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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

"ディドロ効果"に気をつけろ

2024-07-26 13:59:22 | ヨット

ディドロ効果(Diderot effect)とは、ある商品やサービスを購入したり所有したりすると、その商品やサービスに関連する他の商品やサービスを購入したくなる心理現象のことを指します。例えば、ある人が新しいスマートフォンを購入すると、そのスマートフォンに合わせたケースや充電器、保護フィルムなどを購入したくなることがあります。このように、ある商品やサービスを購入することで、関連する商品やサービスに興味や欲求が生じ、それらを購入する傾向が高まるというのがディドロ効果の特徴です。(引用先

 

ヨットの購入時においてもディドロ効果はありがちですね。

引用先

例えば、

・艇名入りのおそろいのユニフォーム(ポロシャツ、Tシャツ、キャップetc.)を作りたくなる。

・ハル色に合うファブリック(ドジャー、ビミニ、スタッグバッグ)類に新調したくなる。同じくフェンダーもハル色に合うものに新調したくなる。

・碇や舵輪マークのお皿とか、帆船柄のワイングラスなんかもヨット購入時には欲しくなりがちです。

引用先

 

私などは、ヨット購入時は予算ギリギリだったりするので、ディドロ効果は当てはまらないですが、"あるある"な話ではあります。

 

ちなみに、このMasa Yumeの刺繍のポロシャツは、昔、ギリシャで出会ったトルコ人オーナーのヨット「Masa Yume号」を訪問したときにいただいたもの。

ゲストに差し上げるために常備しているユニフォームのようです。Alizé号にもこんなの作りたいなあ!と考えるのがディドロ効果ですね〜。

 

 

 

 


傾き者

2024-07-22 13:02:39 | ヨット

傾き者」と書いて「かぶきもの」と読みます。「かたむきもの」ではありません。 

傾く(かぶく)」という言葉の意味は、奇抜な格好・身なりをする、並外れたもの、常軌を逸するという意味です。そしてそういった放蕩無頼(ほうとうぶらい)、異端あるいは異装の服装・髪型・行動をする者のことを「傾き者(かぶきもの)」と呼びました。→引用先

傾き」が「歌舞伎」の語源であることは良く知られています。

 

ということなのですが、「かぶきもの」と読まずに「かたむきもの」と読んだら、それは"ヨット乗り"のことじゃないですか?

なにしろヨットという乗り物は、傾いて走るのが正常という乗り物ですからね。そんな傾いたヨットに乗る人は「かたむき者」でしょう。

 

まてよ?

かぶきもの」と読んだとしても、ヨット乗りに当てはまるのかな?

だって、こんなに傾いて走る乗り物に嬉々として乗ってる奴はまさしく常軌を逸した異端児でありかぶきもの」と言われても仕方のない酔狂な輩(やから)なんじゃないですかね?

(Winslow Homer)

 

本日は2人の「傾き者」が集まりました。

帆船好きの傾き者はBさん。つい先日Amiの九州クルージングから戻りました。

もうひとりはハンザディンギー乗りの傾き者であるK坊。娘さんを”みらいへ”でのパラオ航海に送り出した際の話(ウラ話?)が面白かったです。

 

そんな傾き者でも、相模湾のシーブリーズに吹かれて、傾きセーリングにいつまでもチルっていたのでした。

(オカでは猛暑の一日だったようですが、海の上はGentle breezeに吹かれて快適そのものでしたよ。)

 

快走するわれらがAlizéの上手を軽々と抜き去っていったHanse315。その時は気づかなかったのですが、あらためて写真を見返すと、、、フォアセイルはジェノアじゃなくてコードゼロ・スピンネーカーですね。我が艇の遅さを見せつけられた気がしたのですが、コードゼロなら納得。しゃあないですね。

 

シーボニアのシナーラ号も見学。非常に美しい状態にメンテされていますね。

 

リゾートな夏ですねえー。若者たちは真夏の海の遊びを満喫したことでしょう。

 

 

梅雨明け後の週末の相模湾はさすがに帆影が濃かったです。帰港時に振り返ると何ハイものヨットが帰港してくるところでした。

 


