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命のカウントダウン2(健康余命523日)

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

新形コロナ、そろそろピーク?

2025-08-22 23:22:37 | 新型コロナ
新形コロナ感染症(COVID-19)が9週連続の増加が発表されました。
増加はしてますが、増加率は3%と僅かです。そろそろピークを迎え、その後減少に転じそうですよね。

全国的にはそうなのですが、地域差は結構明らかです。

これまでにも言ってきましたが、沖縄県は既にピークアウトしています。
そして、九州の南西部も。ピークアウトした様に見えます。
九州北東部はほぼほぼピークトップに差し掛かっているようです。


しかし、九州北東部はこれからほど近くピークを迎えようとしているようです


四国、本州の東北地方以外、ピーク前後のところが多い印象です


東北、北海道は、今から本格的に増加しそうに思えます。
新型コロナ感染症前線は、日本列島をゆっくりと東北方向に進んでいます。
波の大きさは、大きくはありません。ですが、入院患者数は感染者数に比べると多いです。
これは、軽症患者さんが受診されなくなった事に起因していると思われます。
と、言うことは、今回の2025年夏の波、報告から見える大きさよりは少し大きい波なのかもしれませんね。

モデルナのリアルタイム情報を見ると、お盆で報告数がいったん減少した後、再上昇しています。なので、今しばらくは感染者数増加するかもしれないです。ピークアウトは数週先かもしれませんね。

札幌医大は未だ【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推定値 を更新してくれていません。前週の情報ですが・・・
何故か九州南西部に奈良県が割って入って3位。不思議ですねぇ。新たな情報が待たれます!!!

現在流行しているのは、オミクロン株から派生した「ニンバス(NB.1.8.1)」強いのどの痛みが特徴と言われます。ですが、私の実感として「喉をカミソリで切られたような激痛」を訴えられた方はごく少数です。ほとんどの方は軽度の感冒様症状で、風邪と全く見分けがつきません。それでも、高齢者や重症化因子を持った方にはアブナイ感染症なのです。血液型ではA型の人もアブナイそうですよ!。5類にはなりましたが、死亡率はインフルエンザの15倍だと厚生労働省も報告しています。気を付けるに越したことはございません!!
危ない人に感染させたら、人殺しになる可能性すらあるのですから!!




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OTC類似薬の保険適用除外 さて、どうなるのやら

2025-08-21 22:34:30 | 医療
昨夜、OTC類似薬の保険適用除外になったら、どうなるのか、試算してみたのですが、今のところ、どのようになるかは全く分かっていなくて、私が試算したようにOTC類似薬が保険適用を外れるだけで医療薬として生き残る(割高にはなるけれど、医者の処方薬として生き残る)のか、それとも、医者の処方薬から姿を消してOTCとしてしか求められなくなるのか、今のところ全く決まっていないのだそうです。

OTC類似薬が保険適応外になることに反対しているグループ(医師会、保険医協会、共産党)などは、保険適応を外れたら、難病の患者さんたちが苦しめられたり、これまで優遇されていた年少患者などが、あらゆる補助を受けられなくなると脅すのですが・・・ほんと、見苦しいとしか思えないです。そういった少数の方に対しては見落としなく保護していこうと言っているのに、わざとそういう事には目を向けないのでしょうね。共産党、弱い者の味方だと言いつつ、グロスの経済に全く目を向けない、「減税し、社会保障は手厚く、給料はあげましょう」という馬鹿野郎集団の意見なんて聞く気もしないです。本当にくだらない。日本医師会もこんなところで共産党や保険医協会と意見が合うとは奇遇と言うか見苦しいというか!!本当に欲張り村の村長の振る舞いは気品に欠けますねぇ。権益でしか動かない哲学なき集団ですね。
前回の参議院議員選挙の結果によって、この度のOTC類似薬の保険外し法案は現実化しました。
その法案に対しての医者の意見です。
私は開業医ですが、どちらかと言えば・・・賛成です。

医療費は増大し続けています。
何らか、抑制は、しないといけないと思っています。

抑制策として、全年代の負担率をとりあえず3割にし、色々な補助を増やすというのが私の意見です。

ですが、抑制策の一つとして、OTC類似医薬品の保険外しも一策だとは思います。

何らかの保険費用の抑制策は必要なのです。
その一策として、OTC類似薬の保険医適応外しはあるとは思います。

しかし、私はこれが良策だとは思っていません。
保険負担全員3割の上、色々な補助でカバーしていく方が良策だと思っています。

さて皆さんのご意見はいかがでしょうか??

