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超関数の合成積 |
R2012-07.pdf に 第2章の残り(多変数のデルタ関数,超関数の合成積,δ(t)関数の物理的解釈)を追加しました.第3章はもう少し詳しく紹介します.
補足:(1) ∇2(1 / 4πr) = δ(x)δ(y)δ(z) です.円柱座標系,球面座標系による具体的な式は省略しました.
(2) 工学の「畳み込み積分」を数学では「合成積」といいます.ラプラス変換との対応の説明は省略しました.
(3) 双曲型偏微分方程式(波動方程式)の一般解をデルタ関数を用いて導いています.
(4) 物理的解釈の例で直列共振回路のインピーダンスのデルタ関数による時間領域での表現(δ'(t)あり!)が示されています.