今度生まれ変わったら 貴方の楽士Aになりたい

三国志、呉の大都督・周瑜様をコテコテに持ち上げまくるぶろぐ。
「蒼天」周瑜様の死亡フラグが怖い今日この頃・・・

それを大らかと見るか、てきとうと見るか。

2011-07-18 | 萌え萌え中国語
ずっと、ラジオで「まい中」聴き聴き学習しているわけですが
前に書いたと思うのですが
テキストなんか買わないわ、と思っていたのです。
なんでかって、買っても無駄だったから。(むろん誰のせいでもない己のせいでございます)

以前は。

でも今期、頑張ってリスニングにチャレンジしてて、
まるで手ごたえもなにも感じられなかった以前とは違うなって。
前回(2010後期)までは、テキストしっかり買ってても、ほとんど役に立たせられなかったんですよね。
確かに「テキスト見て、聴いて、発声練習して」はいたんですけど
脳にはまったく染み込んでなくて
ただなぞっているだけ、次の日にはもう読み方すら忘れてる、ってぐらい(ひどいな)
そんなんだし、テキスト買っても無駄無駄、みたいな、
ホントに活用できてなかったんですね。無駄に積み上がるテキストへの罪悪感(笑)
ただ買っただけよね、みたいな。
だから、今期はもう、いっそ買うのをやめて、自分にプレッシャー与えんのはやめちゃえと。
テキスト買えば「買っただけじゃだめだ、やんなきゃ・・・」と思うし、
しかしそうするとなぜか逃げたくなるってゆーか?(おい)
買わなきゃそういう無言の圧力(←テキストから)を感じないで済むじゃないですか。
ラジオ聴ければ聴いただし、聴かなかったら聴かなかったで、それだけじゃないかと。
どうしても勉強したくなれば昔買った参考書だの辞典だの、昔のテキストだのを探せばどうにかなるんじゃない?って。
どっちにしろお金は無駄にならないわ、と思ってたんですね。すげえ後ろ向きです。

それが、今期から勉強の仕方を変えまして。
朝のリスニングでざっと書きとり、朝の書きとりを見ながら午後のリスニングで書きとり追加、
んで夜10時の回、もう一度リスニングしながら解るところを詰めていく・・・

という感じでやってるんです。テキストは見ません。なのでわやくちゃです(笑)
それでも、毎日やってると少しづつ解る言葉は増えて行くもので
あとは楊先生の解説や、文の前後の脈絡から「ここで出たのはこの単語だろう」と推測したり
辞書や参考書で、近そうな例文を探したりしながら
テキストなしでやってたんですけど(どうしてもわからない時には立ち読みですよ、もう。笑)

テキストあった時より熱心ってどういうことなんでしょうか。
なぞなぞ解いてるみたいで楽しいのかもしれません(笑)
で、何が言いたいのかと言うと

結局テキスト買いました。(なんだそりゃ)

いや、そうやって熱心にリスニングして書きとりして、ある程度の手ごたえを感じるようになって、そしたら
正解がどうしても欲しくなって(当たり前)
買っちゃった(笑)
夜の回のリスニング書きとりを済ませたら、ついにテキストの出番です!
一日の答え合わせ、と言う感じです。
もうね、「うわぁ、この文字だったんだ!そりゃ解んないわ」とか「うお!あてずっぽうだったけど合ってたよ!」とか
めちゃめちゃスッキリしますね!!テキストめっちゃ活用されてますもん!(笑)
こうでなきゃ、テキストだってテキストとして印刷された甲斐が無いってもんよね。
インテリのテキスト君を放置プレイなんて、プライドなんかもうボロボロだったに違いないです。(何の話)



ところで、実はここからが本題なんです。(えっ?!)

テキストの後ろの方は、コラムになってますよね。
4,5本ほどのコラムがあるはずです。
そのコラムのひとつ「簡体字を知ろう」(7月号)のことです。

簡体字の奇妙な姿かたちの成り立ちとか、由来とか、本来の意味だとかについてのまめ知識的なコラムなのですが

7月号、読みました?

「同音代替」 ですと・・・?!

ある文字をそれと同音の全く別の漢字で置き換えてしまう方法で作られた簡体字

というのが中国語にあるんだって・・・!

つまり、音が同じなんだから、どっちの漢字でもよくね?的な

ついでのことに、画数多いより少ない方が楽でよくね?的な

大胆(テキトー)過ぎる発想・・・!

たとえば「機」=「机」ji1
    「穀」=「谷」gu3

とやっちゃってあるんだそうです・・・。
「携帯電話」は「手机」ですよね。なんで「机」なんだろうって、確かに不思議に思ってたんですよね。
机とは似ても似つかないのに。まあ、中国語と日本語では見た目同じでも意味全く別、だったりするので
「机」にも、私の予想もできないような意味が付随してて、由来を聞けば「ああなるほどねぇ、そんな意味があっての成り立ちなのね」
と納得できるものだとばかり。
よもや

どーせ発音同じなんだから簡単な方の漢字にしとけば楽じゃん?

