板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

神鉄粟生線申入れ行動 (その4 神戸電鉄)

2011-02-23 17:55:32 | 神鉄粟生線問題
18日(金)AMは神戸電鉄に行ってきました。写真は神戸電鉄での申入れの様子です。私は奥一番右側です。

はじめに、神鉄の立場から話があり、要請書に対しての回答がありました。

「国の予算がつかなければ活性化協議会が24年度の事業が出来なくなる。23年度中に24年度以降の議論をしなければならない。私企業だから粟生線がこの先も赤字で続けるのは難しい。すぐ廃止するというのでなく24年度どうするかを検討する。あくまでも存続する立場だから活性化協議会にも参加している。国や民主党にも要請した。駅要員・車掌の再配置はしたいが現状では難しい。情報開示についてはインサイダーの問題があるので全部言えないが公開できる部分は公開しているつもり。県が来年度の活性化協議会の予算を出さないことで、事業規模が少なくなるのは必至。深刻な問題になっている。」

赤字の本質は資産を持っていることがコストの原因だそうです。

直接的には言いませんでしたが市・県に対して固定資産税の減免等を望んでいるようです。

 板東からは、もっと一般市民にわかる情報伝達の必要性を訴えました。インターネット、新聞広告、車内宣伝など検討するとのことでした。

 感想として神鉄の苦労もよくわかりましたが、私企業とはいえ市民の足を守る事業者としての社会的責任はもう少し重いと思います。

これからも是非、「安心」・「安全」・「快適」を届け市民の豊かな暮らしを実現し、地域社会に貢献していただきたいです。


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2 コメント

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疑問ですね (ぽん)
2012-08-10 01:00:00
神戸電鉄の言っているとおり資産を持ってることによる経営赤字の悪化。
採算の取れない粟生線をいつまでも運行するのはぎもんです。
廃止されると困ると言っている粟生線沿線の住民は、反対するばかりで電車利用しませんよね?
そりゃ普通に考えたら売上が上がらず経営悪化につながり廃線対象になるのも当たり前。
すなわち、粟生線沿線の住人が招いた結果ではないでしょうか?
あなたの文章を読んでいると神戸電鉄が悪いふうに言っているようにきこえますが本当にそうでしょうか?
利用客が減ったいくつかの原因のひとつに街の過疎化があげられます。
住人を増やす。若い人たちに住んでもらうには神戸電鉄ではなく、粟生線沿線対象の各市と区が責任ではないでしょうか?
各市と区が、まちづくりに力を入れていれば最小限におさえれていれたはず。
粟生線の駅の施設の不満を行っている住人がいるみたいですが、採算の取れない沿線にお金を掛ける馬鹿な企業はありません。
神戸電鉄のしてることは、民間企業としてごくごく当たり前のことです。
あなた言っていることをまともに実行したら・・・また神戸電鉄の従業員の給与カット及びリストラが実行されるのは間違いありません。
そこまで考えて発言されていますか?
また神戸電鉄がなぜ料金が高いかご存知ですか?
最低限この辺のデータを持っていれば、こんな馬鹿げたことはしないはずです。


あなたが神戸電鉄に言っている「社会的責任」は全く持ってペラペラです。

逆に粟生線沿線住人及び各市・区の社会的責任はどうなんでしょうか?




粟生線悪化には、
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■ぽん様のコメントに返信 (板東 しょうご)
2012-08-25 12:11:05
ぽん様コメント有難うございます。公開が遅くなってすみませんでした。

さて、ぽん様が神戸電鉄に関する私の他のブログを見てるところと見てないところがあるようなのでどの点を言っておられるのか分かりにくい点があります。ぽん様が意図していることに十分答えれるか分かりませんが宜しくお願いします。


企業が採算の取れない路線を全て廃線するのが当然と言ってしまえば地方鉄道はほとんどなくなってしまうでしょう。そうすれば都市と地方の格差はますます広がると思います。地方など壊滅すればいいと論じる極端な方以外は地方と都市の調和が必要だという一般論に異論はないと思います。

また、沿線が出来るまでに多くの沿線住民の努力と協力があって線路が走っているわけです。一時期は満員電車で窓ガラスが割れる事故がおこるような状況もありました。地下鉄の西神中央駅を結んだ「Oライン計画」というものもありましたが、神戸電鉄が反対して実施されなかった(と言われている)経緯もあります。

神戸電鉄側からみれば一般論だけでは行かないのは確かです。しかし、『「安心」・「安全」・「快適」を届け市民の豊かな暮らしを実現し、地域社会に貢献する』は神戸電鉄の経営理念です。

http://www.shintetsu.co.jp/toukatsu/rinen/index.html

傾斜の激しいところだから他の路線より経費がかかるのはわかります。しかし隣にバスがより安く運行している等の環境の中で、電車賃が高いことで他の交通手段を利用する沿線住民が増えている状況下で「他の路線より経費がかかる」と唱えるだけではいけないと思います。また電車ならではのサービスを編み出すことで新たなユーザーを獲得する必要があると思います。

採算が取れていない路線に対して、民間企業の経営努力、行政のまちづくり(人口増加と市民が公共交通を利用しやすい環境整備)、市民の利用が合わさらないといけないと思います。

現在、市議会議員としての立場で行政に対してまちづくりについて日々勉強しながら意見を言っているつもりです。また、一市民として粟生線の未来を考える市民の会を立ち上げ不十分ながら乗車促進の活動もさせてもらっています。

行政の責任、市民の責任が無いとは思いません。多いにあると思います。その上で、このブログページでは神戸電鉄に対して要請行動を行った中での感想を述べさせていただいているつもりです。

冒頭にも申し上げましたが何処までぽん様の意図に対応できたか分かりませんが、私のコメントとさせていただきます。またこりずにコメント下さいませ。
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