思い出の(セーリング)カナディアンカヌー

2024-07-12 12:10:00 | ヨット

私の手元に、ヨットデザイナーの横山晃氏が設計した(セーリング)カナディアンカヌーのセールプラン図のコピーがあります。

これはシーカヤッカー(当時はシーカヌーと呼んでました。)であり、海でカヤックを安全に漕ぐためのイロハを教えていただいたT氏からいただいたものです。

私がカヤック一辺倒ではなく、セーリングに興味ある人だと知って、この(セーリング)カナディアンカヌーのことを教えてくれたという訳です。

なぜなら、T氏は、この(セーリング)カナディアンカヌーを横山晃氏に設計依頼した本人だからです。

 

この時、手紙もいただきましたが、その内容の一部を引用しますと・・・

同封した(セーリング)カナディアンカヌーの図面は私が1982年に横山晃氏に設計依頼したものです。同氏が自分の設計歴の中で最多記録(9回)の試行錯誤をくり返して完成したという艇です。 (中略)   私自身はこの艇を結局造ることなく乗ることなく現在に至っています。(設計料を50万円も支払ったのに。) 私のシーカヌーに対するConceptが設計期間中に先鋭化し造る気持ちがなくなってしまったからです。

T氏は建造しませんでしたが、世界一周した池川富雄氏(池川ヨット工房)が見事な完成度で建造しています(ココ)。FRP化したものはかつて青木ヨットにて販売していて、その後、横山晃氏の息子さんでヨットデザイナーである横山一郎氏が改良設計し、アクアミューズという製品名で現在も建造販売されているようです。私は、一時期中古のアクアミューズを手に入れて遊んでいた時期がありましたが、自宅の引越し等の事情で手放してしまったのが本当に悔やまれます。(こりゃ早まったことをいたしたのう!)

 

これはT氏にもらった折りたたみ式のカヤック 。重くて遅くて漕いでいて面白くないので「あげます。」と言われてタダで貰っちゃいました。

 


懐かしのA級ディンギー

2024-07-09 14:41:56 | ヨット

私は、逗子セーリングクラブ(ZSC)の(幽霊)会員なのですが、当クラブはA級ディンギーも一艇所有していて、先日葉山で開催された「33rd A-Class Dinghy Japan Championship」に出場したそうです。(なにしろ幽霊会員なので"そうです"と言わざるを得ないのが心苦しいところです。)

レースにはWOODクラス13艇、FRPクラスは21艇参加ということで、結構な規模でしたね。

日本A級ディンギー協会のHPには、「日本のA級ディンギーの歴史は1932年(昭和7年)に日本ヨット協会が設立に際してヨットマン育成の為英国人Cockshott設計の12フィート・ディンギーの製造権を導入し公認レース艇として広く国内建造を進めたのが始まりとされています。」とあります。さらに「1973年(昭和48年)学生選手権においてA級ディンギーはオリンピック種目に採用された470級に入れ替わりました。」とのことで、約40年のA級ディンギー時代は終わりましたが、「各チームでは高齢化対策が課題の一つになっております。しかしこの2、3年現役時代スナイプ・470級の選手がA級ディンギーに参戦し始めA級ディンギーの魅力を感じレースを楽しんでくれているようです。」とのことで、クラシックなスタンディング・ラグ・リグのA級ディンギーの魅力が若い世代に受け継がれていくことを願ってやみません。

ところで、私が生まれて初めて乗ったヨットもA級ディンギーでした。

「A級に始まり、A級で終わる」というのも悪くないと密かに思ってます。だから、まだA級ディンギーはまだまだ消えないで欲しいと思います。


洗岩か?と思ったら、流木だった話

2024-07-07 14:02:08 | 日記

先日、出航した時のことですが、小網代湾口で突如洗岩にぶつかる!っと思ったら、流木でした。

多分大雨で海に流れ出したものかと思いますが、結局は海岸に流れ着き、浜辺の景観を損ねています。

少し前までは流れ藻(ホンダワラ等)がペラに絡みつくトラブルが頻発してましたが、梅雨時から台風シーズンにかけては、流木に注意ですね。

 

蛇足:20年以上昔の話ですが、ワッチしてたら丸太に人間が捕まっているようにしか見えない流木を発見してしまいました。

そんなバカな?と思いつつも、かなりドキドキしてしまった経験です。