昨晩のX(旧Twitter)にて流れてきた
Amazon配達員を虐めすぎっていう画像付きポストで
マンションに入る人はあの配達の角バッグお断りとあって
なんていうか、傲慢ここに極まれりと
鼻白んでしまったsachiakiです。
高層マンションもエレベーターが使えないので
配達員さんがすごく嫌がるので
Uberなんかも高層マンションの配達は
なかなか受けてもらえないそうですが
これって大きな会社とかが
業務用エレベーターを用意できてないくせに
業務員さんに階段を使わせて
ビル内の綺麗に見せかけるやり方と
心根が同じなんだと思うんですけれど
バカじゃないの?ってついつい思ってしまいます。
たしかに来客された方の間を縫って
作業員さんとか業務員さんの姿が見えると
興醒めしたり、季節によってては
汗などの匂いで来客者が困るっていうのは
なんとかわかるんですけれど、
じゃぁバックドアや業務用はちゃんと用意しとけよ
って思っちゃうんですよね。
それができない癖に偉そうにすんなって気持ち。
ていうか、ヒエラルキーの見える化で
気持ち良くなっちゃってるキモい人が多いのかもね。
でさ、こういう話が出てくるといつも思い出すのが
『脂肪の塊/モーパッサン著』なんですけれど、
すっごい威張り腐っている貴族と娼婦の話なんだけど、
悪天候の中で乗り合った馬車の中で
空腹に耐えきれなくなった時に
娼婦のお嬢さんが持ってきていた食事を分け与え
そのあとも貴族たちの悪知恵で彼女が犠牲になり
彼女のおかげで馬車が進むことができたのに
彼女の犠牲に感謝するどころか汚いものとして扱い
尊厳を失った彼女は最後に泣き出してしまうんです。
こういった時に泣かれておしまい。
ヒドイ話だったね。で終わらせては
いけないのが現代だと思うんですけれど
どうも高みにいる側になると
自分が誰の犠牲のもとで暮らせているのか
そういうことを忘れてしまうようです。
そして、その犠牲は当たり前だし、
犠牲になるような下辺は汚らしいし
目にしたくないって態度になっていくのかな〜と。
それがマンションの張り紙などに繋がっていき
犠牲はそういう立場にいるお前が悪いと
正論っぽく説くのでしょう。
目線というのは変わっていくので
高い立場になった時に低い立場のことは見えなくなる
それはそうだと思うし、そうでなくては
その立場を維持できないのだとも思うけれど、
せっかく高い目線を持つことができるようになったのなら
広い目線も持ってもらいたいなって思います。
海洋汚染にて壊れた置き網の紐に絡まった海洋類の映像や
高度経済を支えるために開かれた森林で
水を吸収する力をなくし崩壊していく土地の映像を見た時など
私たちが私たち人間だけの目線ではいけないように
考えて暮らしていかなくちゃと思います。
件のようなマンションなどが増えるようなら
私は配達を受注する側がお断りをしていけば
ある程度解決するんじゃないか?と思うし
そのための新しい業種もできるかもなので
へりくだるだけの受注の仕方を止めるべきだと思っています。
クレームは正当な場合は相手の成長にもなるけれど、
ただの妨害で一方的であるなら報いは受けた方が
健全だと思うので。
そして双方が納得する形の新しいものを生み出して
より良い未来に繋がっていくと良いなって思います。
さて、そろそろ今夜のミーティングの
資料を読まないとならないのでこの辺にて。
それではまた!モイモイ