大変なスクープです!
以前このブログで、山梨県内にはヴォーリズ建築は現存していないと書きましたが、何とあったのです。ほぼ間違いないと思います。これまでは、県内のヴォ-リズ建築と言えば、
甲府YMCA会館(1917)
山梨英和学院講堂(1924)
の2棟にしか注目しなかったのですが、近代建築探訪仲間の小道さんから、昭和25年に甲府に宣教師館を建てたという記録がある、という情報をいただきました。
たまたま昨日、山梨英和に関わっている友人と話している中で、英和の古い宣教師館がある、ということを聞きました。その建物は小生も知っていたのですが、それが元宣教師館だったとは知らず、外観も今風に手が加えられていて、ちょっと見ただけではヴォ-リズとは思えません。ただ、暖炉の煙突が何か所かあり、そこそこ古い洋館だとは思っていました。
そして今日、友人に見せてもらった資料の中に昭和25年完成の写真を発見したのです。小生も手が震えました。建築当時の外観は、まさしくヴォ-リズと言って間違いないと思います。この建物はその後、寮として使われ、現在は空き家になっています。
現在の建物の様子です。
窓は現在普通の引き違いサッシですが、当初は格子窓でした。
破風の先端のデザインも変えられています。
2009年8月9日追記:建築当時と思われる写真を入手しましたので、UPします。
←“ヴォーリズは生きていた!”と一日一回で良いですからクリックして頂けるとありがたいです。
以前このブログで、山梨県内にはヴォーリズ建築は現存していないと書きましたが、何とあったのです。ほぼ間違いないと思います。これまでは、県内のヴォ-リズ建築と言えば、
甲府YMCA会館(1917)
山梨英和学院講堂(1924)
の2棟にしか注目しなかったのですが、近代建築探訪仲間の小道さんから、昭和25年に甲府に宣教師館を建てたという記録がある、という情報をいただきました。
たまたま昨日、山梨英和に関わっている友人と話している中で、英和の古い宣教師館がある、ということを聞きました。その建物は小生も知っていたのですが、それが元宣教師館だったとは知らず、外観も今風に手が加えられていて、ちょっと見ただけではヴォ-リズとは思えません。ただ、暖炉の煙突が何か所かあり、そこそこ古い洋館だとは思っていました。
そして今日、友人に見せてもらった資料の中に昭和25年完成の写真を発見したのです。小生も手が震えました。建築当時の外観は、まさしくヴォ-リズと言って間違いないと思います。この建物はその後、寮として使われ、現在は空き家になっています。
現在の建物の様子です。
窓は現在普通の引き違いサッシですが、当初は格子窓でした。
破風の先端のデザインも変えられています。
2009年8月9日追記:建築当時と思われる写真を入手しましたので、UPします。
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しかし、探そうという目が大切なのかも。見に行かなくっちゃ。
コンディションは悪くなさそうに見えるのですが、どうですか?
完成時の写真もアップして欲しいな。