日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

[SBI1] (5/3) 本会議(午後)

2016-05-03 23:03:03 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
○本会議

・議題9"Resource mobilization."
(IUCN-Jの方と外で打ち合わせをしていて聞けませんでした)

・議題10"Financial mechanism."
EU:(書き取れず)
モロッコ:資金ニーズに基づいて優先を。
メキシコ:愛知ターゲット3にも貢献する保護区を優先すべき。
スイス:GEF以外の資金も含めて現状の枠組みに基づき優先配分を。
グァテマラ:(書き取れず)
中国:GEF7への発展途上国ニーズの反映を。
日本:GEFへの支援を継続している。効果的な利用を。
セネガル:(書き取れず)
タンザニア:(書き取れず)
ICCA:(書き取れず)
IIFB:ICCA支援。IPLCsのニーズに優先を。

・議題8"Capacity-building, technical and scientific cooperation and technology transfer."
EU:(書き取れず)
日本:短期活動計画は能力開発のみ。科学技術移転は別の決議。Annexは入れるべきでない。反対意見も明確に入れるべき。
メキシコ:能力開発・技術移転は必要であり残すべき。特にFAOは重要なパートナー。
ベラルーシ:最も最近の方法論により能力開発がなされる必要がある。分類学について考えると、カナダにはセンターがあり専門家がいる。
モロッコ:短期活動計画が能力開発と科学技術移転が含まれていることを歓迎。重複を避けるべき。ベルギーに感謝。南南協力にも感謝。
ブラジル:能力開発は実行のキー。オンラインコースを歓迎。金銭効果的に科学技術移転もオンラインコースが期待される。短期的には各国状況に合わせ、各国言語での構築が期待される。
カナダ:能力開発の効果測定有難う。ギャップ分析とそれに基づく短期活動計画も。Annexには革新的な取り組みが含まれ、金額も野心的だ。優先順位をつけるべき。価値判断もすべき。
ニュージーランド:能力開発・能力ギャップに基づく短期計画と島しょ国への対応について歓迎。しかし優先順位はつけるべき。
スイス:短期活動計画は改善の余地がある。コアタスクに集中すべき。CHメカニズムのレビューが重要。
ガーナ:アフリカ代表。能力開発は実行にクリティカル。キーニーズに明確な資金配分を。
南アフリカ:事務局の推奨を支援。予算はバランスが取れている。
韓国:技術科学協働についてはコーディネーターが必要。里山イニシアティブ、など。明日の昼にサイドイベントします。
エチオピア:能力開発は重要。ガーナ支持。
中国:発展途上国は実行に困難を持っている。能力開発と技術移転。南南支援は困難。
セネガル:ガーナ・エチオピア支持。能力開発のニーズは大きい。
スーダン:(書き取れず)
チモール:能力開発は非常に重要。コミュニケーションスキルに難点。
カメルーン:ガーナ支持。条約12条との比較。発展途上国の特別なニーズに対応することを「条約の精神」として対応して。アフリカのニーズは能力開発に明確に表れている。情報文書に締約国の希望が入っているが、これはCOP文書に含まれるべき。これに予算をつけるべき。
ペルー:メキシコ・カメルーン等支持。
フィリピン:特にIPLCに対して支援を。短期活動計画については発展途上国に重点を。
IIFB:Webinar、オンライン教育を。技術移転。IPLCsを追加すべき。Webシステムを歓迎。さらに強化を。
GYBN:能力開発は十分でない。さらなる資金提供を。また、優先順位としてIPLCsと若者を。Webシステムについては啓発を。SNSが有効。SBSTTA20の開始の際には1.1万人にリーチした。SNSをWebに入れると良い。
エチオピア:IIFB支持。

[SBI1] (5/3) 本会議(午前)

