大正末期に建設されて以来90年、神田須田町一丁目に位置する銅板建築家屋「柏山邸」は、この地の移りゆく時代に息づき、多くの人々の人生を見守ってきました。 ファサードに銅の板が葺かれた「銅板建築」と呼ばれる大変貴重な造りの建築物は、銅板に加え、”マンサード(腰折れ)屋根”というフランスの建築様式が評価され、「千代田区景観街づくり重要物件」にも認定されています。そんな柏山邸も、建物の老朽化、そして時代の移り変わりに伴い、惜しまれつつも近くに取り壊されることとなりました。長きにわたる90年間の幕を、いまここに終えようとしています。(千代田区観光協会ウェブサイトより)
という訳で、たまたま上京する用事が出たため、この銅板建築にお別れをして来ました。近くにはこんな歯科医院の建物もありました。この辺りはついこの間まで、このような建物が結構残っていたようです。
ここの所、取り壊しの情報ばかりで寂しい限りです。
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