音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

N44G-CR vs N44GPH

2011-11-11 21:16:44 | オーディオ

今日は通販で注文したものがまとめて届いた。
その中で、とても期待していたのがN44GPHだ。M44Gには丸針だろ!という突っ込みもありそうだが、良くも悪くもM44Gをキャラクターづけているのが丸針とローコンプライアンス気味の振動系だと信じ切っているので(笑)、針先がラインコンタクトに変わったM44Gの音にとても興味があったのだ。
Dscn2988

M44Gは最新のボディー、旧型のボディー、それ新針、旧針、ユニオンで買ってきたCR針を入れ替えしてこれまで音遊びしてきたが、どうやらこれでとどめかもしれない。凶悪音溝テラークから、60年代プレスグラモフォン、エンジェル赤盤そしてYMOまで聴いてみたがこれ(旧型ボディー+N44GPH)でM44Gは決まり.....と思う。ウォームにウェットに聴くならCR針はとても魅力だが、今一つもどかしいところもあった。N44GPHはそれが随分と解消され、HIFIな要素もあって守備範囲が広くN44GPHの方が能力が高いように思える。M44Gらしさであるちょっと荒っぽいところ、キラついた高域は薄まるが、M44Gらしい押し出し感、元気の良さはそのままに情報量が増加した感じで実に楽しく音楽を聴かせてくれる。CR針とどちらを取るかと聞かれると難しいものがあるが、好みから行くとN-44GPHかな。
さっきまでドカドカとピンクフロイド(狂気、WALL)やらドナルドフェイゲン(ナイトフライ)など聴いていたが、今はエンジェル赤盤:フランクのヴァイオリンソナタがつややかにしかもしんみりと鳴っている。これは良い交換針が手に入った。
.......とここまでべた褒めしてきたが、しばらく聴いてみて、結局「やはりオリジナル針が一番」などと態度が変わるかも知れない。まあオーディオなんてそんなものなのかもなあ。(笑)

あわせてどっかりと届いたCD類に思わず顔がほころぶ。週末が楽しくなりそう。

コメント
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