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ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

個性や感情を大切にしたい

2014-01-20 | 優来のこと
ゆうらはどんな犬か。


性格は明るい。
行動派。
いろんなものに興味がある。
人と何かをするのが好き。
褒められることが好き。
褒められるとがぜんやる気を増す。
自己主張がはっきりしている。
一度信頼したひとにはとことん気持ちを許す。

ポジティブな心の持ち主だと思う。
毎日ニコニコ顔で見ていて楽しい。

でも長所と短所は紙一重みたいなところもあるね。
明るい性格できゃぴきゃぴしてて、楽しいことや場所が大好き。
だから、ときどきテンションあがりすぎて困るときがある。
ひとが見たら「まあ、落ち着きがない犬ね」って思われることもあるでしょう。
「落ち着こうね」って言えば「はーーいっ」て納まるけど。
落ち着くまでに時間がかかることもある。

いろんなことに興味があるから、お散歩中のにおい嗅ぎはもちろん。
興味を持ったものには近づいて確認しないと気が済まないことも。
気に入った物への集中力は半端じゃない。

ひとと何かをするのが好き。
取ってこいをはじめとする、ひとと一緒にトリック(芸)をするのが大好き。
覚えるのも早い。ひとつすると「次は?次は?」と期待するほどのやる気。
だけど、頼んでない時まで「一緒にするぅ、手伝うぅ」と来たりする。
単なる邪魔者となってしまうね(笑)

褒められることが好き。
褒めてる時の飼い主の顔が好きなんだと思う。
「おお、えらいねぇ、すごいねぇ」って目を細めて笑顔でいうとゆうらもうれしそう。
気持ちがいいんだろうね。
食べたお皿。前は「お片づけね」って言うと持ってきたけど。
いつもいつも「えらいねぇ、助かるよぅ」って言ってたら最近は食べ終わるとさっさと持ってきてくれるようになった。
私は犬に対して「褒める」が基本です。叱らない。
「だめ」とか「いけない」とか怒ったり大声でどなったりしない。
「叱らない?あまやかしてるだけよ」って思いますか。
褒める=甘やかしとは違います。いけないことはいけない、してほしくないことはしないように教える。
しからなくても伝わること、私は体感しています。
ミュウさんのときに学びましたね。

自己主張がはっきりしている。
好きなものは好き、きらいなものは嫌い。いやなものはいや。
飽きてくると文句がでる。
わかりやすいんだけど、吠えて訴えたりすると困っちゃうときあるんだなぁ。

一度心を開いたひとには、とことん甘える。なにをされても平気。
でも心を開くまで、ゆうらは慎重です。
なかなか触らせたりしません。自分から近づいて確かめたいタイプ。
だから相手からのしのし来られると軽く「がうっ」としちゃう。
時間をかけても絶対だめ、て言う場合もあるけど。
何度か会って、確認作業を繰り返して「ああ、このひと(犬)は大丈夫」と納得すれば
一生お友達。

いい部分があったり、ちょっと困っちゃう部分があったり。
良いところも困るところもゆうらの「個性」なんだよね。
いやだよって吠えちゃう、あいつきらいって吠えちゃう。もう飽きたって文句が出ちゃう。
ゆうらの「感情」「言葉」なんだよね。
私はこの個性や感情を大切にしてあげたい。
人間社会で生きていかなくてはならないから、野放しにはしないけど。
迷惑にならないように、生きていくうえでのマナーは教えますが。
押し殺すまではしたくない。

CAPP、訪問活動。
ゆうらはその場所に行くことに抵抗はない。行くことは大好き。
チームメイトの人や犬たちのことはもうすっかり認識して、気持ちも許して打ち解けている。
もうすっかり「安心」しているから新しいメンバーが入っても最初から仲良くする。
一生仲間。

活動の動物たちには、抱かれたり、なでられたり、おとなしくできることが必要というならば。
もしかしたら、ゆうらは向いてないかもしれません。
ゆうらのチームの犬たちは「なでられる」ことで活動しています。
芸はしない。
でもゆうらは、動きたいタイプなんです。一緒に何かしたいのだ。
だから、ゆうらは動きます。芸して見せる。
すごく楽しそうにこなす。入所者の方も笑ってくれたり、褒めてくれたりする。
リーダーも「うちの犬たちは芸ができないから、なでてもらうしかないんだ。ゆうらちゃんみたいに芸してみせること、全然オッケーだよ」って言ってくれている。
廊下もルンルン歩く。訪問活動はきらいではないのだ。
ただ、なでられるのは「ちょっと待ってよ」らしい。確認したいのだ。ひとりづつ。
だけど、施設のスタッフさんと入所者さんはかなりの人数。
確認作業に時間がかかるゆうらさん、更に時間が必要だし、月一訪問だからなかなか追いつかない。
それでも何人かはオッケーになったらしく、自分から行ったりする。
でも活動中、芸をして疲れてきたり、オッケー確認ができてない人からなでられたりしているうちに。
「あー、もうやだっ、帰るっ」て文句を言出だしたりする。
チームリーダーさんは「長く続けていれば慣れる。犬も成長して納得するようになるから。続けて参加してほしい。いいんだよ、来てるだけで」と言ってくれている。
たぶん、ほかのチームに行ったら即失格かもしれない。
そんなルンルンのきゃははな犬、文句言ったりする犬は向いてませんよってね。

近くのグループホームのみなさんは、ありのままのゆうらを受け入れてくれている。
はしゃいでも「元気でいいなぁ」って笑ってくれる。誰もとがめない。
一緒にお散歩に行くだけでも楽しんでくれて、ありがとうねって言ってくれる。
犬の元気な姿を見るだけでも、お年寄りの表情は違ってる。
ゆうらのほうも、自然体が認めてもらえてることわかっているようで。
今では自分から「なでて」って行っているけど。
私はグループホームのみなさんとのおつきあいで、「なでてもらう」だけがセラピーではないと確信した。

それでも、ゆうらみたいな犬はだめと言われたら。
CAPPのゆうらの参加はやめるつもり。以前のように私だけで参加しようと思っている。
だってね。
ゆうらの「個性」を押し殺してまで、「感情」を我慢させてまでしたくないから。
訪問活動をするためにゆうらを迎えたわけではないから。

日々の暮らしでも。
ゆうらを迎えたとき「元気に楽しく生きてほしい」が願いだった。
ゆうらがゆうららしく一生を過ごすことが大切なのだから。
個性と感情、ちゃんと持ってていいからね。



茂じいちゃんとゆうら。


じいちゃんに負けず劣らずのポーズ(笑)

堂々と生きて行こうね、ゆうらさん。