OTC類似薬の保険適用除外 で医療はどうなる? 薬剤師 が解説



「OTC類似薬、保険適用外へ」について

2025-08-20 15:00:08 | 医療
 風邪薬や胃腸薬など市販薬と効能の似た「OTC類似薬」の一部について、政府が2026年度から公的医療保険の適用外とする方向で調整していることが分かった。患者の負担に配慮しながら品目の選定を進め、対象品目を段階的に拡大することも視野に入れる。 

上記の記事を、スパッと理解できる方おられるでしょうか?
まず「OTC類似薬」って何?ですよね。

その前の基礎知識、薬局やドラッグストアなどで処方箋なしで購入できる医薬品のことをOTC医薬品:(Over The Counterの略)と呼びます。

その、OTC医薬品(市販薬)と成分や効果が似ている医薬品のことをOTC類似薬と呼びます

まだ、理解しにくいかもしれません。具体例を出すと、分かりやすいと思います。

胃薬として広く使われているガスター(ファモチジン)を例に考えてみましょう。
ガスターというのは、先発医薬品名です。現在第一三共ヘルスケアが販売元となっています。一般薬品名がファモチジンです。薬局でも医薬品でも、先発品とジェネリックが存在します。いずれでも、先発品名はガスター、ジェネリックはファモチジンで販売されています。医薬品、OTC共に先発品の値段が高くて、ジェネリックは安くなっています。今回、話を単純にするために、先発品のガスターに的を絞って話を進めます。

ガスターは医薬品として1985年から、ガスター10は、1997年から市販薬として販売されています。

医薬品のガスターには、10㎎錠、D10㎎錠、20㎎錠、D20㎎錠、2%散剤、10%散剤、注射薬があります。
ここで取り上げるのは、10㎎錠またはD10㎎錠です。
ガスター10㎎錠、ガスターD10㎎錠の薬価は12.1円です。
ガスターD10㎎錠の写真
一方、薬局で売っているのは、ガスター10

この市販品のガスター10、amazonで 12錠包装:¥1,028でした。1錠:¥85.7
医薬品の方が圧倒的に安いですよね。その上、医薬品の場合、医療保険を利用することが出来ますので、12錠の値段は12.1×12×保険の負担率となります。
12錠 3割負担なら、¥43 1割負担なら ¥14 
1錠なら、3割負担:¥4 1割負担:¥1(少数以下は切り捨てなので) 同じ薬の値段と思えないですよね!薬代だけを比べたらとんでもなく医薬品がお得です。

ただ、初診料、処方料など色々取られますので、例えば院内処方で3割負担の方にガスター(D)10㎎錠を1日1錠12日処方したとすると、本人負担は¥1,120でした。amazonで買い求めるのと似た値段になりますね。多分、そうするような「チカラ」が働いているのでしょうね。

もし、ガスター10㎎錠が保険適応外になるとすると、概算ですが先ほど¥1,120であった負担額が¥1,210と、90円高くなります。ガスターの薬価が安いのと、処方日数を短く設定したことで差が少なくなってしまいました。

同じく3割負担の方に1日2錠で30日処方したとすると、初診の場合、現在では¥1,270 保険適応外になると¥1,690 と、420円の差となりました。
1割負担の方に同じく1日2錠30日処方したとすると、初診の場合、現在では¥420の負担、保険適応外になると¥960と、540円の差となり、負担金は現在の倍以上になります。(費用はすべて概算です)現在支払額の少ない方の影響が大きくなるようです。(生活保護は別です)

保険適応外になりることが予想されている薬は、ガスター10㎎以外にも
抗アレルギー薬、湿布薬、消炎鎮痛剤など多岐にわたります。
社会保障費や社会保険費用の軽減と言うプラス面もありますが、マイナス面も大きいと思われます。さて、あなたはどう思われますか?



