おやぢの暇つぶし by JJ1WGG
(どうでも)いい歳になり、趣味やら日々の防備録です。
ほぼ趣味の話題(アマ無線・バイク・カメラetc)が主です。




このTS-60は「TS-60V」と言う10W機。
なぜ10W機を買ったのかさっぱり覚えていないのだが、当時国分寺にあった
某ハムショップで10Wのみ「特価」で出ていた記憶がある・・・
「東ハイ」の50Wリニアを持っていたので10Wにしちゃった記憶も・・・hi
それまで車に積んでいたFT-690mk2をこいつに載せ替えた。
FT-690mk2は素材は悪くないのだが、モービルに積むと液晶部が見にくいのと
(ラジケーターも・・・)やはりステップが大まかでドンピシャとは行かない。
・・・でTS-60はダイアルのトルクも変えられて、モービル運用でも物理的に
周波数がズレることは無かった。
特に大きな特徴は無いのだが、安定感と安心感は抜群。
こいつで河原に行き移動運用をずいぶん楽しんだが当時のRTTYで
フルキャリア掛けても特にダレることも無く、使い勝手は当時の機種としては
大変良かった。

という自分には大変思い入れのある機体なのだが
ここ15年ばかり「火」も入れず眠っていた。、無線復活した事だし
ちょいと「火」を入れてみる・・・周波数が「動かん!!」PLLがロックしたか?
う~ん・・・Web検索・・・あ~出た出た!TS-690と同じように「電解コン」のパンク。
代表的な故障モードでLCDパネル側のエンコーダー近くのコンデンサ。
どうも表示バックライトの「ムギ球」の「熱」影響では?との事。
開腹してみると、くだんのコンデンサ近辺の基板上に「汚れ」が・・・
盛大な「お漏らし」では無く、見た感じでは近辺への影響は少なそう。
取りあえず外そうとハンダごてを当てたら・・・「ポロリ」と取れた。
ランドは汚れており、ハンダ自体すでに見えなくなっていた。
手持ちの電解コンでは代用できそうな物が無く、ディスクリートの電解コン
16V47μをランド上にハンダで「盛った」(hi
(純正は表面実装用の10V47μ)
他の電解コン(ケミコン)も怪しいもんだが、特にお漏らしの跡は無いようなので
取りあえず仮組みして電源投入・・・はいバッチリ周波数は変化します!
せっかく手を入れたので、メモリバックアップ電池も交換・・・全く中身は空っぽ。
こちらも後を考えれば電池ホルダ化しておくほうが賢明なのだが、
電池が無くなるまで本体が頑張れるか?(hi
また、すぐに手に入るタイプが基板用ではあるが「ピン」タイプだったので
ひとまず無理矢理ピンを寝かせ、ハンダで盛った。
Fパネルの内側にあるクッションスポンジも劣化しているので近々自作する予定。

その他は特に目視で見る限り問題無さそうなので、ひとまず綺麗にした
ツマミ類を戻しダミーを繋ぎ送信・・・CWモードでKeyDownして・・・
う~ん・・・7W程度しか出ていない・・・FMモードでもやはり7W・AMモードで1.5W程度。
JST-245でモニタした変調は乗っているが適正なのかよくわからない。
土日にでも強い局を呼んでレポートもらうしか無いなぁ~
(第四送信機で登録したままなのでOKです)
出力調整方法はKenwoodのサービスに聞いてみようかな~。

by JJ1WGG

周波数ロック・・・orz

つまみ類を外す


これはメインダイアル バラバラになると分からなくなるので備忘録
長年のホコリが・・・もちろん綺麗にした(hi

空いているSWR計はこれしか無い(hi

フロントLCD表示部は「チルト」する
本当は外した方が良いのだがフレキのケーブルがあるので・・・

パンクするコンデンサ

ポロッと落ちた(hi

外れたランド周りと汚れ

取り付けたコンデンサ

ピンタイプの電池

外した電池

交換 出来ればホルダにしておいた方が良いかも?

無事復活・・・まだいくつか問題あるが・・・

う~ん出力が・・・



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なぜか「TS-690」をご覧頂く訪問回数が意外にあって、今時TS-690の関心があるのかな~?
まぁ有名な「音出ない病」で対策等をお考えの方が多いのか?(hi
たぶん「音出ません」って言う「だけ」の中古品はやる気になればコンデンサ交換で直るかも?
因みに経年変化で「メモリ用バックアップ電池の消耗」「Fパネルボタン類の不具合」が
良くありそうなのだが、電池は交換すれば良いがボタン不具合は、Fパネルの裏側に
ボタンスイッチ「戻り」用に「スポンジの堅いやつ」(正式名称は知らない)が劣化で
反応しない物も有るらしい。
ちょっと前(って言っても10年ほど前・・・hi)はメーカーに保守部品として有ったが今は知らない。
おやぢのTS-690は幸いにも(?)音出ない病だけだった(今のところ)

今回は内部の写真をUPするが、詳細はご自分でお調べ願います・・・m(__)m

by JJ1WGG



各フィルタの表示(8.8がTHRU 455が12K)

各フィルタの表示(8.8が6K 455が2.4K)

各フィルタの表示(8.8が500 455も500表示なのだが実際はナローの250を実装)

フィルタの切り替えボタンスイッチ

OPフィルタ実装ヶ所

通常は底のアクセスパネルを開けるだけで良い

上部パネルを開けた所(ATを実装していないので空きスペース・・・hi)

