葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

藤の花

2007年04月24日 09時33分49秒 | 日記 ・ 雑記録
自慢にならないが、葡萄舎には樹木も草花もない。
正確には、どこから飛んできたとも知れずに根付いたムクゲと、
<葡萄舎> の名にかけて3本植えて、生き残った1本の葡萄樹以外は。

そんな、緑の潤いに欠けた葡萄舎だが、
周囲には緑がふんだんにあり、四季折々に花が咲き揃う。
斜向かいのお宅では、いま、藤の花が咲き誇っている。
倒壊しないのが不思議なほどの小屋の屋根を、藤の枝が覆い尽くして、
そのために小屋を撤去できないという、お気の毒な話もあるらしいが、
私の立場は、この季節になれば藤の花を愛でて、
季節の移ろいを感じていれば済む、気楽なものだ。

昨夜は、エキストラワイン会の月例会が催されたが、欠席した。
理由は家業の繁忙だ。
今月は忙しいところにもってきて、3度も4度も郷里に足を運んでいる。
家人の寛大さと理解に甘え過ぎる訳にもいくまい。
先週末の <騎士の会> も欠席したし、4、5月はワイン会と無縁の月だ。
15年、ワインを飲み続けていれば、こんな時期もある。

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