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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
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新しい家族迎えました四ヶ月と一週間経過

2024-07-17 | F

 

 



去勢手術も無事終了/// 術後10日後に抜糸も終わりました。
元気を取り戻した感じで安心

わんこぐんぐん成長中

未だにお散歩は全くダメ。。リードをすると歩かない。
穏やかでよいコなんだけど、そこだけが困ったちゃん。
生涯お散歩しないわんこもいるらしいけど、色々な場所に一緒にお出かけしたい。
どうなることやらと経過観察中

前のわんこもそうだけど、このコも手の指をおもちゃだと思っているらしく、
指に向かってじゃれてきます(笑)
甘噛みだから全然平気だけど、乳歯が永久歯へ完全に生え変わったところ。
かゆいのかな?
実は去勢手術時に乳歯が1本残っていたので、抜いてもらった。
ちょうど麻酔が効いていたから可能だった次第



ガブッ 健康な歯を保ちましょうね!
ってことで、下記を購入



乳歯を抜いてもらった際、先生にきちんと歯磨きして下さいと注意され。。
人の唾液は弱酸性~中性だけど、わんこの場合は弱アルカリ性
その違いだと、人と比べてわんこはむし歯菌が繁殖しにくく、むし歯になりにくいそう。
ただ一方、歯周病は一番発生が多く、さらに自分で症状を言えないせいもあり、発見時重症化していることが多いそう。。

ガーゼで虫歯予防もそうだけど、こんな歯ブラシおもちゃもGET

こちらの難はゴム臭い!
なので、中に棒状の歯磨きガムを入れてみた。
そうするとその効果でガチガチ噛みまくってます。
おかげで歯は綺麗✨




日々ちゃんと観察ね。
このもしゃもしゃ感・・トリミングの予約が中々取れず・・あと一週間後



このカッコは!!


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U

2024-07-17 | 作家別諸々(あ行)

 

 

雨穴
変な絵

 

三連休悪天候で予定がリスケになり、ゆるゆる読書

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雨穴『変な家』『変な間取り』と勘違いして借りた本最近ちょっとしたボケかましてます・・先日も周五郎のリアルに読んでいる本と同本を借りてきたという・・(^▽^;)『日日平...

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前作の『変な家』からの『変な絵』
残された絵から何が読み取れるのか・・
ゾッとする絵の説明に一気読みしてしまった。

 

--------(抜粋)

 

80万部突破!コミカライズ開始!
ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」!
タイトルは『変な絵』
あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?
とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?
その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!
今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!

※前作『変な家』の “キーマン” 栗原も登場!

 

--------






この絵から専門家は何を読み取るのか!?



初夏の夜のホラー!?



ラスト全てのパズルがかっちりと合わさった。

 


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大江健三郎全小説9

2024-07-17 | 大江健三郎



大江健三郎全小説9


2019年5月10日 第一刷発行
株式会社講談社

--------(抜粋)

 

危機にある男を励ます女―『「雨の木(レイン・ツリー)を聴く女たち』
大きな悲哀を負った女性の再生―『人生の親戚』
障害を持った兄との生活を通して家族・社会・時代、人間の未来を考える妹―『静かな生活』
美しい国際派女優をめぐる過去の事件と新たなもくろみ―『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』
女性的なるものの力に宿る希望と再生を主題にした4つの傑作長編小説

【収録作品】
 「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち
 人生の親戚
 静かな生活
 臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ


──女性的なるものの力

 

著書について

大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞、94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
 


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抜粋した最後の『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』
こちらは改題され『美しいアナベル・リイ』となっている。

・美しいアナベル・リイ
(文庫化に伴い『﨟たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』より改題)

「新潮」新潮社 2007年6月1日

 

『人生の親戚』から約20年を経た2007年
大江小説に2人目の主人公「サクラさん」=「サクラ・オギ・マガーシャック」
高齢なアメリカ国籍を持つ俳優
主人公「私」=「長江古義人」

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《私は十七歳の時、創元選書『ポオ詩集』でこの詩を発見し〈実在する、私にとってはまさにそのような少女に会うことがなかったとはいわない〉、占領軍のアメリカ文化センターの図書館で原詩を写した。日夏耿之介訳は次のようである。「わたの水阿のうらかげや/二なくめでしれいつくしぶ/アナベル・リイとわが身こそ/もとよりともにうなゐなれど/帝鄕羽衣の天人ども/ものうらやみのたねなりかし。」》


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「アナベル・リイ」とはエドガー・アラン・ポーの詩の中の永遠の少女の名である。

 


子役の幼女を盗撮してチャイルド・ポルノにしていることが発覚、警察沙汰になり消滅した一本の映画企画があった。
その映画に携わった仲間と美しき国際女優が30年の時を経て再び、私の前に現れた。
老作家である「私」に、頓挫した映画の企画を再度復活させようとシナリオの依頼をしてきた仲間「木守」
国際女優「サクラ」を主人公にしてクライストの『ミヒャエル・コールハースの運命』を原案として、映画の企画が進む中、「私」の故郷である四国の山奥で起こった一揆の指導者メイスケ母とが重なり、それを知ったサクラは大いに乗り気になり、「私」の妹で四国の村に住む「アサ」とコンタクトを取り、伝承を取材しながら役作りを進めてゆく。
子役の幼女が「サクラ」であり、映画を成功させようとする彼女の再生の物語
ポオの美しい詩篇、枕草子、農民蜂起の伝承が破天荒なドラマを彩る。

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ビデオ・カメラは、紅葉の色濃く照り映える林に囲まれた、女たちの群集に分け入る。サクラさんの嘆きと怒りの「口説き」は高まって、囃しに呼応する人々は波をなして揺れる。その声と動きの頂点で、沈黙と静止が来る。「小さなアリア」がしっかりそこを満たすなかに、サクラさんの叫び声が起り、音のないコダマとして、スクリーンに星輝く‥‥‥


---

ラスト

 


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