サイドパネルにコントロールC/Nが・・・

リアの各C/N関係・・・だいぶ引っ込んでいるので固定中は抜き差ししにくい

アンテナ切り替え・・・50/HFと共用か単独か

問題の「C104」・・・交換には基板を取り外す必要あり

パンクしたコンデンサ(耐圧10V・・・交換品は16V)


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今日はT-599の写真のUPだけです。

もちろんデザインはR-599と同様

Load、Drive、Plateツマミが懐かしい

送信機側はもちろんアマバンドだけ

Drive段 チェーンチューン

下がフロント側 VFOと上がファイナルユニット

by JJ1WGG

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TORIOのT-599とR-599・・・無線に興味をもち、SWLやBCLをやっていた時から
カタログ眺めて指をくわえていた「599ライン」・・・
もちろん当時各90K¥超え(ラインで190K¥位)では未成年の学生には手が届かない。
受信機のR-599は「オールソリッドステート」でFETとIC、TRで全回路を組んだ当時最新鋭機。
送信機のT-599はそうはいかず、終段とドライブは真空管を使用だがこの大きさに
真空管用電源トランスまで組み込んだのは当時画期的かも・・・高かった訳だ(hi

そんな当時の「セレブ」なRIGをひょんなことから居酒屋1回分で手に入れてしまった(hi
もちろん動作不明で電源だけは入るとの事。
この前身機は「TX-599、JR-599」というラインだったのだが、モデルチェンジで
T-599とR-599となり、それまでシルバーのパネルがブロンズのパネルになった。
手に入れたのは「599S」と言う「全部入り」の上位機で、受信はHF帯の他「50,144MHz」の
クリコンが実装(599無印はOP)その他アップグレードされたようだ。

さて、現物は若干AFのツマミが重いのと、肝心のトランシーブケーブルが無いだけで
外観は傷も無く綺麗だし内部も若干の埃だけで、前オーナーは大変大切に扱ってこられたようだ。

早速家に帰りR-599の電源ON!・・・う~ん音がしない・・・実は本体にSPが実装されておらず
外部SP使用前提なRIGだった!(hi
取りあえずヘッドホンを差し込むとノイズが聞こえてきた。ANTは現状50,144MHzしか上がっていないので
50MHz用のデルタループに繋げて7MHzを受信すると・・・お~ガンガン入感してくる!
21MHzは・・・Eスポ発生中!8エリアが59で入る。50MHzは・・・誰もおらず不明・・・土曜日に聞いてみよう。
なんとなく受信感度は問題無さそう。

T-599は?電源ON!KEYを繋いで(ダミーロードをちゃんと繋いで)送信!!・・・あれっ?何の反応も無し。
昔取った杵柄?でキャリア注入、ドライブ、ロードと順番を踏んだんだけど・・・要調査・調整。
内部はさすがに高圧が掛かっていたため結構な埃(まぁ相応?)そのうち清掃と調査しましょう!
それまでは「電源の入るオブジェ」(hi
まぁトランシーブケーブルも無いから・・・
*T-599の写真は明日貼ります

あ~このラインはシャックに飾りたい!!(hi

by JJ1WGG

写真が適当なのだが実物はもっと美しい(hi

誇らしげなマーク(hi

このメーター廻りが当時高級感を醸し出していた

「CB」も聞けたようだ(hi

背面・・・左下がHF用ANTコネクタ その上に50と144用のコネクタ

内部 右側がフロント 下のBOXがVFOその後ろはクリスタルソケット(OP)

クリコン部 右が50MHz用左が144MHz用

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現在4輪車にはそれぞれ(プレマシー君・KIX君)144・430MHzのモービル機を積んでいる。 実際はアクティブに出ている訳ではないが、なんとなく車には無線機を積んでいたい(hi


過去の車も必ず無線機は積んでおり、特にデリカスターワゴンに乗っていた時には、移動運用のベースでもあり 50MHzから430MHzまで積んでいたし、当時は北関東への単身赴任中で週末の往復に結構QSOしていた。 最近ではローカル局も休眠状態だし、なにしろ最近の車にはそもそも無線機を取り付ける場所が無い! 結局は「フロントパネルセパレートタイプ」以外は取り付けがほぼ無理。 インパネ、内装パネル等が衝突時や緊急時を考えて「曲面」になっており、昔の車と違い パネル用の「金属桟」がほぼ無い。っとなればなんとかお手軽な搭載方法としては V/Uのセパレートタイプに限られてしまう。現在搭載しているのはIC-208とIC-2700と言う骨董品なのだが 「非常用」「眠気覚まし用」としては十分!(hi


 ・IC-208・・・1BND表示なのだが144と430は送信可能でその他V/Uのゼネカバ受信可能・・・但し今となっては聞けるのはエアバンド位の物で、バンド切り替えがややこしくなるのと ボタン操作が結構面倒くさい(hi)20W機なのだが必要十分


 ・IC-2700・・・KIX君用に中古で何も考えずに購入したが・・・50W機だった!変更申請する時に気がついた 。2BAND表示でV/V・U/U・V/Uと切り替えできるのでなにげに便利。KIX君では電源容量の問題もあり また、必要も無いのでLowパワー(10W)にしている どちらもものすごい数のメモリーや、機能があるようだが・・・全く無用なので能力は生かし切れていない(hi


by JJ1WGG



プレマシー君への搭載(IC-208)



KIX君(IC-2700)



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