などという、ふざけた理由だとは・・・!!(爆笑)
16画も書くのめんどくさいから、同じ発音の文字の中から何か選んでそれ当てとけ、って・・・
そんな無茶な。
漢字1文字1文字がそれぞれ確固たる意味を有し、その意味を外した使い方を絶対許さない日本語漢字に日々接している日本人には
とうてい考えられないアバウトさ・・・!(笑)

「手机」ではなく「手機」なのだと知れば「手機=携帯電話」だということは比較的容易に想像がつくというモノですよね・・・
これ、日本語でいうと
「飴」って書くのめんどくさいから「雨」でいいや、みたいなことよね。
「ポケットに雨が入っています。」 とかなんとか。
まあ、話し言葉であればどちらも「アメ」で、同じ音ですよね。音で情報をやりとりしているときに、漢字のすがたは必要ないと言えば必要無いわけですし。
文字化しようとしたときに、前後の脈絡を考えて、ああここの「アメ」は「飴」だな、とか判断するわけで…。
でも「飴=雨」で済ますなんて、考えられないよねぇ?!
もとも今の中国では、「テーブル」の意味として「机」の文字を使う事が殆ど無いらしいんですが。「卓」を使うんだそうです。
「机」は『「机」の事でない』と浸透しているのであれば、「機」の宛て字に使うのもまあアリなのかも・・・。
「機械的なもの=机」と上書きしてしまえばいいので・・・
・・・しかしやはりややこしくないか?(苦笑…)
「穀=谷」のパターンなんか、「谷」は「穀の簡体字」としてだけではなく
本来の「谷…地平面より低くなっている部分」という意味として使う時もあるっていうんだから!
てことは中国語的なアプローチでは「四谷」と書いたとき、それが「四つの谷間」なのか「4種類の穀物」なのかは
微妙に解らない、ってことになるよね?(笑)

そういうのを受け入れられるんだね。中国って。まあ、著作権は中国が持ってるようなものなんだし、好きにいじってもいいのかな。
そう言う日本人だって、漢字を果てしなく簡体していって「ひらがな・かたかな」を作っちゃったんだからねぇ。
あんま人の事は言えないか(笑)


でですね、そこでワタシがふと思ったのはですね
そんなアバウトを赦す中国語なんだから
こんなのも余裕でアリじゃね?と・・・。



「虞」 も 「瑜」 も、どちらも発音は 「yu2」。
発音が同じならぶっちゃけどの字でも良いんでしょ?(←そこまで言ってない)
じゃあ「虞」を「瑜」にしたっていいわけで(そーか?)

「同音代替」でひと萌えさせてもらっとけ、みたいな(笑)

 力抜山兮気蓋世 (力は山を抜き、気は世を蓋う) 
 時不利兮騅不逝 (時に利無く、騅逝かず)  
 騅不逝兮可奈何 (騅の逝かざるを如何せん)
 虞兮虞兮奈若何 (虞よ虞よ、汝を如何せん)


あまりにも有名な例のアレですよねー。

孫策が「小覇王」として項羽になぞらえられ、
しかも「瑜」と「虞」の音が同じだなんて、萌えろと言わんばかりな設定よね。

ていうかね、・・ワタシ、思うんだけど・・・(←危険)

「三国志」の講談師(A)が、たまたま孫策あたりの設定を練っているとき
道端で別の講談師(B)が講談打ってるのに出会ったとするじゃないですか。
その時の講談が「西楚覇王」(適当)で、
たまたま「、、、yu よ yu よ、汝を如何せん」というくだりだったんです。
で、三国志を構想中だった講談師Aは、たまたま考えてたのが孫策のことだったので 
「yu2」と聴いて、うっかり「瑜」だと勘違いしちゃったわけです。
「おやっ、こなたも三国講談か・・・?どれどれ」
しかしよくよく聴けば演目は「西楚覇王」
なーんだ「yu」は「瑜」じゃなくて「虞」であったかいの、聴き間違えちった、ハッハッハッ・・・

その時!講談師Aの脳に降臨した神設定!!

≪以下講談師Aの回想≫

「虞と瑜…虞と瑜か……ううむ、どっちも美形なふたりだな。

「虞」と言えば当然「覇王項羽」だ。なら「瑜」には何だ?小橋・・・というのも無くは無いが・・いまいちドラマ性がなぁ…

・・・「孫策」?!そうだ、そこで「孫策」がいるじゃないか!!

覇王項羽になぞらえられていたんだから・・・うん、「小覇王」というのはどうだ。おお…イイ感じじゃね?!
「覇王と虞美人」・・・となるとさしづめ「小覇王」には………麗しの周の若様・・・「美周郎」か!

悲劇的な別れ方であるのも共通項だし!

か・・・ネ申設定キターーーーーー!!

・・・こうして、三国志全編通して最大のゲロ甘バカップル・策瑜王道の下地は作られた・・・
「小覇王と美周郎」という萌え萌え設定は「同音代替思想」から誕生したのである。(BGM/地上の星)

≪以上講談師Aの回想おわり≫※すべてフィクションであり、実際の人物、事件とは一切関係ありません

同音代替でダラダラ萌えさせていただきました。すみません・・・・。



なんですぐ王子と五奇でやっちゃうかね、という(笑)
それはホラ、何と言ったって週末の夜中だから。
週末の夜中に上げた記事は罪には問われないんですよ。
花泥棒は罪には問われないんです。(・・・)









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