2016-05-03 23:03:02 | 生物多様性
○本会議
議題5"Review of progress towards Aichi Biodiversity Target 16 on the Nagoya Protocol."(続き)
ベラルーシ:ベラルーシは市民組織とともカルタヘナ議定書を実施している数少ない国。
イエメン:国・地域での訓練について。リスク管理の能力開発。技術移転。クリアリングハウスがより効果的になるように市民組織とも連携を。GEFの支援により国・リージョンレベルの取り組みを。
チモール:名古屋議定書の議論は何度もしてきた。もう終わりにすべき。チモールでは能力開発などを資金援助により進めてきた。政策リーダーに重要性認識を。
ベニン:2013に批准。市民組織とも連携。貧困撲滅・食料安全・気候変動対応などに関する生物多様性の保全に直面している。
マラウィ:国内法の整備中。アフリカの支援に感謝。技術・資金提供を。
モルドバ:批准済。遺伝子組み換え生物の対応を進めている。
ウルグアイ:2014批准。能力開発。学術・IP・その他のセクターへ。GEFには能力開発支援を期待。クリアリングハウスメカニズム。
スーダン:批准に向かって進んでいる。能力開発強化が必要。クリアリングハウス。Urge parties 技術・資金援助を。
ギニー:実施に向けた能力が無い。能力開発が必要。法制度と政策が必要。
トーゴ:法的側面などの支援が必要。
IUCN:実行には綿密な分析が必要。
IIFB:多くの国がIPLCsをプロセスに入れていない。モロッコはアマゾン言語に翻訳した。8jはこのプロセスから切り離されるべきではない。
FAO:IPLCs・ビジネスセクター・科学者などとの協業が必要。食料・農業分野における能力開発・技術支援の必要性。Invites ABS Food and Agri...
ITPGRFA:資金提供により条約間の調和を。
ミクロネシア:ABSの方法実行について困難がある。法律。海洋環境。
メキシコ:FAO支援。
COMIFAC(アフリカの森林関連組織):女性・IPLCsなどへの能力開発を。ドイツ・日本・GEFなどに感謝。資金支援増加が必要。

・議題6"Assessment and review of the effectiveness of the Cartagena Protocol on Biosafety and mid-term evaluation of the Strategic Plan for the Protocol."
インドネシア:クリアリングハウス作成し、バイオセーフティの情報を掲載。
メキシコ:あと6か国の批准が必要。
EU:能力開発。国別報告書の登録が少ない。
モロッコ:(書き取れず)
ノルウェー:(書き取れず)
バングラデシュ:(書き取れず)
サウジアラビア:(書き取れず)
ニュージーランド:(書き取れず)
ブラジル:ノルウェーのパラ3,5に関する指摘に賛同。
ボリビア:マザーアース。ホリスティックアプローチ。ノルウェー支持。
DRC:リスク関連バイオ技術にアクセスする資金が不足している。GEFのみが資金提供。能力開発。
ウガンダ:第3次国別報告書を登録した。報告書について資金提供が少ない。すなわちこの分野の啓発が少ないということ。
中国:(書き取れず)
南アフリカ:(書き取れず)
トルコ:(書き取れず)
ウルグアイ:(書き取れず)
チュニジア:(書き取れず)
マラウイ:(書き取れず)
スーダン:(書き取れず)

・議題7"Strategic actions to enhance implementation, including the mainstreaming of biodiversity within and across sectors."
EU:パブリック/プライベートセクターでの情報共有重要。ビジネスの報告に自然資本会計の活用を。愛知ターゲットとSDGsを結びつける指標が必要。レビュー。SBSTTA20のドラフトを支援。
エチオピア:地域が運営するシードバンクを設立。運営組織として生物多様性インターナショナルを設立。うまくいっている。
モルジブ:持続可能な開発が重要。資金支援について盛り込まれるべき。
日本:地域戦略作りが活発。現在100。国内の地域レベルでの取り組みについて記載を。ビジネス。SBSTTAのドラフトとマージすべき。
ナイジェリア:市民セクター、ビジネスセクター、地域コミュニティを含めた取り組みが必要。シナジー追加。
カメルーン:主流化の方法論についての議論が重要だ。主流化は国内取り組みの入り口だ。1)SBSTTAが多くの情報提供、2)資金提供。
ニュージーランド:セクター・セクター間アプローチ。主要課題に集中すべき。オプションについては「締約国のコンサルテーション」、などの記述に変更。
ガーナ:カメルーン支持。資源動員重要。PPP。ビジネスでの生物多様性オフセット。
ガテマラ:コミュニティツーリズムと是正措置について、複数ヶ国(subregional)レベル・国内の地域(subnational)レベルの保護区も必要。
メキシコ:SDGsとの連携。セクター間の情報共有。愛知ターゲット4。
韓国:ベストプラクティス。ガイドラインの修正を提案。
スイス:ニュージーランド・EU・日本のSBSTTA20での発言を支援。
インドネシア:(書き取れず)
ブラジル:SBSTTA20の議論が統合されなければならない。カメルーン、ニュージーランド支持。SDGs。シナジー。
南アフリカ:それぞれのセクターでの主流化が重要。他のセクターも含めるべき。
カナダ:セクター間の主流化重要。
ザンビア:資金支援を。
モロッコ:SBSTTA20のドラフトの農業・漁業についての記述に賛同。能力開発。ツーリズム。
ボリビア:極度に喧伝化されたビジネスは害である。
ノルウェー:決議案が長い。構造化。
ケニア:主流化イニシアティブ。パラ17修正。
ボツワナ:自然資本。
コスタリカ:カメルーン支持。セクター間・資金。国内レベルではとても重要。ハイレベルパネル。資金。
オーストラリア:メキシコ支持。
ミクロネシア:オーストラリア等支持。
セネガル:カメルーン、ガーナ等支持。
ウガンダ:SDGsに向けた国内目標。資金十分でない。カメルーン等支持。
コロンビア:他セクターへの主流化を。採掘・エネルギー・工業へ将来拡大。
トルコ:ランドスケープアプローチ。
フィリピン:地域の土地利用計画・予算計画への反映。KBI。エコツーリズム。
ペルー:IP。政策意思。SDGs。コスタリカ支持。
FAO:保護区外での保護。農業・漁業に関して。
UNEP-WCMC:貧困撲滅。NBSAP。生態系会計。INF
IIFB:すべてのレベルに対して参画して支援可能。パラ7にIP women、パラ17にIPLCケア。ホリスティック。
GFC/ICCA:SDG ボランティア認証システム。ジェンダー配慮。伝統的知恵。愛知ターゲット3に向けた資源動員。
BL:サブナショナルの良い取り組みをスケールアップ。SDGsとの整合。海鳥混獲に関して漁業者と協業。
GYBN:エネルギーセクターが次のターゲット。そして工業セクターと他のセクター。消費者側もみないといけない。市民社会での啓発。特に子供とユース。モニタリング・報告メカニズム。セクター別方法ではなく全体的に。

