売れるだけや、役に立つかどうかだけでは危機感が足りない

あもさんの強烈なタイトルに合わせて私もちょっと煽り系のタイトルにしてみたw
とくに意味はありません。
「こういうのお前ら好きだろ〜」っていうのが見え過ぎているもの全般が嫌いなsachiakiです。
たんなるひねくれ者です。押忍！

あもさんとこの横浜はずっと待機児童系で苦労してるもんねえ。。
その上今の時代の女性にとって産んで育てるってことがハードル高すぎてびっくりすることが多いね。
ネット上で散々言われているけれど、
『学生時代に子供産めば「早すぎる！子供が子供を育てるのか」』
『就職してすぐ産休入れば「育休？仕事をなんだと思ってるんだ」』
『遅くに産めばキャリアもあるし「仕事と両立しろよ。家事の手抜きは許さん」』
って感じだもんねぇ。なんだろうなぁ。
案ずるより産むが安しって言葉も虚しい時代となりましたね。

イクメンなんて言葉ももてはやされて参加する男性も増えてはきているけれど
男性の考える育児と女性の考える育児の大きな隔たりのせいで
ますます壁は高くなっている感じもしなくはないです。
ちょっと前の記事だけど良い記事なので残しておきますね。
→パパが子育てを“手伝う”は間違っている！そう気付いたパパの言葉に考えさせられる

まぁ子ナシがなにを言っても「子供を産んで育てたこともないクセに分かった風なことを言うな」って言われてしまうので
はい、サーセン。って黙るしかないんですけれどw

それはさておいて。
せっかくなのでタイトルのこと。
今の世の中は「役に立つか」「売れるのかどうか」そこばかり注目されていることが多いですね。
もちろんそこを意識しなかったらせっかくの良いものも世間から見向きもされないので
それはそれで困ったことだと思うけれど、では「役に立つもの」「効率が良いもの」「無駄でないもの」
だけでなにかを作った時、それを愛せるか？というとまた別の話だと思うんですね。

なぜなら、人間は短所を愛するからです。

バカな子ほど可愛い。
じゃないけれど、隙のないものっていうのは息がつまるんですよ。
「売れるもの」というのは、そういったところも計算されて見事なデザインがなされているけれど
その根幹となる「本当に伝えたいこと」がなかった時
それは見事に瓦解して印象に残らないことになってしまうんじゃないかと思います。
また、名作というものは「誰にもこの良さはわからないかもしれないけれど、私だけがこの良さを知っている」
「この作品は私にしか分からない」と思わせて、何度も自分の中で消化されても耐えうるものを言うのだそうです。
「売るために作ったもの」にそこまで耐えられるものがどのくらいあるだろうか？
とはいえ、エヴァンゲリオンみたいな例もあるのでね。
（日本アニメ神話を信じる人たちにはエヴァのせいでアニメは死んだと言われてもいるけれど）

私だってご多分も漏れず絶対に売れてやる！！！！！の意気込みで
いや、売れてやる！！！じゃなくて世界をひっくり返してやる！！！！くらいの意気込みで作られた
MAD MAXやシン・ゴジラは好きですよ。
ネタのみのエッグスシングスのパンケーキとか大好きですよ。
でもそれらには隙があって、私たちに想像を許す余白があって良いのですよ。
そこには「役に立つ」か「売れるか」を超えた無駄があるなぁと思ったりします。
ゴジラの中に野村萬斎さんを入れる（モーションキャプチャーさせる）必要があったのか？とかさ
とても良いよね。
MAD MAXのあの意味がまったく分からない車のゴテゴテした装飾必要か？
なかったらあの世界にならないだろ。
とかね。
そしてそれに刺激を受けた次の世代がまた次の神話を作り出していくんだと思います。

あなたは効率化を目指し過ぎて、誰かの刺激になりうる人になっていますか？

刺激ばかりっていうのも困るけれど、刺激のない世の中ではそれこそ滅んでしまうんじゃないかしらw
迷惑をかける人間なんて滅べば良い、なんていって、本当にそうなってしまったら
きっと世の中は動かなくなって世界はつまらないものになって、それこそ滅んでしまうんじゃないかなー。

無駄と思われても、それらが本当に無駄だってことはないんじゃないかな。
無駄を愛そう。
そうすればみんなハッピーになると思いますよ☆
そんな感じです。
ハッピーとか書いておきつつ、座りっぱなし過ぎて腰が死にそうなので
私の腰の方が危機だっつーの！
なのでそろそろおいとまいたしますよ。そんじゃーね☆モイモイ