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2020-10-01 | 角田光代

 

角田光代
『学校の青空』★★★★
 
 
初期作品の未読本
古本屋さんにて発見
見るまで知らなかった・・
 
 
---
 
 
 

焼却炉からは色の黒い煙が細く細く空に流れ、薄っぺらい雲を汚していた。

真っ青な空の下でグラウンドの銀杏は葉の先を黄色く染め、空に舞い上がる金粉みたいに光を放っていた。

 
 
 
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ぱらりぱらりと古本特有のページをめくる音
(ぱりぱりとも言う)
 
 
 
最初の短編を読んで思ったのは、
学生時代が終わってよかったーってこと。
二度と戻りたくはない。暗い過去
 
いじめいじめいじめ
 
自分の元となる幼少時代
 
交通事故で死にそうになったけど、自殺はしなかった。
 
 
 
--------解説から
 
 
 
「私」たちにとって、まず第一の他者は「私」自身である。「私」には「私」が理解できない。「私」は「私」に、うまく重ね合わせることができない。それなのに「私」は「私」であるしかないということへの怖れ、ほとんど恐怖にも近い驚きと戸惑いが、本書を覆っている。
 
 
 
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