デンマークを議長とするFoCが設置されました。

[SBI1] (5/3) NGO会合

2016-05-03 23:03:01 | 生物多様性
○NGO会合
 参加者は17名(日本人は4名)でした。

・昨日の振り返り
-EUのプレゼンはビジネスだけだった。
-気候変動は北の国が圧力をかけて、南の国が。生物多様性は発展途上国の政策意思で進んでいる。EUの発言は、保全のみ。保全に充てる金が無かったら、お金を持っているビジネス界から獲得するメカニズムを作って利用して。自分たちはお金がもう出せないよ、という理解。
-報告が多いために発言を短くさせられている。管理的視点であり問題。
-なぜ保護区だけに集中するのか。他の愛知ターゲットにも課題がある。
-EUはビジネスにフォーカスし、市民セクターについて言及していない。メキシコは実施について言及していない。
-メキシコの保護区の話は保護になっていないにのびっくりした。EUはビジネスの話しかしてない。話者の選択が疑問。愛知ターゲット3は?時間の無駄。
-保護区と資金メカニズムに時間をかけ過ぎ。
-名古屋議定書については多くの国が批准に向けた取り組みについて話をした。
-巨大生物多様性保有国がIPLCsがTKの所有者であることに言及したのは大きな進展だ。これらの国でさまざまな仕組み構築が進んでいる。注視すべきだ。国内法。カルタヘナ議定書の時には、それなしに批准した。しかし、名古屋議定書は強いそれが必要。
-多くの国がドイツのGIZ・GEF・日本ファンドの資金提供に言及していた。

・今日の議論
-主流化についてはSBSTTAの議論がどう続くのか興味深い。
-午後Womenコーカスの議論をコーヒーショップで行うので、希望者は参加を。
-カルタヘナ議定書の議論に注目している。批准した国でも国内法を持っていない。能力開発は国内全域に広げるもの。法律が無いとどう境界を同定するのか?わずかな国しか実行していない。
-主流化にエネルギーセクターが含まれていない。パリ協定を考えると重要であり、対象となるセクターを拡大していくべき。

・共同宣言
-資源動員について可能性がある。
-保護区の設置の話はあったが、関連する補助金(Subsidy)について言及がない。NRに盛り込まれるべき。GEFの新しい資金に関するニーズ調査があったが、これは資源動員で議論されるだろう。
-一次産業への政府系補助金は問題なまま。

・ECO
-記事はあるがタイミングが合うか確認してほしい。

・Webinar
-今日の11-12時にSBSTTA20について報告する。

・政策的議論
-例えば法律について議論が少なく、どう実行するのかわからない。

・その他
-オランダのデリゲートがEUとの打ち合わせ明日10時から。