肩こり改善に効果的な、ダンワールドのストレッチをご紹介します。
あなたは写真の右側と左側、どちらの姿勢に近いですか。
理想的な姿勢は、横から見たとき、肩の中央と耳がまっすぐに並んでいます。(写真右側)
もし、あなたが、写真左側のように背中を丸めて首を前にひょっこり出した、「亀さん姿勢」でパソコン作業を続けていたら、首や肩に頭の重みが大きくかかり、肩こりや頭痛などの症状に困っているのでは?
私たちの首の両サイドには、「胸鎖乳突筋」(きょうさにゅうとつきん)という頭を動かすときに使う筋肉があります。パソコンを使うときに、首がモニターのほうに突き出る「亀さん姿勢」をしていると、頭の重さを支えるために胸鎖乳突筋に強い圧力がかかります。胸鎖乳突筋の緊張が長く続くと、肩こりや首こりを引き起こします。さらに、心臓と脳をつなぐ血管が圧迫され、頭痛やめまいの原因にもなります。
以下は、胸鎖乳突筋の硬直を防ぐための、ダンワールドおススメの「亀さん姿勢」対策です。日ごろから、正しい姿勢を意識し、パソコン作業の合間にはストレッチなどで胸鎖乳突筋をほぐしたりするなどのケアをこころがけましょう。
<ダンワールドおすすめの「亀さん姿勢」対策>
1. 正しい姿勢
こんな姿勢で座っている人は、今すぐ直しましょう!
座るときはあごを引いて、視線は正面を見つめます。
モニターの高さも、目の正面の高さに合わせるといいでしょう。
2. 首の後ろの筋肉をほぐす
両手を熱くなるまでこすります。
温かくなった手で首全体を軽く押しながらこすります。その後、指で首の後ろの筋肉をもみます。
3. 首のストレッチ
息を吸いながら首を左肩のほうにゆっくりと倒し、左耳を肩に近づけます。
息をゆっくりと吐きながら、頭を元の位置に戻します。首すじが緩むのを感じます。
右側も同様に行い、左右1セットを3回繰り返します。