Across The Universe (Remastered 2009)

新形コロナ8週連続増加

2025-08-15 12:06:28 | 新型コロナ
全国の新型コロナウイルスの感染者数が8週連続で増加しています。そして、お盆休みの移動などで、今後しばらくも増加傾向が続くと思われます。


 いま流行しているのは「NB.1.8.1」という、オミクロン株の派生種で通称「ニンバス」のどの痛みが特徴的だと言われています。喉が非常に痛いのが特徴とも言われますが、そんなに痛い方はごく少数で、痛みを訴える方がこれまでより少し多い程度だと私は感じています。変異は大きくはないので、大流行になる可能性は殆どないと思われます。

のどの痛みが少し強いとはいえ、全体的には風邪と同様の症状で見分けはつかないです。重症化が少ないので、コロナに感染していると気づかない人も多いと思われます。のどの痛みを訴えない陽性者、熱もない陽性者も結構おられいます。そのような軽症患者さんでも他人にうつす能力は十分あるので、そのような方が感染を広げている可能性大です。

また、この猛暑、エアコンを使い、締め切った部屋で過ごされている方も多いでしょう。換気しないでエアコンを使い続けると、空気は乾燥し、のどは干からびて感染しやすくなります。 また、百日咳などの流行も見られ、乳幼児では悪化しやすいため、そちらも心配です。エアコン入れっぱなしでも、たまには換気も致しましょう。


新形コロナ、患者さんの増加に伴い入院患者さんも増加しています。
入院患者さん、重症化する患者さん、その多くが高齢者です。勿論、死者の殆ども高齢者です。そして、軽症化したとはいえ、5類に移行して以降の1年間でインフルエンザの15倍の死亡者数を認めました。やはり侮れない病気なのです。


  手洗い、消毒、マスクなどの、従来の感染予防をする。また、体調不良を感じた場合は、重症化リスクが高い高齢者とは長時間の接触は避けるようにしてください。 

高齢者で感冒様症状を呈した場合、コロナの検査を受けたほうが良いです。特に何らか疾患を有しておられる方や超高齢者は危ないです。早めに検査を受け、陽性だったら高価ではありますがゾコーバ、パキロビッドパックなどの抗コロナ薬の服用をお勧めします。ラゲブリオ、私はお勧めしません。効果が怪しいからです。それなのに高価ですしね!!パキロビッドパック、ゾコーバ、どちらも(特にパキロビッドパック)禁忌の併用薬が多くて、それを調べるのが面倒なので使われない事が多い(逆に禁忌薬の無いラゲブリオは頻用される!)のが現実です。命を守るための第一選択役はパキロビッドパックです!!!!次が半額のゾコーバ。それらが使えない場合にのみ、私はラゲブリオを使います!!


Billy Joel - Piano Man (Official HD Video)


老化の激流の中にいます

2025-08-12 22:24:14 | 
聴力低下、視力低下、歯が緩くなって来ました。歯槽膿漏?思考は朦朧??
髪の毛は抜け続けるし皮膚は痒い、高血圧、脂質代謝異常、糖尿病にアルコール中毒、生活習慣病の巣窟です。中等度以上の脊柱管狭窄症も抱えています。そんなこんなで毎朝10種類の薬を服用しております。
このブログタイトルの健康余命、535日あるかどうかすら分からないですよねぇ。
死へと向かう流れなのでしょうけれど、いくら抗っても最終、行く先は一つ そうではあるのだけれど、焦っても仕方ない。周りを見渡しながら、揺蕩って行きたいと思っています。先に逝ったら待っているけど、貴方が先だったら、迎えてね!!逢えるのか逢えないのか、逝ってみないと分からない!!

この人生、最期まで楽しめたらありがたいですが、どうなりますやら!







シクラメンのかほり