10周年記念合同稽古・演武会には、143名。その後の暑気払いには、約60名の方が道場にもどり、夕方までのはずが、結局最後は夜の11時ちかくまで道場にいた方もいました(笑)。みんな道場が好きなんだな~!!みんな本当にありがとう!!
文庫のみんなが、空手を通じて、強く、優しい人になってくれること。
文庫道場という、この小さな道場を良くしていくこと。
微力ですが、これが、私達の役目であり、
自分達さえ良ければいいというのではなく、
それが、稽古生の皆さんにとって
それが、木元道場にとって
それが、新極真会にとって
それが、空手にとっての
恩返しなんだと信じて
これまでも頑張ってきましたし、
これからもよりいっそう
努力していかなければなりません。
昨日、お忙しい中、出席してくださった木元師範には、これまで本当に言葉では言い尽くせないほど、お世話になり、わがままを許していただき、温かく見守っていただいてきました。
師範はいつもニコニコしていて、なのにいまだに側に行くとドキドキして、ついついお話しようとすると早口になっちゃうジムチョーですが・・・(汗)
この10年間、師範から私がいただいた言葉の中で、特に嬉しかった言葉があります。
ひとつは、私が、初めて試合に挑戦したとき、試合後、
「あれは、稽古している」(師範独特のイントネーションをご想像ください)
と言っていただいたとのちにセンセーから聞いたことです。木元師範の存在は、センセーが身近にいて、稽古をもっともっとしなければと思わされたひとつであり、その稽古の鬼である師範が言ってくださったこと。それが本当に嬉しかったです。実際私はその試合の1週間前に稽古と自主錬のし過ぎで、まだまだ未熟な身体が稽古についていけず、恥ずかしいことに突如歩けなくなってしまっていました。
ふたつめは、センセーが全日本に久しぶりに出場することとなったとき、試合直前のある日、本部道場の事務所に行くと、偶然師範だけがいらっしゃって、
「大丈夫だよ」(師範独特のイントネーションをご想像ください)
とにっこり笑って、私の心中を察して一言だけ言葉をかけてくださったことです。「出場のお許しをいただきありがとうございました」とだけこたえ、そそくさと帰りましたが、本当に心配でたまらなかった私は、安堵感でエレベーターのなかではずかしながら涙をぽろりとしてしまいました。
そして、もうひとつ・・・これは暮れのクリスマス会&大掃除&忘年会の帰り、初めての会場だったため師範を駅までお送りする為、二人っきりで歩いていたときのことです。相変わらずどきどきの私に、言葉少なな師範が、
「いい道場になったな~。よかったな~。」(師範独特の・・・)
私が師範にいただいた言葉の中で、一番嬉しかった言葉です。
「もうここからは、わかるから大丈夫だよ」
と言ってくださって別れたそこまでは、何とかこらえましたが、宴会場に戻る道々、いい大人の癖にわ~んわ~ん泣いちゃいました。
昨日は、文庫のみんなと稽古してくださり、演武で『転掌』という型を披露してくださいました。心がこもっていて、感動して、胸がいっぱいになりました。本当にありがたかったです。
暑気払いでは、「20年、30年と頑張れ!!」とお話くださいました。
簡単なことではないと思いますが、元気で頑張らねば!!
木元師範、マネージャー、木元道場職員の皆様、そして、木元道場の黒帯をはじめとする稽古生の皆様、この10年間本当にありがとうございました。少しでも恩返しできるよう頑張ります。
これからも宜しくお願いいたします。
押忍