闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

昇段・昇級審査

2010年02月14日 | 道場日記

 2010年2月14日(日)・・・木元道場からまた黒帯さんが生まれました。先人の黒帯の先輩方の愛の洗礼を受け、10人組手を完遂されました。

 この度、受審されたのは、職員の杉山先生と佐々木節先輩のお二人でした。
杉山先生は木元道場の職員で木元師範の下、北山田道場や綱島道場他を指導されています。寡黙ですが実直で真面目でまさに押忍の精神で修行を続けられ、めきめき強くなられています。ときどき見ることができるはにかんだ笑顔がとても素敵です。

 佐々木先輩は、東神奈川道場(旧本部道場)生え抜きで、私が昔道場の事務をマネージャーから教わりに伺っているときにしばしば朝のクラスで保本先生とロードワークや稽古をされているのをお見かけしたことがあります。小柄な体でガッツあふれる組手で昨年の田中・石井両指導員が受審させていただいたJKOの昇段審査の相手もして下さったり、冬合宿でもセンセーが型・移動を少し教えさせていただきました。

 若さあふれるお二人の昇段審査は、応援にみえた皆さんの胸に響いたことでしょう。センセーも自身の初段の審査は、思い出深く忘れることが出来ないといつも言っています。

 今日は残念ながらこの緑・茶帯以上の昇級・昇段審査しか応援に伺えませんでしたが・・・各帯の皆さんともに頑張っていたとセンセーから聞いています。

 以前もお話しましたが、自分が審査を受けてみて改めてその帯を取られた先輩を尊敬することができると思います。
  大人も子どもも女性も皆審査合格に向けて頑張って稽古されているのが手に取るようにわかります。審査の中に得意なこと・苦手なことも沢山含まれているからこそ帯の重みがあるのだと思います。帯が上がれば上がるほどその基準も厳しくなります。その先の厳しい道があるからこそだと思います。

 今日は応援に行けなかったけど・・・平成15年9月のオレンジ帯受審から約6年半ぶりの審査となったマッス~!!飲み会や試合には何とか顔を出してくれていたもののプライベートでも色々あってなかなかコンスタントに稽古には来れず、それでも月謝を払い続け、電話で話すと「道場と空手が好きであきらめきれない」と言ってくれていました。「すみません、すみません」と言って・・・でもなんと言われようとあきらめなかったからこそ、今日の日があるのだと思います。

 空手はあきらめない気持ちさえあれば、いつからでもまた歩みだせるものだと思います。今年で45才(私と同級生です)、まだまだみんなで頑張りましょう。
 稽古や審査から遠ざかっている方もいつでも戻ってきてください。本当に待っています。

 6年生として小さな体で茶帯受審に挑戦したリョウタ、中学生となり一般部としての受審に初めて挑戦した最古参少年部チカラ・・よくやったね。ほんとにほんとに二人とも入門当初の小さかった頃を思い出しうるうるきてしまいました。
 本日審査を受審されたすべての皆様本当にお疲れ様でした。

 ご協力いただきましたご家族の皆様、応援に駆けつけてくださった皆さんありがとうございました。

 朝から審査をしていただきました師範はじめ指導員の皆様本当に今日一日ありがとうございました。押忍