やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

正徳寺の擬洋風住宅

2009年03月23日 | 山梨市

「日本近代建築総覧」によりますと、山梨市正徳寺に明治末年に建築という2棟の住宅がリストアップされています。総覧には番地まで出ていないので、このお宅がどちらかに該当すると思われますが分りません。

植木で全容が伺えませんが、下見板張り、縦長窓、2階の手摺など、擬洋風の雰囲気を醸し出しています。総覧の2棟は、最初このお宅と、3/21エントリーの「龍のいる家」かと思ったのですが、「龍のいる家」は明治初期ということですから、もう一棟どこかにあることになります。謎が深まってきました。

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2 コメント

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もう一つの建物 (峡陽文庫)
2009-03-23 23:07:47
 山梨市正徳寺のもう一棟の疑洋風建築ですが、おそらく旧正徳寺郵便局のことだと思います。現在、郵便局は国道沿い(山梨小学校の斜め前附近)に新築移転していますが、以前は、ブログで紹介されている家の附近にありました。相当以前にその郵便局に行ったことがあります。ちなみに、旧局舎の住所は、正徳寺1527番地で、根津記念館の前の通り沿いにありましたが、現在は取り壊されたようです。なお、正徳寺郵便局の開局は明治7年7月1日ですが、開局当時の建物ではなかったようです。
 
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Unknown (凡苦楽庵)
2009-03-24 07:55:24
峡陽文庫様、いつも情報ありがとうございます。
“総覧”には個人邸として名前が載っていますが、郵便局はありえますね。取壊されてしまったとのこと、残念です。
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