こちらでは、道端で「いただきさん」と呼ばれる魚屋さんから魚を買うことができます。
60歳くらいのおばさんが、荷車付きの自転車で魚介類をいっぱい積んで、売りに来てくれるのです。
曜日によって、ルートが決まっています。
スーパーで売っている魚よりずーーっと新鮮
特にお刺身は、いただきさんのものがイチバンです
わたしは幼い頃からいただきさんの新鮮な魚を食べて育ちました。
母と一緒によく魚を買いに行ったものです。
生きてるタコやエビにビビりながら。。。(笑
どこからともなく寄ってくる野良猫をからかったりしながら、目の前で魚をさばいてくれるのを見ていました。
画像は母がいただきさんから買ってきてくれたタニシです。
「懐かしいやろ。」と父。
確かに幼い頃、大好物でした。
当時、お祭の屋台で売られていて、これを買ってもらうまではてこでも動かなかったのだそうです。
覚えてないし
普通、子どもなら綿菓子とかですよね(爆
竹を細~く裂いたものに、茹でたタニシを刺してあります。
サラサラの酢味噌のタレが付いていて、これをつけて食べます。
このタレの味が全然変わってなくて、ホッとしました
懐かしいお味~
ちなみに今でもお祭の屋台で売られているようです。
他の地方でもこういう食べ物はあるのでしょうか??
雨の日も風の日も、遠くから自転車で魚を運んでくれるいただきさんって、本当に強くてすごいなぁ、と思います。
とても厳しい仕事なので、最近では減ってきているようですが、「いただきさん」、いつまでも続いていてほしいです