夕刻は秋谷海岸まで散歩。


あんまり気持ちが良かったので、ビール飲んじゃいました(笑)


ヨットの楽しみはセーリングのみにあらず

2023-09-11 14:15:50 | ヨット
2023/9/10
我らがヨットAlizé(バンドフェット)が所属する諸磯ヨットオーナーズクラブ(MYOC)は、100艇弱のヨットクラブですが、クラブとしての活動は活発で、今年は月例レースのみならず、児童招待セーリング、海上JAZZ演奏会、小パーティなど実に盛りだくさんのイベントを計画・実行してくださいます。まことに有りがたや有りがたや〜なのであります。

今回の企画は「アジアンエスニックパーティ」と銘打って、アシアン・エスニック(タイ/ミャンマー/インド/シンガポール)な料理のパーティとなりました。

それにしても、こんな料理を用意するのはさぞかし大変だったろうにと思いますが、我々は"食べる人"に徹しました?

ちなみにミャンマー料理はミャンマーからの技能研修生が用意してくれました。(日本にはない麺なので、きしめんで代用するなど苦労したそうです。)


タイのガイヤーン(ガイ=鶏、ヤーン=炙り焼く)とシンガポールのバクテー(肉骨茶)は懐かしい本場の味で、マハロパパは大満足でした。
その他は初めて食べる料理になりますが、今日の残暑にぴったりなエスニック料理でした。

そして、パーティに必須の音楽は、我らウクレレ隊が一部担当。出し物は、ヨット乗り賛歌、ラ・メール、ラハイナルナ、我ら海の子、そして海その愛、を熱唱?させていただきました。
ご近所から苦情が来なくて良かったです(笑)


インド舞踊?も

ミャンマーの方々はミャンマー語で乾杯(長渕剛)を歌ってくれました。

それにしても暑かった〜。
でも我らがヨットAlizéは平日に活動することが多く、他の艇の方々との交流が少ないので、この機に交流できたのは良かったです。(要するに、それがクラブのイベントの存在意義なんでしょうね。貴重なクラブ活動だと思いますよ。)