やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

都留(1)-新聞店

2006年05月16日 | 都留市・西桂町

国道139号にあるこの新聞店、昭和12年の建築と言われている。元々は絹織物の会社の社屋だったようだ。5/15エントリーの大月の元材木店と似ていると思った。外壁の腰の部分が石張りであること、縦長窓の下の腰部分の処理等が共通している。同時代なので似たようなデザインが流行ったのかも知れない。
本年3月4日撮影、都留は改めて探訪したい街だ。

大物を捜せ!

2006年05月15日 | 大月市

“師匠”から調査指令を受けた大物物件はこちら。昭和初期の建築で元材木店の事務所として使われていたそうだ。師匠、このデザイン、都留の新聞店と似ていませんか? 地域も近いのでもしかしたら同じ設計者かも知れない。大月駅前も区画整理の話があるらしく、この建物の行く末も心配だ。

大月(1)-山小屋風駅舎

2006年05月14日 | 

私用で上京した帰り、大月駅で途中下車した。駅前にあるという物件の調査のためである。次の列車まで丁度1時間あったので、駅前商店街をぶらつく。戻ってこの駅舎を撮影する頃には、すっかり暗くなっていた。この駅舎も昭和初期のものとのこと。

鰍沢(5)-極め付けはこちら

2006年05月11日 | 富士川町(鰍沢・増穂)


小原屋原田商店は1844年(弘化元年)の創業。当時は塩、植物油、米穀などを扱った。1881(明治14)年には県内に初めて石油を持ち込む。中央線や身延線の開通で舟運は衰え、現在はガソリン販売をしている。事務所として使っているこの蔵を始め、敷地内にはかつての塩蔵、油蔵があり、いずれも登録文化財となっている。

鰍沢(2)

2006年05月08日 | 富士川町(鰍沢・増穂)
鰍沢の街は釜無川と笛吹川が合流し富士川となる漏斗口に位置する。その昔、富士川舟運の拠点として明治の末まで約300年に亘って栄えてきた。舟運終焉後も国・県の出先機関が集中する峡南地方の中心となってきた。今も蔵づくりの家並みがあちこちに見られる。