角田光代
『学校の青空』★★★★
初期作品の未読本
古本屋さんにて発見
見るまで知らなかった・・
---
焼却炉からは色の黒い煙が細く細く空に流れ、
---
ぱらりぱらりと古本特有のページをめくる音
(ぱりぱりとも言う)
最初の短編を読んで思ったのは、
学生時代が終わってよかったーってこと。
二度と戻りたくはない。暗い過去
いじめいじめいじめ
自分の元となる幼少時代
交通事故で死にそうになったけど、自殺はしなかった。
--------解説から
「私」たちにとって、まず第一の他者は「私」自身である。「私」 には「私」が理解できない。「私」は「私」に、 うまく重ね合わせることができない。それなのに「私」は「私」 であるしかないということへの怖れ、 ほとんど恐怖にも近い驚きと戸惑いが、本書を覆っている。
--------